科目責任者 | 内藤 由紀子 (※) |
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担当者 | 内藤 由紀子 (※), 飯塚 佳子, 片桐 裕史 |
科目概要 | 3年 (2単位・選択) [保健衛生学科] |
我が国の食品製造や取り扱いに関する法規を体系的に学び、ヒトの病気の予防と健康の保持・増進に役立つ知識を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②に関連する。
【教育内容】
食品衛生行政の仕組みを学習し、食品衛生管理者、食品衛生監視員および健康食品管理士として必要な食品衛生関連法規の知識を学ぶ。
【教育方法】
授業形態:講義
フィードバックは学生からの要望があった場合に対応する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 食品衛生の関連法規 | 我が国の食品衛生関連の法規制制度について概説する。 | 内藤 由紀子 | 4/8② |
第2回 | 【対面】 食品安全基本法 | 食品安全基本法の目的やその概要と運用について解説する。 | 内藤 由紀子 | 4/15② |
第3回 | 【対面】 食品衛生法 | 食品衛生法の目的やその概要、基準設定、行政対応について解説する。 | 内藤 由紀子 | 4/22② |
第4回 | 【対面】 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 | 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の目的、医薬品の定義、医薬部外品の定義、法律違反の実例などについて解説する。 | 片桐 裕史 | 5/6② |
第5回 | 【対面】 食品表示法 | 食品表示法に基づく食品表示基準、行政対応、法律違反の実例について解説する。 | 片桐 裕史 | 5/13② |
第6回 | 【対面】 健康増進法1(概要) | 健康増進法の目的を理解するとともに、関係者の責務や健康食品との関係を解説する。 | 片桐 裕史 | 5/17④ |
第7回 | 【対面】 健康増進法2(行政対応) | 健康増進法に係わる行政対応と社会状況について解説する。 | 片桐 裕史 | 5/20② |
第8回 | 【対面】 消費者安全法 | 消費者安全法の目的、基本方針、消費者相談、行政対応などについて解説する。 | 飯塚 佳子 | 5/27② |
第9回 | 【対面】 JAS法 | JAS法の目的とその意義、JAS規格、加工食品、遺伝子組換え食品、有機農産物の品質表示などについて解説する。 | 飯塚 佳子 | 6/3② |
第10回 | 【対面】 景品表示法 | 概要と運用について解説する。 | 飯塚 佳子 | 6/10② |
第11回 | 【対面】 製造物責任法 | 概要と運用について解説する。 | 飯塚 佳子 | 6/17② |
第12回 | 【対面】 特定商取引法 | 概要と運用について解説する。 | 飯塚 佳子 | 6/24② |
第13回 | 【対面】 国際機関と海外事情 | WHO、FDA、OECD他、海外の法規制について解説する。 | 内藤 由紀子 | 7/1② |
第14回 | 【対面】 食品ロス削減推進法 | 我が国の食品ロスの現状と、その削減を目的とした法律について解説する。 | 内藤 由紀子 | 7/8② |
第15回 | 【対面】 まとめ | まとめ | 内藤 由紀子 | 7/15② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
研究機関での経験を踏まえて、医薬品の承認申請の経験を踏まえ、手続きの流れ等を概説する。
食品衛生管理者、食品衛生監視員および健康食品管理士の知識として必要な食品衛生関連法規の内容を説明できる。
定期試験により評価する(100%)。
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
教科書を利用して講義内容の予習を行う。講義資料および教科書を用いて講義内容を復習し、理解を深める。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 保健機能食品学(3年次「健康食品学」の教科書としても使用) | 長村洋一、平野和行、森下芳孝、熊取厚志 編著 | 一般社団法人 日本食品安全協会 |
参考書 | (なし) |
科目ナンバリングコード: HS201-FO01