科目責任者 | 市倉 加奈子 (※) |
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担当者 | 市倉 加奈子 (※) |
科目概要 | 3年 (2単位・自由) [健康科学科] |
心理学は研究成果に基づく科学的学問であり,幅広い理論が存在している。本科目では,心理学の歴史,生物学的基盤,知覚,学習,記憶,思考,感情,知能,パーソナリティなど,各領域の理論や研究について理解し,自身の将来の仕事や生活に実際に役立てられるような実用的な知識の習得を目指す。
【教育内容】
心理学の歴史,生物学的基盤,感覚・知覚,学習,記憶,言語・思考,動機づけ・感情,心の発達,知能,パーソナリティ,社会と個人,心の健康と不適応について,輪読,発表,解説,議論を通して学ぶ。
【教育方法】
事前事後の教科書読みでテーマの内容を理解した上で,講義内では代表者が各テーマについて順に発表を行う。発表後に教員より補足説明や解説を行った上で,全体で議論して理解を深める。また講義内で前回の確認テストを行い,知識の定着を目指す。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 オリエンテーション | 講義の目標・内容・進め方・評価方法について説明する。心理学とは何か,講義を行う。 | 市倉 加奈子 | 9/24③ |
第2~3回 | 【対面】 心理学の歴史と成り立ち/心の生物学的基盤 | 心理学の歴史と成り立ち/心の生物学的基盤について代表者が発表し,重要な内容について解説するとともに,全体で議論する。 | 市倉 加奈子 | 10/1③④ |
第4~5回 | 【対面】 感覚・知覚/学習 | 前回の確認テストを行う。感覚・知覚/学習について代表者が発表し,重要な内容について解説するとともに,全体で議論する。 | 市倉 加奈子 | 10/8③④ |
第6~7回 | 【対面】 記憶/言語・思考 | 前回の確認テストを行う。記憶/言語・思考について代表者が発表し,重要な内容について解説するとともに,全体で議論する。 | 市倉 加奈子 | 11/5③④ |
第8~9回 | 【対面】 動機づけ・感情/心の発達 | 前回の確認テストを行う。動機づけ・感情/心の発達について代表者が発表し,重要な内容について解説するとともに,全体で議論する。 | 市倉 加奈子 | 11/12③④ |
第10~11回 | 【対面】 知能/パーソナリティ | 前回の確認テストを行う。知能/パーソナリティについて代表者が発表し,重要な内容について解説するとともに,全体で議論する。 | 市倉 加奈子 | 11/19③④ |
第12~13回 | 【対面】 社会と個人/心の健康と不適応 | 前回の確認テストを行う。社会と個人/心の健康と不適応について代表者が発表し,重要な内容について解説するとともに,全体で議論する。 | 市倉 加奈子 | 11/26③④ |
第14~15回 | 【対面】 まとめ | 前回の確認テストを行う。心理学概論として学んだ理論のうち1つを選択し,臨床心理的支援とのつながりを考え,レポートとしてまとめる。 | 市倉 加奈子 | 12/3③④ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
臨床心理士・公認心理師としての臨床経験を踏まえ、心理学について講義を行う。
心理学とは何か,心理学の歴史,生物学的基盤,感覚・知覚,学習,記憶,言語・思考,動機づけ・感情,心の発達,知能,パーソナリティ,社会と個人,心の健康と不適応に関する研究や理論について説明できる。
授業への参加態度(40%)/確認テスト(30%)/期末レポート(30%)
※なお確認テストは、回収後に講義内で解説と答え合わせを行う。
※期末レポートは、フィードバックを記載して2週間以内に本人に返却される。
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
予習:グループディスカッションのために、次回講義の範囲となる章を事前に読んでおくこと。
復習:確認テストのために,毎回の講義で範囲となった章を事後に読み直しておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 公認心理師の基礎と実践2「心理学概論」 | 繁枡算男 | 遠見書房 |
参考書 |
科目ナンバリングコード: HS301-MH08