科目責任者 | 原 秀剛 (※) |
---|---|
担当者 | 原 秀剛 (※) |
科目概要 | 全学年 (1単位・自由) [全学科 全専攻] |
近年の医療において、放射線機器に代表される医療機器の進歩は目覚ましく、医療施設においての種々検査の役割が重要視される。将来、医療の現場に携わる者として放射線部門におけるこれらの最新医療機器についての知識を習得する。
【教育内容】
医療、医学に利用される最新科学に関して、臨床にて実際に使用されている画像診断機器を中心に、放射線の基礎や人体への影響から最新研究までの幅広い放射線医学分野について教授する。また、これらを主に扱う診療放射線技師の業務について学ぶ。
【教育方法】
講義形式、パワーポイントを使用する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 放射線診断概論 | 画像診断機器の変遷を学習する。 | 原 秀剛 | 9/4⑤ |
第2回 | 放射線の基礎 | 放射線の分類と性質について学習する。 | 原 秀剛 | 9/11⑤ |
第3回 | 放射線の人体への影響 | 生体への放射線影響(被ばく)について学習する。 | 原 秀剛 | 9/18⑤ |
第4回 | X線を利用した検査 | 診断用X線装置、X線CT装置等について学習する。 | 原 秀剛 | 9/25⑤ |
第5回 | 磁気と音波を利用した検査 | MRI装置、超音波診断装置について学習する。 | 原 秀剛 | 10/2⑤ |
第6回 | 放射性医薬品を利用した検査 | 核医学診断装置(SPECT,PET)について学習する。 | 原 秀剛 | 10/9⑤ |
第7回 | 放射線を利用した治療 | 放射線治療装置(LINAC等)について学習する。 | 原 秀剛 | 10/16⑤ |
第8回 | 放射線を利用した最新研究 | 最新画像診断装置を用いた研究を学習する。 | 原 秀剛 | 10/23⑤ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、X線画像診断機器の基礎知識と最新医療機器について概説する。
医療に利用される最新科学として、主に放射線分野における医療機器についての見識を深める。将来、臨床現場におけるチーム医療のスムーズな導入のために、「医療における放射線の役割」を説明できるようになる。
レポート(90%)、受講態度(10%)により総合的に評価する。
課題レポートは、最終回にて返却し、内容の解説を行う。
授業時間外に必要な学習の時間:30時間
学習内容をより深いものにするため、参考書を読むこと(用語を調べておくこと)。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 随時、プリントの配布 | ||
参考書 | 見て学ぶ放射線 | 赤羽利昭 著 | 通商産業研究社 |
参考書 | 放射線生物学ノート 放射線にたずさわる医師・技師のために | 小須田茂 著 | 文光堂 |
参考書 | 診療放射線技師 画像診断機器ガイド | 中澤靖夫 編 | メジカルビュー社 |
参考書 | ぜんぶわかる最先端医療 | 菊池眞 監修 | 成美堂出版 |
科目ナンバリングコード: (HS)HS401-FF05,(ML)ML401-FF08, (CE)CE401-FF08,(RT)RT401-FF08,(PT)PT401-FF08,(OT)OT401-FF08,(ST)ST401-FF08,(OV)OV401-FF08