Web Syllabus(講義概要)
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視覚矯正工学Optometric Engineering
科目責任者榊原 七重 (※)
担当者川守田 拓志 (※), 榊原 七重 (※)
科目概要4年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻]

授業の目的

 視覚入力系のしくみや視覚以外の情報のとり入れを理解し、視覚障害者や弱視のリハビリテーション、ロービジョンケアのあり方、眼鏡の基礎と処方テクニックを学習する。
視覚障害者の社会的背景を知り、必要な配慮、可能な支援とは何かを考えられるようになる。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
 光学(幾何光学、波動光学、眼球光学、生理光学の一部とロービジョンのための光学)、眼鏡やCL・IOLの基礎と実践、視覚補助具の応用工学、弱視レンズ、視覚代行・人工視覚、等を学習、習得する。
視覚障害者の社会的背景を知り、配慮、支援について理解する。

【教育方法】
講義内では、教材に具体的な症例や事例を呈示し、臨床の視能訓練士業務における、光学的知識の活用方法とその興味深さが伝わるような教育方法を展開する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1・2回【オンライン】
ロービジョン①②③
 ロービジョン総論
 ロービジョンと法律
 ロービジョンと社会的資源
ロービジョン総論について理解する。
 法律上の視覚障碍者の定義を理解する。
 社会的資源の活用のために必要な知識を理解する。
榊原 七重
4/16③④
第3・4回【オンライン】
視覚矯正工学①②
 光学の基礎
 眼鏡の基礎
光学性能評価法、波面光学の基礎を理解する。
眼鏡の基礎 材質、形状、収差、カラーレンズを理解する。
川守田 拓志
4/20③④
第5~7回【オンライン】
ロービジョン④⑤⑥
 視覚障害者のリハビリテーション
 ロービジョン評価
 ロービジョン補助具
視覚障害者のリハビリテーション
 歩行訓練、ADLを理解する。  
ロービジョン評価
 ロービジョンの評価を理解する。
ロービジョン補助具
 補助具の選定、使用練習を理解する。
榊原 七重
4/23③④⑤
第8・9回【オンライン】
視覚矯正工学③④
 眼鏡・コンタクトレンズ
 眼内レンズ
眼鏡、コンタクトレンズの光学を理解する。
フィッティングを理解する。
眼内レンズと偽水晶体眼の光学を理解する。
川守田 拓志
4/27③④
第10~12回【オンライン】
ロービジョンの矯正工学
視覚障害者のリハビリテーション
  ロービジョンの心理社会的側面
  バリアフリー
  ユニバーサルデザイン
を学び、ロービジョン者に対する配慮についてディスカッションする。
榊原 七重
4/30③④⑤
第13~15回【対面】
ロービジョン
総括
眼鏡処方のテクニックを理解する。
視覚障害者のリハビリテーション
  ロービジョン処方の選択を学び、臨床例をもとに、問題に対する解決法を考えられるようになる。
榊原 七重
7/10③④⑤
第1・2回
項目
【オンライン】
ロービジョン①②③
 ロービジョン総論
 ロービジョンと法律
 ロービジョンと社会的資源
授業内容
ロービジョン総論について理解する。
 法律上の視覚障碍者の定義を理解する。
 社会的資源の活用のために必要な知識を理解する。
担当者
榊原 七重
日時
4/16③④
第3・4回
項目
【オンライン】
視覚矯正工学①②
 光学の基礎
 眼鏡の基礎
授業内容
光学性能評価法、波面光学の基礎を理解する。
眼鏡の基礎 材質、形状、収差、カラーレンズを理解する。
担当者
川守田 拓志
日時
4/20③④
第5~7回
項目
【オンライン】
ロービジョン④⑤⑥
 視覚障害者のリハビリテーション
 ロービジョン評価
 ロービジョン補助具
授業内容
視覚障害者のリハビリテーション
 歩行訓練、ADLを理解する。  
ロービジョン評価
 ロービジョンの評価を理解する。
ロービジョン補助具
 補助具の選定、使用練習を理解する。
担当者
榊原 七重
日時
4/23③④⑤
第8・9回
項目
【オンライン】
視覚矯正工学③④
 眼鏡・コンタクトレンズ
 眼内レンズ
授業内容
眼鏡、コンタクトレンズの光学を理解する。
フィッティングを理解する。
眼内レンズと偽水晶体眼の光学を理解する。
担当者
川守田 拓志
日時
4/27③④
第10~12回
項目
【オンライン】
ロービジョンの矯正工学
授業内容
視覚障害者のリハビリテーション
  ロービジョンの心理社会的側面
  バリアフリー
  ユニバーサルデザイン
を学び、ロービジョン者に対する配慮についてディスカッションする。
担当者
榊原 七重
日時
4/30③④⑤
第13~15回
項目
【対面】
ロービジョン
総括
授業内容
眼鏡処方のテクニックを理解する。
視覚障害者のリハビリテーション
  ロービジョン処方の選択を学び、臨床例をもとに、問題に対する解決法を考えられるようになる。
担当者
榊原 七重
日時
7/10③④⑤

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、臨床における視覚障害者支援について、症例紹介を交え講義する。

到達目標

 視覚矯正の理論と実際について理解し、残存視機能の有効利用と視覚リハビリテーションを実社会に応用出来るようにする。
 眼鏡の基礎と処方テクニック、リハビリテーションへの応用を理解する。
 視覚障碍者に対して必要な配慮、可能な支援について自分なりの考えが述べられるようになる。

評価基準

 定期試験にて評価する(100%)。欠席は減点とする。

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
予習:
眼光学や生理光学の基礎知識について復習する。
社会福祉実習で使用した資料等を見て復習しておくこと。
復習:
授業後には対応する教科書範囲を復習しておくこと。
関係法規等変更点があった場合には、知識を更新できるようにしておくこと。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書新しいロービジョンケア山本修一、加藤聡、新井三樹メジカルビュー、2018
参考書ロービジョン・マニュアル小田浩一オー・ビー・エス、2010
参考書新しい眼光学の基礎西信元嗣、岩田耕一、魚里 博金原出版、2008
参考書Understanding Low VisionRandall T. JoseAmerican Foundation for the Blind
参考書ロービジョンケアの実際高橋 広医学書院、2006
参考書2年次の社会福祉実習講義資料、見学施設資料等
教科書
署名
新しいロービジョンケア
著者・編者
山本修一、加藤聡、新井三樹
発行所
メジカルビュー、2018
参考書
署名
ロービジョン・マニュアル
著者・編者
小田浩一
発行所
オー・ビー・エス、2010
参考書
署名
新しい眼光学の基礎
著者・編者
西信元嗣、岩田耕一、魚里 博
発行所
金原出版、2008
参考書
署名
Understanding Low Vision
著者・編者
Randall T. Jose
発行所
American Foundation for the Blind
参考書
署名
ロービジョンケアの実際
著者・編者
高橋 広
発行所
医学書院、2006
参考書
署名
2年次の社会福祉実習講義資料、見学施設資料等
著者・編者
発行所

備考・その他

科目ナンバリングコード: OV301-SS24