科目責任者 | 神谷 和孝 (※) |
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担当者 | 神谷 和孝 (※), 岩田 遥 (※), 藤村 芙佐子 (※) |
科目概要 | 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
視覚系の基礎的な生理学を学び、眼科における臨床生理学を十分理解する。
【教育内容】
視覚生理学の基礎として網膜・視路の興奮伝達機構、光覚、色覚、視野などについて理解を図る。
【教育方法】
講義形式、パワーポイントを使用する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 色覚(1) | 色の性質・色覚の学説について学ぶ。 | 岩田 遥 | 9/2② |
第2回 | 【対面】 色覚(2) | 色覚異常と遺伝形式との関連について学ぶ。仮性同色表(色覚検査表)について習得する。 | 岩田 遥 | 9/9② |
第3回 | 【対面】 色覚(3) | 色相配列試験について学ぶ。色光を用いた検査法について習得する。 | 岩田 遥 | 9/16② |
第4回 | 【対面】 色覚(4) | 色覚(1)~(3)に関する小テストを行う。 | 岩田 遥 | 9/23② |
第5回 | 【対面】 視野(1) | 視野検査に関する基礎知識を学ぶ。 | 藤村 芙佐子 | 9/30② |
第6回 | 【対面】 視野(2) | 動的視野検査に必要な基礎知識を学ぶ。 | 藤村 芙佐子 | 10/7② |
第7回 | 【対面】 視野(3) | 動的視野検査の基本的な事項と、一般に使用される検査方法を学ぶ。 | 藤村 芙佐子 | 10/14② |
第8回 | 【対面】 視野(4) | 静的視野検査の基本的な事項と、一般に使用される検査方法を学ぶ。特殊視野検査について習得する。 | 藤村 芙佐子 | 10/21② |
第9回 | 【対面】 視野(5) | 視野(1)~(4)について小テストを行う。 | 藤村 芙佐子 | 10/28② |
第10回 | 【対面】 眼の電気生理(1) | 電気生理学の基本的事項について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 11/4② |
第11回 | 【対面】 眼の電気生理(2) | ERGとは何か、検査で何がわかるのかを学ぶ。 | 神谷 和孝 | 11/11② |
第12回 | 【対面】 眼の電気生理(3) | EOGとは何か、検査で何がわかるのかを学ぶ。 | 神谷 和孝 | 11/18② |
第13回 | 【対面】 眼の電気生理(4) | VEPとは何か、検査で何がわかるのかを学ぶ。 | 神谷 和孝 | 11/25② |
第14回 | 【対面】 光覚・周波数特性(1) | 明順応・暗順応について学ぶ。時間周波数特性(臨界融合頻度)・空間周波数特性 (コントラスト感度)について習得する。 | 藤村 芙佐子 | 12/2② |
第15回 | 【対面】 光覚・周波数特性(2) | 光覚・周波数特性(1)に関する小テストを行う。 | 藤村 芙佐子 | 12/9② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
臨床経験を基に、眼の解剖・構造を踏まえ、実際の臨床所見としてどのように検出されるかを概説する。
臨床生理学実習を円滑に行うための基礎知識、応用力を習得する。
小テスト(30%)+定期試験(70%)により評価
事前に教科書(視能学)を良く読んで内容を把握しておくこと。とくに、電気生理の講義の前には、高校の物理学の教科書等で関連する基礎項目を確認しておくことが望ましい。また、次年度の視覚臨床生理学実習を滞りなく行うために、復習をきちんと行っておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 視能学(増補版) | 丸尾敏夫、他 | 文光堂 |
参考書 | 色覚と色覚異常 | 太田安雄、清水金郎 | 金原出版 |
参考書 | 眼科検査法ハンドブック | 丸尾敏夫、他編集 | 医学書院 |
参考書 | Adler’s Physiology of the Eye | Mosby |
科目ナンバリングコード: OV301-SS06