科目責任者 | 村瀬 華子 (※) |
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担当者 | 村瀬 華子 (※) |
科目概要 | 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
臨床心理学は精神障害だけでなく、身体障害、発達障害、知的障害など様々な障害を抱える人々のニーズを理解し、支援する学問である。心理支援の対象となる障害の特徴や症状を生物・心理・社会モデルに基づいて理解し、その支援方法について学ぶ。
【教育内容】
身体障害、知的能力障害、発達障害、精神障害の特徴を生物・心理・社会モデルに基づいて解説する。
各種障害のための支援について説明する。
【教育方法】
授業はオンデマンド(動画)での講義を通して行う。
毎週2限開始時間(10:40)からオンラインにて小テストを行う。
授業の展開によって、授業計画には若干の変更があり得るので、指示をよく聞く・読 むこと。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【オンデマンド】 オリエンテーション | 授業内容、評価方法についての説明。 | 村瀬 華子 | |
第2回 | 【オンデマンド】 障害とは | 障害分類と障害の捉え方について解説する。 | 村瀬 華子 | |
第3回 | 【オンデマンド】 身体障害:視覚障害 | 視覚障害の特徴と支援について解説する。 | 村瀬 華子 | |
第4回 | 【オンデマンド】身体障害:聴覚障害 | 聴覚障害の特徴と支援について解説する。 | 村瀬 華子 | |
第5回 6/18② | 【オンライン】 小テスト1 【オンデマンド】 知的能力障害 | *小テスト 1 (10:40 開始) [範囲:第 1 回〜4 回] 知的能力障害の特徴と支援について解説する。 | 村瀬 華子 | |
第6回 | 【オンデマンド】 発達障害:ADHD、学習障害 | ADHDと学習障害の特徴と支援について解説する。 | 村瀬 華子 | |
第7回 6/25② | 【オンライン】 小テスト2 【オンデマンド】 発達障害:自閉スペクトラム症 | *小テスト 2 (10:40 開始) [範囲:第 5 回〜6 回] 自閉スペクトラム症の特徴と支援について解説する。 | 村瀬 華子 | |
第8回 | 【オンデマンド】 精神障害とは | 精神障害の定義と分類方法について解説する。 | 村瀬 華子 | |
第9回 7/2② | 【オンライン】 小テスト3 【オンデマンド】 精神障害:不安症関連 感想1課題 | *小テスト 3 (10:40 開始) [範囲:第 7 回〜8 回] *感想1(7/2, 23:59 までに提出) 社交不安症、パニック症が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。 | 村瀬 華子 | |
第10回 | 【オンデマンド】 精神障害:不安症関連 | 心的外傷後ストレス障害(PTSD)が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。 | 村瀬 華子 | |
第11回 7/9② | 【オンライン】 小テスト4 【オンデマンド】 精神障害:うつ病関連 | *小テスト 4 (10:40 開始) [範囲:第 9 回〜10 回] うつ病が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。 | 村瀬 華子 | |
第12回 | 【オンデマンド】 精神障害:うつ病関連 | 双極性障害が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。 | 村瀬 華子 | |
第13回 7/16② | 【オンライン】 小テスト5 【オンデマンド】 精神障害:統合失調症 | *小テスト 5 (10:40 開始) [範囲:第 11 回〜12 回] 統合失調症が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。 | 村瀬 華子 | |
第14回 | 【オンデマンド】 精神障害:嗜癖・依存症 | 嗜癖・依存症が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。 | 村瀬 華子 | |
第15回 7/23② | 【オンライン】 小テスト6 感想2課題 | *小テスト 6 (10:40 開始) [範囲:第 13 回〜14 回] *感想2(7/23, 23:59までに提出。) | 村瀬 華子 |
◆実務経験の授業への活用方法◆
教員は日米の医療・教育現場にて精神疾患や発達障害などを持つ子供から大人までを対象にアセスメントと心理療法を行なった経験を持つ。授業では実務経験から得た例を交えながら臨床心理学の理論や介入方法について説明する。
心理社会的支援の対象となる障害が起こるメカニズムとその支援について説明できる。
当事者の心理やニーズを理解、配慮した支援方法を考えられる。
小テスト (計 5 回※備考を参照) 95%
感想課題 (計 2 回) 5%
授業時間外に必要な学習の時間:計60時間
教科書および資料を読み予習・復習をし、専門用語とその定義や質問をまとめること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 臨床心理学 | 丹野義彦・石垣琢磨・毛利伊吹・佐々木淳・杉山明子 | 有斐閣 |
参考書 | 障害児心理入門(第二版) | 井澤信三・小島道生 | ミネルヴァ書房 |
科目ナンバリングコード: (PT)PT201-SF15, (OT)OT201-SF12, (ST)ST201-SF22, (OV)OV201-SF12
【小テストについて】
• 小テストはシラバスに記載された日時にオンライン上で計 6 回行われます。
• 小テストは予定日の 10:40 から10 分程度行われます。回答時間はそのテストの問題数などによって多少(数分程度)変わるので、小テストごとにお知らせします。
• システムの都合上、小テストが行われている時間内であれば遅れて開始することはできますが、テストが締め切られた後に回答し続けることや、開始することはできません。小テストが行われる時間にきちんと始め、制限時間内に送信できるように、インタ ーネットの接続やパソコンなどの機器の準備を整え、Google Classroom にログインしておいてください。
• 一度回答を提出すると、回答の変更はできません。提出する前にきちんと見直しましょう。
• 6 回の小テストのうち、最も点数が低かった小テストは成績に含まれません。つまり、「病気・体調不良」「勉強不足」「インターネットがつながらない・パソコ ンが壊れた」「遅れて開始して最後まで回答できなかった」「寝坊」などの理由 で小テストを受けられなかった・点数が悪かった1回分の点数は成績に反映されません。
【感想1&2について】
• 授業で習ったトピックについての感想をオンラインで提出していただきます。詳細は提出日が近くなったら Google Classroom にてお知らせします。
【その他】
• この授業では様々な学生の学習環境を考慮し、パソコン、タブレット、スマート フォンなどで学べるように努めます。課題や小テストはオンライン上で行うので、プリンターは必要ありません。
• この科目では、私たちにとって身近な心の問題を扱うため、自分自身の辛い 経験を思い出したり、周囲の人のことが心配になることがあるかもしれません。もし誰かに相談したい場合は学生相談室がサポートを提供しています: 学生相談室:https://www.kitasato- u.ac.jp/jp/campuslife/health_care/gakusou/index.html