科目責任者 | 東川 麻里 (※) |
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担当者 | 東川 麻里 (※), 堀口 利之 (※), 秦 若菜 (※), 村上 健 (※), 市川 勝 (※) |
科目概要 | 3年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] |
運動障害性構音障害を対象とした言語聴覚療法に必要な知識・技術を身につけるために、運動障害性構音障害の発生機序と病態を理解し、必要な評価・診断・訓練プログラムの立案を行って、基本的な訓練を行うための能力を習得する。
【教育内容】
運動障害性構音障害の病態、評価・診断方法を学び、訓練プログラムを立案・訓練の実施のための実技を学ぶ。
【教育方法】
オンデマンド、オンラインを含む授業、実習を行う。レポートの作成、小テスト等を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1〜6 回 | 【オンデマンド】 運動障害性構音障害とは何か | 運動障害性構音障害とは何かを学ぶ | 東川 麻里 | 4/21 4/28 5/12 |
7・8回 | 【オンライン】 運動障害性構音障害の病態の基礎 | 医学的評価(脳神経検査)の方法、運動障害性構音障害の分類と病態を学ぶ [実習] | 堀口 利之 | 5/19①② |
9 回 | 【オンライン】 運動障害性構音障害の発話特徴 | 運動障害性構音障害の各タイプの発話特徴を学ぶ | 東川 麻里 | 5/26① |
10 回 | 【オンデマンド】 評価・診断の方法 | 運動障害性構音障害の評価・診断の方法を学ぶ | 東川 麻里 | 5/26② |
11・12 回 | 【オンライン】 評価・診断1 発声発語器官の検査 | 発声発語器官の検査について学ぶ [実習] | 秦 若菜 | 6/2①② |
13・14 回 | 【オンライン】 運動障害性構音障害の治療 | 運動障害性構音障害の治療の考え方を学ぶ | 東川 麻里 | 6/9①② |
15・16 回 | 【オンライン】 治療・訓練1 構音器官・構音へのアプローチ | 構音器官・構音に対するアプローチについて学ぶ | 秦 若菜 | 6/16①② |
17・18 回 | 【対面】 治療・訓練2 拡大代替コミュニケーション(AAC) | AACについて学ぶ | 秦 若菜 東川 麻里 市川 勝 | 7/8③④ |
19・20 回 | 【対面】 評価・診断2 構音障害の評価 | 構音障害の評価について学ぶ [実習] | 東川 麻里 秦 若菜 市川 勝 | 7/15③④ |
21・22 回 | 【対面】 評価・診断3 症例検討 | 運動障害性構音障害の評価・診断の方法について症例を通して学ぶ [実習] | 東川 麻里 秦 若菜 市川 勝 | 7/22③④ |
23・24 回 | 【対面】 治療・訓練3 問題点の抽出 | 問題点の抽出の方法について症例を通して学ぶ [実習] | 東川 麻里 秦 若菜 市川 勝 | 7/29③④ |
25・26回 | 【オンライン】 治療・訓練4 訓練プログラム立案 | 訓練プログラムの立案の方法について症例を通して学ぶ [実習] | 秦 若菜 | 8/4①② |
27・28・29回 | 【対面】 治療・訓練5 訓練の実施 | ロールプレイを行って訓練方法を学ぶ [実習] | 東川 麻里 秦 若菜 村上 健 市川 勝 | 10/15③④⑤ |
30回 | 【対面】 運動障害性構音障害の臨床 まとめ | まとめ | 東川 麻里 村上 健 秦 若菜 市川 勝 | 10/22⑤ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
医師、言語聴覚士としての臨床経験を踏まえ、運動障害性構音障害に関する知識と技術を実践的に教授する。
運動障害性構音障害の病態を理解して、その分類とそれぞれの症状を理解できる。適切な評価を行って問題点を抽出し、訓練プログラムを立案することができる。基本的な訓練を行うことができる。症例のレポートを作成することができる。
定期試験(60%)、レポート等の課題(30%)、小テスト、授業・実習への参加など(10%)。
【授業時間外に必要な学習時間:45時間】
1、2年次に履修した関連科目の内容を再学習しておくこと。
課題となったレポートを提出して、修正すべき箇所は見直して完成させておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 言語聴覚士のための運動障害性構音障害 第1版第6刷 | 廣瀬肇、柴田貞雄、白坂康俊著 | 医歯薬出版、2005 |
参考書 | 運動性発話障害の臨床 小児から大人まで | Yorkston,K.M.他著、伊藤元信、西尾正輝監訳 | インテルナ出版、2004 |
科目ナンバリングコード: ST302-SS07