科目責任者 | 今井 忠則 (※) |
---|---|
担当者 | 今井 忠則 (※), 髙橋 香代子 (※), 渡辺 愛記 (※), 渡邉 誠 (※), 河村 晃依 (※), 前場 洋佑 (※) |
科目概要 | 3年 (4単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
1.専門職種として望ましい行動を理解することができる。
2.作業療法評価の過程を理解することができる。
3.作業療法を実施する過程を理解することができる。
4.記録・報告ができる。
【教育内容】
臨床実習は、これまで培ってきた医療専門職種としての態度および大学で学んできた知識と技術を臨床における作業療法体験を通して再学習し、統合する過程である。学生は臨床実習指導者の指導のもとに、作業療法士として知識と技術を学習する。
【教育方法】
身体障害,精神保健,老年期のいずれかの領域で3週間の臨床実習を行う。臨床実習の事前学習として,事前課題の自己学習,評価過程・臨床推論に関する講義,実技演習(OSCE),及び実習オリエンテーションを行う。臨床実習後は,実習後セミナー及び演習にて事例検討を行い,経験・知識の統合を図り,次年度の臨床実習Ⅳへ備える。また,実習後の実技演習(OSCE)にて臨床技能に関する教育効果を評価する。
※COVID-19対策のため,授業形態・内容,日程,評価方法を変更する場合がある。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
---|---|---|---|---|
1回 | 【対面】 オリエンテーション① | 臨床実習Ⅲの概要説明を行う。 | 今井 忠則 渡邉 誠 | 9/1① |
2〜5回 | 【対面】 実習前の作業療法演習① | 臨地実習に臨むにあたって必要な事前学習を行う。(身体障害領域) | 今井 忠則 渡辺 愛記 | 9/4③ 9/11③ 9/15② 9/24③ |
6〜11回 | 【対面】 実習前の作業療法演習② OSCE概要説明 | ・臨地実習に臨むにあたって必要な事前学習を行う。(精神保健・老年期領域) ・臨床実習セミナーへの参加 ・OSCEの目的・内容のガイダンスを行う | 今井 忠則 渡邉 誠 | 9/29①② 10/5①② 10/6①② |
12〜17回 | 【対面】 実習前OSCE | 実技試験を行う。 | 今井 忠則 渡邉 誠 髙橋 香代子 河村 晃依 前場 洋佑 | 10/13①② 10/20①② 10/27①② |
18〜21回 | 【対面】 Clinical Reasoning | 作業療法に求められるclinical reasoningを学習する | 今井 忠則 渡邉 誠 | 10/29③④ 11/4③④ |
22・23回 | 【対面】 臨床実習と安全管理 | 臨床実習における安全管理について講義する。 臨地実習に関する諸手続きについて説明する。 | 今井 忠則 渡邉 誠 | 11/10④⑤ |
24〜98回 | 臨床実習 | 臨床での実習を通じ、対象者との接し方、評価計画の立て方、評価の実施方法、全体像の統合方法、目標設定の方法について学習する。 *実習施設の勤務形態によって,11/9(月:大学創立記念日)開始の場合や土日に行われ,平日が休みとなる場合がある 。いずれにしても週5日(計15日)がめやす。 | 今井 忠則 渡邉 誠 | 11/16①②③④⑤ 11/17①②③④⑤ 11/18①②③④⑤ 11/19①②③④⑤ 11/20①②③④⑤ 11/24①②③④⑤ 11/25①②③④⑤ 11/26①②③④⑤ 11/27①②③④⑤ 11/28①②③④⑤ 11/30①②③④⑤ 12/1①②③④⑤ 12/2①②③④⑤ 12/3①②③④⑤ 12/4①②③④⑤ |
99〜108回 | 【対面】 実習後セミナー | 経験した事例を基に,情報を再構成しまとめる。 事例報告を行い,経験を共有する。 | 今井 忠則 渡邉 誠 | 12/7①② 12/8①② 12/9①② 12/10①② 12/11①② |
109〜118回 | 【対面】 実習後OSCE | 実技試験(含むフィードバック)を行う。 | 今井 忠則 渡邉 誠 髙橋 香代子 河村 晃依 前場 洋佑 | 12/14①②③④⑤ 12/15①②③④⑤ |
119〜120回 | 【対面】 実習後の作業療法演習 | 経験した事例をもとに,臨床実習Ⅳへ向けて事前学習を行う。 | 今井 忠則 渡辺 愛記 | 12/18①② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、作業療法の臨床的思考や職業倫理、接遇などに関して学生に伝える。
1.対象者との接し方を理解する。
2.評価計画の立て方を理解する。
3.評価の実施方法を理解する。
4.全体像をまとめる方法を理解する。
5.目標を設定する方法を理解する。
6.治療・支援を計画する方法を理解する。
7.事例(症例)報告書の作成方法を理解する。
事前学習レポート(40%)、実習課題レポート(40%)、ポートフォリオ(20%)の総合評価とする。
臨床実習Ⅲの手引きを熟読し、内容を理解しておくこと。
講義、演習、実習で行った内容・配布資料は適切にノートし、ポートフォリオ作成を行うこと。
【授業時間外に必要な学習時間(めやす)】
・臨床(臨地)実習期間中の実習ノート・ケースレポート等の作成:1日3時間(計45時間)
・OSCEの予習:計12時間
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 臨床実習Ⅲの手引き | 北里大学医療衛生学部作業療法学専攻 | 北里大学医療衛生学部作業療法学専攻 |
参考書 |
科目ナンバリングコード: OT304-CP03