Web Syllabus(講義概要)
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老年期作業療法学実習Practice of Occupational Therapy for The Elderly
科目責任者河村 晃依 (※)
担当者河村 晃依 (※), 柴 喜崇 (※)
科目概要3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻]

授業の目的

高齢者の特性および個人特性を踏まえた、実践的でその人らしい作業療法アプローチを修得する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
高齢者を対象とした一連の作業療法評価・アプローチについて、グループ演習および学外実習を通じて修得する。
認知症者の生活障害を疾患・環境・個人特性から捉え、有効な作業療法アプローチをグループで検討する。
地域社会における介護予防の意義及び作業療法士の役割について、講義および演習を通して学ぶ。
最期までその人らしさを支えるターミナルケアの現状や作業療法士の役割について理解を深める。

【教育方法】
パワーポイント、配布資料、視聴覚教材(DVD)を用いた講義および実習(オンライン・対面)
模擬症例の実演をもとに評価・介入演習・グループワーク・発表・レポート作成
学内における介護予防・地域生活支援・コミュニケーション実習とレポート作成

授業内容

項目授業内容担当者日時
1回【オンライン】
認知症(1)中核症状とBPSD
認知症/MCIについて解説する。中核症状とBPSDについて、事例を通して解説する。河村 晃依
6/18①
2回【オンライン】
認知症(2)生活障害
認知症者の生活障害について事例を通して解説する。河村 晃依
6/18②
3回【オンライン】
認知症(3)評価
認知症の評価尺度(診断、認知機能、ADL・IADL・QOL、行動・精神観察、MCI評価他)の特徴と使用方法について解説する。河村 晃依
6/25①
4回【オンライン】
認知症(4)評価演習
認知症の評価尺度(診断、認知機能、ADL・IADL・QOL、行動・精神観察、MCI評価他)を模擬実践する。
河村 晃依
6/25②
5回【オンライン】
認知症(5)認知症ケア
認知症ケアの基本的理念・技法について解説した上で、事例への対応について討議する。河村 晃依
7/2①
6回【オンライン】
認知症(6)OTアプローチ
事例を通して、認知症者ケアにおける作業療法の視点について検討する。河村 晃依
7/2②
7回【オンライン】
老年期作業療法のプロセス(1)評価の目的・内容
老年期作業療法における評価の目的・内容について解説する。河村 晃依
7/9①
8回【オンライン】
老年期作業療法のプロセス(2)評価計画・情報収集・観察
模擬症例に対する評価演習(評価計画・情報収集・観察)を行う。河村 晃依
7/9②
9・10回【オンライン】
老年期作業療法のプロセス(3)面接・検査測定・全体像のまとめ
模擬症例に対する評価演習(面接・検査測定)を行う。模擬症例の評価結果から全体像をまとめる。河村 晃依
7/16①②
11回【対面】
老年期作業療法のプロセス(4)課題抽出・目標設定
課題を抽出し、症例の利点・課題に即した長期目標・短期目標を設定する(グループワーク)。河村 晃依
7/21①
12回【対面】
老年期作業療法のプロセス(5)プログラム立案
目標達成に向けた効果的なOTプログラムを立案する(グループワーク)。河村 晃依
7/21②
13・14回【対面】
老年期作業療法のプロセス(6)プログラム実施
プログラム実践における環境設定・段階付け・OTの関わり方について具体的に検討し、模擬実践する(グループワーク)。河村 晃依
7/28①②
15・16回【オンライン】
老年期作業療法のプロセス(7)発表会
グループで立案したOTプログラムを発表し、改善点を検討する(発表・グループワーク)。河村 晃依
7/30①②
17・18回【オンライン】
生活行為向上マネジメント
生活行為向上マネジメントについて解説した上で、事例検討を行う。河村 晃依
9/3①②
19回【対面】
介護予防
運動トレーニングを主体とした介護予防実践及び、介護予防におけるリハビリテーション専門職の役割について解説する。柴 喜崇
9/10②
20・21回【対面】
老いと死と作業療法
高齢者の権利擁護について解説する。
看とり、アドバンスケアプランニングを学び、老いと死に寄り添う作業療法士に求められる視点について討議する。
河村 晃依
9/17①②
22・23回【対面】
介護予防実習
地域高齢者の介護予防の実際を知り、その意義や支援のあり方について、地域づくりの視点を踏まえて学ぶ。持続可能な介護予防プログラムの立案および発表を行う。河村 晃依
9/25①②
24-25回【対面】
地域生活支援実習①
地域生活を送る高齢者事例の活動・参加に向けたプログラムを立案する。河村 晃依
10/8①②
26-28回【対面】
コミュニケーション実習
認知症当事者へのインタビューおよび自由討論への積極的な参加を通して、作業療法士に求められるコミュニケーションの質と姿勢について考える。河村 晃依
10/9③④⑤
29回【対面】
地域生活支援実習②
地域生活を送る高齢者事例の活動・参加に向けたプログラム立案および発表を行う。河村 晃依
10/12①
30回【対面】
実習セミナー
介護予防演習・地域生活支援演習・コミュニケーション実習を踏まえ、作業療法士の役割を考える。河村 晃依
10/12②
1回
項目
【オンライン】
認知症(1)中核症状とBPSD
授業内容
認知症/MCIについて解説する。中核症状とBPSDについて、事例を通して解説する。
担当者
河村 晃依
日時
6/18①
2回
項目
【オンライン】
認知症(2)生活障害
授業内容
認知症者の生活障害について事例を通して解説する。
担当者
河村 晃依
日時
6/18②
3回
項目
【オンライン】
認知症(3)評価
授業内容
認知症の評価尺度(診断、認知機能、ADL・IADL・QOL、行動・精神観察、MCI評価他)の特徴と使用方法について解説する。
担当者
河村 晃依
日時
6/25①
4回
項目
【オンライン】
認知症(4)評価演習
授業内容
認知症の評価尺度(診断、認知機能、ADL・IADL・QOL、行動・精神観察、MCI評価他)を模擬実践する。
担当者
河村 晃依
日時
6/25②
5回
項目
【オンライン】
認知症(5)認知症ケア
授業内容
認知症ケアの基本的理念・技法について解説した上で、事例への対応について討議する。
担当者
河村 晃依
日時
7/2①
6回
項目
【オンライン】
認知症(6)OTアプローチ
授業内容
事例を通して、認知症者ケアにおける作業療法の視点について検討する。
担当者
河村 晃依
日時
7/2②
7回
項目
【オンライン】
老年期作業療法のプロセス(1)評価の目的・内容
授業内容
老年期作業療法における評価の目的・内容について解説する。
担当者
河村 晃依
日時
7/9①
8回
項目
【オンライン】
老年期作業療法のプロセス(2)評価計画・情報収集・観察
授業内容
模擬症例に対する評価演習(評価計画・情報収集・観察)を行う。
担当者
河村 晃依
日時
7/9②
9・10回
項目
【オンライン】
老年期作業療法のプロセス(3)面接・検査測定・全体像のまとめ
授業内容
模擬症例に対する評価演習(面接・検査測定)を行う。模擬症例の評価結果から全体像をまとめる。
担当者
河村 晃依
日時
7/16①②
11回
項目
【対面】
老年期作業療法のプロセス(4)課題抽出・目標設定
授業内容
課題を抽出し、症例の利点・課題に即した長期目標・短期目標を設定する(グループワーク)。
担当者
河村 晃依
日時
7/21①
12回
項目
【対面】
老年期作業療法のプロセス(5)プログラム立案
授業内容
目標達成に向けた効果的なOTプログラムを立案する(グループワーク)。
担当者
河村 晃依
日時
7/21②
13・14回
項目
【対面】
老年期作業療法のプロセス(6)プログラム実施
授業内容
プログラム実践における環境設定・段階付け・OTの関わり方について具体的に検討し、模擬実践する(グループワーク)。
担当者
河村 晃依
日時
7/28①②
15・16回
項目
【オンライン】
老年期作業療法のプロセス(7)発表会
授業内容
グループで立案したOTプログラムを発表し、改善点を検討する(発表・グループワーク)。
担当者
河村 晃依
日時
7/30①②
17・18回
項目
【オンライン】
生活行為向上マネジメント
授業内容
生活行為向上マネジメントについて解説した上で、事例検討を行う。
担当者
河村 晃依
日時
9/3①②
19回
項目
【対面】
介護予防
授業内容
運動トレーニングを主体とした介護予防実践及び、介護予防におけるリハビリテーション専門職の役割について解説する。
担当者
柴 喜崇
日時
9/10②
20・21回
項目
【対面】
老いと死と作業療法
授業内容
高齢者の権利擁護について解説する。
看とり、アドバンスケアプランニングを学び、老いと死に寄り添う作業療法士に求められる視点について討議する。
担当者
河村 晃依
日時
9/17①②
22・23回
項目
【対面】
介護予防実習
授業内容
地域高齢者の介護予防の実際を知り、その意義や支援のあり方について、地域づくりの視点を踏まえて学ぶ。持続可能な介護予防プログラムの立案および発表を行う。
担当者
河村 晃依
日時
9/25①②
24-25回
項目
【対面】
地域生活支援実習①
授業内容
地域生活を送る高齢者事例の活動・参加に向けたプログラムを立案する。
担当者
河村 晃依
日時
10/8①②
26-28回
項目
【対面】
コミュニケーション実習
授業内容
認知症当事者へのインタビューおよび自由討論への積極的な参加を通して、作業療法士に求められるコミュニケーションの質と姿勢について考える。
担当者
河村 晃依
日時
10/9③④⑤
29回
項目
【対面】
地域生活支援実習②
授業内容
地域生活を送る高齢者事例の活動・参加に向けたプログラム立案および発表を行う。
担当者
河村 晃依
日時
10/12①
30回
項目
【対面】
実習セミナー
授業内容
介護予防演習・地域生活支援演習・コミュニケーション実習を踏まえ、作業療法士の役割を考える。
担当者
河村 晃依
日時
10/12②

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
高齢者を対象とした病院及び介護保険領域での臨床経験を踏まえ、高齢者のリハビリテーションがどのように展開されるのかを概説する。

到達目標

老年期作業療法の遂行プロセスを理解し、模擬的に実施できる。
認知症のある方の生活障害を疾患・環境・個人特性から捉え、作業療法アプローチを立案できる。
地域社会における介護予防の意義および作業療法士の役割について説明できる。
その人らしさを最後まで支えるケアについて自らの意見を述べることができる。

評価基準

定期試験(50%)、課題レポートおよび提出物(30%)、実習参加状況およびレポート(20%)により評価

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習の時間:‐時間】
教科書及び配布資料を用いて予習・復習を行い、疑問点は授業内で確認すること。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書老年期の作業療法 第3版浅海奈津美、守口恭子著三輪書店
教科書高齢者のための知的機能検査の手引き大塚俊男ワールドプランニング
参考書認知症の作業療法 ソーシャルインクルージョンをめざして 第2版小川敬之 竹田徳則編医歯薬出版
参考書その他授業内で紹介する
教科書
署名
老年期の作業療法 第3版
著者・編者
浅海奈津美、守口恭子著
発行所
三輪書店
教科書
署名
高齢者のための知的機能検査の手引き
著者・編者
大塚俊男
発行所
ワールドプランニング
参考書
署名
認知症の作業療法 ソーシャルインクルージョンをめざして 第2版
著者・編者
小川敬之 竹田徳則編
発行所
医歯薬出版
参考書
署名
その他授業内で紹介する
著者・編者
発行所

備考・その他

科目ナンバリングコード: OT304-SS17