科目責任者 | 松永 篤彦 |
---|---|
担当者 | 松永 篤彦, 高平 尚伸, 福田 倫也, 清水 忍, 渡邊 裕之, 小倉 彩, 神谷 健太郎 |
科目概要 | 3年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] |
整形外科疾患ならびに中枢神経疾患を対象とした理学療法を実施するための臨床的問題解決能力を身につける。
【教育内容】
模擬的に呈示された整形外科疾患ならびに中枢神経疾患患者を通して、臨床的問題解決の過程を学ぶ。
【教育方法】
グループワーク、ディスカッション、ディベートおよびプレゼンテーションを行う。
一部、遠隔授業で実施する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
---|---|---|---|---|
第1回 4/22③ | 【オンライン】 オリエンテーション 模擬症例提示 知識の補充 | コース説明、問題解決型カリキュラムの進め方と学習方法について説明する。 模擬症例(整形外科疾患)に対する知識等について補充する。 | 松永 篤彦 渡邊 裕之 小倉 彩 | |
第2-3回 | 【オンデマンド】 情報収集と不足情報の列挙 術前情報の整理・解釈 | 模擬症例(整形外科疾患)の診療録等の情報源から、収集すべき情報について整理する。 術前情報の収集と整理を行う。 不足している情報を列挙する。 | 松永 篤彦 渡邊 裕之 小倉 彩 | |
第4-5回 5/27② 6/3③ | 【オンライン】 術直後情報の整理と解釈 主治医や担当PTとの情報交換 | 模擬症例(整形外科疾患)について、術直後の情報の収集と整理を行う。 主治医や担当PTとの質疑応答を通して、不足している情報について補う。 | 松永 篤彦 高平 尚伸 渡邊 裕之 小倉 彩 | |
第6回 6/10④ | 【オンライン】 評価項目の列挙 評価項目の優先順位の検討 | 模擬症例(整形外科疾患)の理学療法を進めていくために必要となる理学療法評価項目とその優先順位をディスカッションとディベートを通して整理する。 | 松永 篤彦 渡邊 裕之 小倉 彩 | |
第7回 7/1④ | 【オンライン】 動作分析と理学療法評価結果の把握(統合と解釈) | 模擬症例(整形外科疾患)の動作分析を含め、本症例に対する理学療法を進めていくために必要となる理学療法評価の結果をディスカッションとディベートを通して解釈し、その意義を説明する。 | 松永 篤彦 渡邊 裕之 小倉 彩 | |
第8回 7/15④ | 【オンライン】 問題点の整理 予後予測 目標設定 理学療法プログラム立案 | 模擬症例(整形外科疾患)の理学療法評価結果、問題点、予後予測、目標設定および治療プログラムについて、ディスカッションとディベートを通して整理する。 | 松永 篤彦 渡邊 裕之 小倉 彩 | |
第9回 9/9③ | 【対面】 情報収集と不足情報の列挙 情報の整理・解釈 | 模擬症例(中枢神経疾患)の診療録等の情報源から、収集すべき情報について、ディスカッションやディベートを通して整理する。 | 松永 篤彦 清水 忍 神谷 健太郎 小倉 彩 | |
第10回 9/16③ | 【対面】 主治医との情報交換 情報の整理・解釈 | 模擬症例(中枢神経疾患)の主治医に対して、不足している情報について質問し、ディスカッションやディベートを通して情報の解釈と整理を行う。 | 松永 篤彦 福田 倫也 清水 忍 神谷 健太郎 小倉 彩 | |
第11-12回 9/23③ 9/30③ | 【対面】 評価項目の列挙および優先順位の決定 理学療法評価の実施 | 模擬症例(中枢神経疾患)の理学療法を進めていくために必要となる理学療法評価項目とその優先順位をディスカッションとディベートを通して整理する。 | 松永 篤彦 清水 忍 神谷 健太郎 小倉 彩 | |
第13回 10/7③ | 【対面】 動作分析と問題点の整理 | 模擬症例(中枢神経疾患)の動作分析を含め、本症例に対する理学療法を進めていくために必要となる理学療法評価の結果をディスカッションとディベートを通して解釈し、その意義を説明する。 | 松永 篤彦 清水 忍 神谷 健太郎 小倉 彩 | |
第14回 10/21③ | 【対面】 予後予測と目標の設定 理学療法計画の立案 | 模擬症例(中枢神経疾患)の理学療法評価結果、問題点、予後予測、目標設定および治療プログラムについて、ディスカッションとディベートを通して整理する。 | 松永 篤彦 清水 忍 神谷 健太郎 小倉 彩 | |
第15回 12/10① | 【対面】 まとめ | 筆記試験 | 松永 篤彦 神谷 健太郎 小倉 彩 |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院や施設での臨床経験を踏まえ、整形外科疾患ならびに中枢神経疾患を対象とした理学療法を実施するための臨床的問題解決能力を育成する。
理学療法評価ならびに理学療法プログラムを立案できる。
授業への参加態度(欠席は減点とする)【20%】、定期試験(前期)【40%】、授業内試験(後期)【40%】をもとに総合的に評価する。
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
本科目は2年次ならびに3年次から並行して学ぶ、理学療法評価学実習、臨床医療学、整形外科系理学療法学、中枢神経系理学療法学と連携しているため、各科目を十分に予習、復習したうえで臨むこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 運動療法エビデンスレビュー | 松永篤彦、神谷健太郎 編集 | 文光堂 |
教科書 | 図解理学療法検査・測定ガイド 第2版 | 奈良 勲、内山 靖 | 文光堂 |
参考書 |
科目ナンバリングコード: PT301-SS27