科目責任者 | 高平 尚伸 |
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担当者 | 高平 尚伸, 酒井 利奈, 松浦 晃正, 齋藤 亘, 助川 浩士 |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
リハビリテーションに従事するコメディカルスタッフが対象とする整形外科疾患の病態と治療法(観血的・非観血的)について修得する。
【教育内容】
総論および各論から整形外科疾患の病態、治療法について概説することができる。また、保存あるいは術式の選択による機能予後、進行性疾患の場合には病態の変化や時期に応じた治療法の選択や転帰(機能予後)等についても補足説明することができる。
【教育方法】
講義形式。パワーポイントを使用する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 整形外科学総論 | 整形外科学総論を概説する。治療では手術療法、保存療法に分けて解説する。 | 高平 尚伸 | 9/1② |
第2回 | 【対面】 骨関節の機能解剖とバイオメカニクス | 骨関節(筋、靭帯、腱を含む)の機能解剖と整形外科に用いられるバイオメカニクスを概説する。 | 酒井 利奈 | 9/8② |
第3回 | 【対面】 外傷学 | 骨折では分類、癒合過程を概説する。また、脱臼、捻挫等についても述べる。 | 松浦 晃正 | 9/15② |
第4回 | 【対面】 疾患各論(部位別) ①下肢疾患Ⅰ | 股関節疾患について概説する。 | 高平 尚伸 | 9/29② |
第5回 | 【対面】 疾患各論(部位別) ③下肢疾患Ⅱ | 膝関節、足関節などにおける下肢疾患について概説 する。 | 高平 尚伸 | 10/13② |
第6回 | 【対面】 疾患各論(部位別) ②脊椎疾患 | 頚椎、胸椎、腰椎などにおける脊椎疾患について概説する。 | 齋藤 亘 | 10/20② |
第7回 | 【対面】 整形外科学領域の画像診断 | 代表的な疾患のX線、MRI、CTなどについて概説する。 | 高平 尚伸 | 10/27② |
第8回 | 【対面】 疾患各論(部位別) ④上肢疾患 | 肩関節、肘関節、手関節、手指などにおける上肢疾患について概説する。 | 助川 浩士 | 11/5① |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での実務経験を踏まえ、メディカルスタッフが対象とする整形外科疾患の病態、治療法について教授する。
メディカルスタッフが対象とする整形外科疾患の病態、治療法について説明できる。チーム医療として整形外科スタッフと討議することができる。
試験、受講態度など総合的に判断する。試験では、60%以上を合格とする。実際の臨床の多忙な現場から第一線の外科医などに講義を依頼しているため、受講態度では、講義の妨害に繫がる行為をした場合、講義担当者から度重なる注意を受けた場合、注意に従わない場合を不合格とする。定期試験(80%)、授業への参加態度(20%)を評価基準とする。
事前に教科書の「重要事項」に目を通して実習内容の概要を把握しておくこと。次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。国内外の整形外科学、Orthopaedic Surgeryの雑誌論文(日本整形外科学会雑誌、Journal of Orthopaedic Science、Journal of Bone Joint Surgeryなど)に目を通し、最新の知見を得ること。配布した講義資料を試験までに理解しておけるよう、復習を行うこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | TEXT整形外科学 改訂5版 | 大鳥精司/高相晶士/出家正隆/吉矢晋一編 | 南山堂 |
教科書 | 体操療法オールブック | 高平尚伸 | メジカルビュー社 |
参考書 | 標準整形外科学 改訂第13版 | 中村利孝/松野丈夫 監修 | 医学書院 |
参考書 | 整形外科学用語集 第8版 | 日本整形外科学会 編 | 南江堂 |
科目ナンバリングコード: (PT)PT201-SF14, (OT)OT201-SF19