科目責任者 | 佐々木 徹 (※) |
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担当者 | 佐々木 徹 (※), 長谷川 智之, 鍵谷 豪 (※), 橋本 成世 (※) |
科目概要 | 2年 (1単位・選択) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻] |
「放射線物理学」「放射線生物学」「放射化学」「放射線安全管理学」で学んだ基礎的知識を習得する。これをもって、放射線取扱主任者第1種国家試験の合格のための必要条件レベルに、診療放射線国家試験の合格のための十分条件レベルに到達する。
【教育内容】
放射線取扱主任者国家試験(1種)の演習問題を解くことを中心に授業を進める。出題の意図する重要事項、間違えやすい問題についてはその都度、解説し、「放射線物理学」「放射線生物学」「放射化学」「放射線安全管理学」の講義で学んだ基礎的な事項を再確認する。
【教育方法】
講義形式を基本とし、パワーポイントを使用する。講義の中で演習問題を解き、解説する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 ガイダンス | 放射線障害防止法に基づき、放射線障害の防止のための監督を行う放射線取扱主任者について概説する。特に、医療における放射線取扱主任者の役割、放射線取扱主任者の国家試験と指定講習についても説明する。 | 佐々木 徹 | 9/2③ |
第2-3回 | 【対面】 物理学(演習問題1~2) | 放射線取扱主任者の放射線物理学の演習問題を解き進める。重要事項はその都度、解説し、必要に応じて教科書(放射線概論)及び講義で使用した教科書を用い再確認する。 | 長谷川 智之 | 9/9③ 9/16③ |
第4-8回 | 【対面】 物理学(演習問題3~7) | 同上 | 橋本 成世 | 9/23③ 9/30③ 10/7③ 10/14③ 10/21③ |
第9-10回 | 【対面】 生物学(演習問題1~2) | 放射線取扱主任者の放射線生物学の演習問題を解き進める。重要事項はその都度、解説し、必要に応じて教科書(放射線概論)及び講義で使用した教科書を用い再確認する。 | 鍵谷 豪 | 10/28③ 11/4③ |
第11-15回 | 【対面】 化学(演習問題1~5) | 放射線取扱主任者の放射化学の演習問題演習問題を解き進める。重要事項はその都度、解説し、必要に応じて教科書(放射線概論)及び講義で使用した教科書を用い再確認する。 | 佐々木 徹 | 11/11③ 11/18③ 11/25③ 12/2③ 12/9③ |
本演習は放射線取扱主任者第1種国家試験対策講座として実施します。2年次の後期に「物理」「生物」「化学」を、3年次の前期に「測定技術」「管理技術」「法令」に関する講座を開講し、3年次の夏に実施される国家試験の合格を目指します。2年次の後期と3年次の前期の講義を通して受講し、全員が主任者試験に合格するようにしてください。
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院及び研究所での臨床及び放射線安全管理の経験を踏まえて、放射線取扱主任者試験の重要事項を概説する。
加速器や大線源を用いた放射線治療、加速器を有してPET診断を行う施設の多くは大学病院や大規模病院である。その様な施設では、医療法に加え放射線障害防止法の規制を受け、放射線安全監督の役割を担う「放射線取扱主任者1種取得者」を選任する必要がある。「放射線物理学」「放射線生物学」「放射化学」に関する知識の習得して、主任者試に合格する。
各項目の最終講義に於いて実施する小テストの成績(50%)と受講態度等(50%)により総合的に評価する。放射線取扱主任者の合格に向けて、講義期間にかかわらず過去の試験問題などの質問を受け付ける。
【授業時間外に必要な学習時間:15時間】放射線取扱主任者の試験問題を中心に問題を解き進めるが、授業に出席する(座っている)だけで主任者試験に合格することはできない。配付する演習問題を自ら解いて、学ぶ姿勢が大切である。講義前に当日の実施予定の演習問題を解いてくること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 放射線取扱主任者対策演習問題 プリントとして配布 | 北里大学医療衛生学部編 | 北里大学医療衛生学部 |
教科書 | 放射線概論 第11版 | 柴田徳思編 | 通商産業研究社 |
参考書 | 放射線問題集 第1種 | 通商産業研究社 | |
参考書 | 放射化学改訂第3版 | 花田博之編 | オーム社 |
科目ナンバリングコード: RT302-SF22