科目責任者 | 小島 史章 (※) |
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担当者 | 小島 史章 (※) |
科目概要 | 3年 (2単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻] |
薬物を用いた治療はあらゆる診療科において行われている。本講義では医療チームの一員として要求される薬物治療に関する基本的な知識および各薬物の薬理作用・副作用などについて、基礎的知識を習得する。
【教育内容】
前半では総論として薬物はどの様にして生体に働きかけるのか、また生体は薬物に対してどの様な働きかけをするのかを学ぶ。後半では各論として代表的な薬物の薬理作用、作用機序、臨床応用と共に、薬物の作用点としての生体の構造や機能について学習する。
【教育方法】
音声による解説付きの講義動画を用いたオンデマンドによる講義形式。グーグルクラスルームを使用する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【オンデマンド】 クスリとは | 薬物とは何か、薬物の主作用と副作用、用量-作用関係、作用機序の基本形式、薬物に関する法令について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第2回 | 【オンデマンド】 薬物と生体の相互作用Ⅰ | 薬物の吸収・分布について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第3回 | 【オンデマンド】 薬物と生体の相互作用Ⅱ | 薬物の代謝・排泄と薬物相互作用について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第4回 | 【オンデマンド】 薬効評価とその問題点 | 薬物の開発・臨床試験と倫理的問題、プラセボ効果、二重盲検法について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第5回 | 【オンデマンド】 末梢神経系に作用する薬物Ⅰ | 交感神経系に作用する薬物について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第6回 | 【オンデマンド】 末梢神経系に作用する薬物Ⅱ | 副交感神経系に作用する薬物、筋弛緩薬、局所麻酔薬について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第7回 | 【オンデマンド】 中枢神経系に作用する薬物Ⅰ | 全身麻酔薬、催眠薬・抗不安薬、抗精神病薬について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第8回 | 【オンデマンド】 中枢神経系に作用する薬物Ⅱ | 抗うつ薬・抗そう薬、抗てんかん薬、抗パーキンソン病薬、麻薬性鎮痛薬について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第9回 | 【オンデマンド】 心・血管系に作用する薬物 | 高血圧治療薬、狭心症治療薬、心不全治療薬、抗不整脈薬について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第10回 | 【オンデマンド】 腎臓、血液系に作用する薬物 | 利尿薬、脂質異常症治療薬、貧血治療薬、抗血液凝固薬、血栓溶解薬、抗血小板薬について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第11回 | 【オンデマンド】 炎症に作用する薬物 | 非ステロイド抗炎症薬、ステロイド性抗炎症薬について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第12回 | 【オンデマンド】 免疫系に作用する薬物 | 抗アレルギー薬、免疫抑制薬について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第13回 | 【オンデマンド】 感染予防・治療に使用する薬物 | 抗感染症薬、消毒薬について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第14回 | 【オンデマンド】 癌の治療に使用する薬物 | 抗がん薬について学ぶ。 | 小島 史章 | |
第15回 | 【オンデマンド】 確認問題(提出課題)の正解と解説 | 薬理学に関連した過去の国家試験問題を含む課題・問題について解説し、薬についての知識・理解を深める。 | 小島 史章 |
講義は音声による解説付きの講義動画を用いたオンデマンド形式で行います。計画的に講義動画を視聴してください。
◆実務経験の授業への活用方法◆
研究所での研究経験を踏まえ、薬物の作用機序や薬物の作用点としての生体の構造とその機能を理解する上で、薬理学領域の研究がどのように役立っているか概説する。
代表的な薬物の薬理作用と副作用について理解し、説明できる。
医療チームの一員として貢献するために必要な薬物による代表的疾患の治療について概略を理解できるようにする。
提出課題、試験成績およびオンデマンド講義の受講状況によって総合的に評価する。
【授業時間外に必要な学習時間:30時間】
参考書を利用して予習を行なうと共に、講義において学習した内容を講義後に復習し、不明な点は質問して疑問を後まで残さないこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考書 | コンパス薬理学 | 櫻田 司 | 南江堂 |
参考書 | はじめの一歩のイラスト薬理学 | 石井邦雄 | 羊土社 |
参考書 | 今日の治療薬2020 | 川合眞一、島田和幸、浦部晶夫 | 南江堂 |
科目ナンバリングコード: CE201-SF12