科目責任者 | 氏平 政伸 |
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担当者 | 熊谷 寛 (※), 氏平 政伸, 稻岡 秀検, 久保田 勝, 古平 聡 (※), 小久保 謙一, 酒井 利奈, 塚尾 浩 (※), 守田 憲崇, 小川 恵美悠, 小林 こず恵 (※), 吉田 和弘 (※), 小菅 智裕 (※), 小川 貴康 (※), 馬渕 清資 |
科目概要 | 1年 (2単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻] |
医用工学の目指すところから医用工学と密接に関わる臨床工学技士の成り立ちや役割までを理解し、更に医用機器開発の必要事項や医用工学的研究について知識を得ることにより、医用工学の全体像を把握する。
【教育内容】
医用工学の目指すところと医学と工学の歴史的関係、臨床工学の誕生と医用工学の特質と生命倫理、臨床工学技士の役割、医用機器開発の必要事項、医用工学的研究紹介などの項目について、医用工学全体を体系的に修得する。また、北里大学病院臨床工学部門の見学を通して臨床工学技士業務を理解する。
【教育方法】 講義形式
オンライン:Moodleによる情報周知。印刷物郵送またはファイルのダウンロードによる資料配付。Zoom利用のパワーポイントやPDF等を用いた説明。
オンデマンド:印刷物郵送またはMoodleによるファイルのダウンロードによる資料配付。Moodleを介した講義の収録動画を用いた解説、演習問題のWeb上での実施と、受講者解答後の答えおよび解説の表示によるフィードバックの実施。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 【5/20②】 | 【オンライン+オンデマンド】 ガイダンス、臨床工学技士の役割と業務 | 授業の進め方について理解する(10分程度)。臨床工学技士の役割や業務について学ぶ。 | 氏平 政伸 古平 聡 | |
第2回 【5/27②】 | 【オンライン】 医用工学の目指すところと臨床工学誕生の背景 | 医用工学の目指すところ、医学・工学の本質と関係の歴史、臨床工学誕生の背景、医用機器に関わる倫理問題について学ぶ。 | 馬渕 清資 | |
第3回 【6/3②】 | 【オンライン】 治療機器開発における医用工学の役割 | 治療機器の開発において医用工学が果たしてきた役割について、血液浄化治療を中心に学ぶ。 | 小久保 謙一 | |
第4回 【6/10②】 | 【オンライン】 医療機器とサイバーセキュリティ | 医療機器におけるサイバーセキュリティのリスクについて学ぶ。 | 守田 憲崇 | |
第5回 【6/17②】 | 【オンライン】 レーザーの治療への応用 | レーザーの治療への応用について学ぶ。 | 小川 恵美悠 | |
第6回 【6/24②】 | 【オンライン】 医学と工学の境界問題 | 生体組織と人工物の境界問題について学ぶ。 | 酒井 利奈 | |
第7回 【7/1②】 | 【オンライン】 生体信号計測と利用 | 生体信号の医用工学的利用について、どのように計測され、いかに活用できるかを学ぶ。 | 小菅 智裕 | |
第8回 【(7/8②)】 | 【オンデマンド】 臨床工学技士の心得 | 臨床工学技士として備えるべき事項について学ぶ。 | 小林 こず恵 | |
第9回 【(7/15②)】 | 【オンデマンド】 機器安全と規格の意義 | 規格の存在意義と安全に関する概要について学ぶ。 | 吉田 和弘 | |
第10回 【(7/22②)】 | 【オンデマンド】 臨床工学部門(ME部)見学 1 | 臨床工学が実践されている大学病院臨床工学部門の見学に準ずるビデオを視聴する。 | 古平 聡 塚尾 浩 小川 貴康 | |
第11回 【(7/22④)】 | 【オンデマンド】 臨床工学部門(ME部)見学 2 | 臨床工学が実践されている大学病院臨床工学部門の見学に準ずるビデオを視聴する。 | 古平 聡 塚尾 浩 小川 貴康 | |
第12回 【7/29②】 | 【オンライン+オンデマンド】 光と医療 | 光技術は急速に進歩している。最新の光技術とその医療応用について学ぶ。 | 熊谷 寛 | |
第13回 【(8/5②)】 | 【オンデマンド】 医療情報 | 情報セキュリティの基礎について学び、医療情報や、医療情報を取り扱うデータベース技術について学ぶ。 | 稻岡 秀検 | |
第14回 【(8/5④)】 | 【オンデマンド】 臨床医学と工学技術の接点 | 診断・治療法開発、生体と生命維持装置の相互作用について学ぶ。 | 久保田 勝 | |
第15回 【8/12②】 | 【オンライン】 低温工学と医療 | 細胞や組織の低温保存の基礎と研究手法を学ぶ。 | 氏平 政伸 |
* 基本的に水曜日の2時限ですが、4時限の講義がありますので注意してください。
*【オンデマンド】授業の日付と時限は目安(仮のもの)です。
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、病院における臨床工学技士の役割について解説する。また、企業での機器開発経験を踏まえ、臨床における工学の応用を交えて概説する。
1)医学と工学の融合の意義を説明出来る。
2)医用工学の成立に関わる臨床上の諸問題を列挙出来る。
3)医用工学と臨床工学を関連づけることが出来る。
4)臨床工学技士の役割と業務について説明出来る。
6通提出のレポート(15% ×3通 + 55% /3 ×3通)により評価する。
1)第1回 講義(1通 15%),2)第2回 講義(1通 15%),3)第3~9回 オムニバス講義(2通 55% /3 ×2),4)第10・11回 臨床工学部門見学(1通 55% /3),5)第12~15回 オムニバス講義(1通 15%)
予習として医療機器に関してのマスコミの報道などに留意し、この分野の理解を深め専門家としての意識を高めておく。復習として配付資料等を読み返す。また、臨床工学部門(ME部)見学後は気付いたことを文章にまとめておく。オムニバス講義と見学についてはレポートを作成する。【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 各回ごとに資料を配布する。 | ||
参考書 |
科目ナンバリングコード: CE301-SS01