Web Syllabus(講義概要)
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検査管理学Laboratory Management
科目責任者石井 直仁 (※)
担当者石井 直仁 (※), 黒崎 祥史 (※), 井本 明美 (※), 宇治橋 善勝 (※), 内田 一弘 (※)
科目概要3年 (1単位・必修) [医療検査学科]

授業の目的

 今日の医療は、臨床検査データなしで診断も治療もできない状況になっている。臨床の場で利用されている検査項目の測定方法は、正確性や精密性が維持されなければならない。そのためには、地域、国内、国外での臨床検査データの標準化(施設間差の是正)の整備と活動が必至である。精度保証(検査項目の選択から検査値の解釈までの一連の保証)を達成するために、臨床検査技師に必要な検査データの標準化(施設間差の是正)の整備と活動法を理解する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
 精度保証の概念を達成するため、検査データの取り扱い、精密さ・正確さの評価方法、精度管理法を学ぶ。

【教育方法】
 オンデマンドと対面講義形式で行い、パワーポイントやオーバーヘッドプロジェクターを使用し、また資料を配布する。講義内で演習問題や小テストを行う。関数電卓、グラフ用紙、定規を持参すること。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【オンデマンド】
臨床検査の意義
診断法の変遷、臨床検査の意義を学ぶ。
石井 直仁

第2回【オンデマンド】
検査部門の組織と業務
検査部門の管理と運営
検査体制、検査部門の組織・業務、検査部門の管理・運営を学ぶ。石井 直仁

第3回【オンデマンド】
検査の精度保証①
検査の依頼から結果報告までの検査業務を学ぶ。
精度マネージメントを学ぶ。
石井 直仁

第4回【オンデマンド】
検査の精度保証②, ③
標準化、クオリティマネージメントを学ぶ。
精度管理法の分類、精度管理試料を学ぶ。
黒崎 祥史

第5回【オンデマンド】
臨床検査の役割と使命
臨床検査の重要性と生涯教育を学ぶ。宇治橋 善勝

第6回【オンデマンド】
検査の精度保証④, ⑤
内部精度管理、検査過誤の管理を学ぶ。
外部精度評価を学ぶ。
井本 明美

第7回【オンデマンド】
検査の精度保証⑥
測定法の信頼性の評価を学ぶ。井本 明美

第8回【オンデマンド】
臨床検査管理の概念
臨床検査室の評価を学ぶ。内田 一弘

第9回
7/30②
【対面】
解説
臨床検査の意義、検査部門の組織と業務、検査部門の管理と運営、臨床検査管理の概念
の解説をする。
石井 直仁

第10回まとめまとめ及び解説後日掲示
第1回
項目
【オンデマンド】
臨床検査の意義
授業内容
診断法の変遷、臨床検査の意義を学ぶ。
担当者
石井 直仁
日時

第2回
項目
【オンデマンド】
検査部門の組織と業務
検査部門の管理と運営
授業内容
検査体制、検査部門の組織・業務、検査部門の管理・運営を学ぶ。
担当者
石井 直仁
日時

第3回
項目
【オンデマンド】
検査の精度保証①
授業内容
検査の依頼から結果報告までの検査業務を学ぶ。
精度マネージメントを学ぶ。
担当者
石井 直仁
日時

第4回
項目
【オンデマンド】
検査の精度保証②, ③
授業内容
標準化、クオリティマネージメントを学ぶ。
精度管理法の分類、精度管理試料を学ぶ。
担当者
黒崎 祥史
日時

第5回
項目
【オンデマンド】
臨床検査の役割と使命
授業内容
臨床検査の重要性と生涯教育を学ぶ。
担当者
宇治橋 善勝
日時

第6回
項目
【オンデマンド】
検査の精度保証④, ⑤
授業内容
内部精度管理、検査過誤の管理を学ぶ。
外部精度評価を学ぶ。
担当者
井本 明美
日時

第7回
項目
【オンデマンド】
検査の精度保証⑥
授業内容
測定法の信頼性の評価を学ぶ。
担当者
井本 明美
日時

第8回
項目
【オンデマンド】
臨床検査管理の概念
授業内容
臨床検査室の評価を学ぶ。
担当者
内田 一弘
日時

第9回
7/30②
項目
【対面】
解説
授業内容
臨床検査の意義、検査部門の組織と業務、検査部門の管理と運営、臨床検査管理の概念
の解説をする。
担当者
石井 直仁
日時

第10回
項目
まとめ
授業内容
まとめ及び解説
担当者
日時
後日掲示

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
臨床検査技師として病院での臨床経験を踏まえ、検査管理学の意義及び実際の臨床検査でどのように展開されるのかを概説する。

到達目標

 精度保証のもと、臨床検査データの標準化(施設間差の是正)と正確かつ精密な測定の重要性を理解し、検査管理評価ができる。

評価基準

 受講態度(課題、演習問題、小テスト含、5%)と定期試験成績(95%)で総合的に評価する。

準備学習等(予習・復習)

 予習:教科書により講義での項目を確認する。復習:個人ノート(講義内容)、配布資料、教科書を相対させ確認する。また、講義で行った演習(計算、グラフ作製)をあらためて行う。学習で得られた知識は、病院での「臨床実習」に繋がる。【授業時間外に必要な学習の時間:25時間】

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書最新臨床検査学講座 検査総合管理学高木 康、三村邦裕 編 医歯薬出版
参考書標準臨床検査学 検査機器総論・検査管理総論横田浩充、大久保滋夫 編医学書院
教科書
署名
最新臨床検査学講座 検査総合管理学
著者・編者
高木 康、三村邦裕 編 
発行所
医歯薬出版
参考書
署名
標準臨床検査学 検査機器総論・検査管理総論
著者・編者
横田浩充、大久保滋夫 編
発行所
医学書院

備考・その他

科目ナンバリングコード: ML301-SS27