科目責任者 | 薮田 十司 (※) |
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担当者 | 薮田 十司 (※), 大場 謙一 (※), 研究委員 |
科目概要 | 4年 (6単位・選択) [健康科学科] |
労働者並びに地域社会で生活する働く人々の健康の保持増進に必要な基礎知識と基礎的実験研究を含む高度な実践的調査研究技術(文献検索、論文作成など)を1年間の卒論研究を通して修得する。
【教育内容】
労働者及び働く人々が生活する地域社会における健康の保持増進に必要な基礎知識と高度な調査研究技術の修得を目的として、労働衛生学、産業中毒学、労働生理学並びに環境毒医科学、環境保健科学的手法を用いて研修する。
研究教育の主な内容は以下の通りである。
1)化学物質、特にカドミウムの低濃度長期曝露による生体影響に関する研究
2)化学物質及び疾病による生体影響評価に関する生体内微量元素の動態意義に関する研究
3)元素間相互作用による元素の生体作用に及ぼす修飾機構に関する研究
4)作業環境管理に関する基礎的研究
作業環境測定並びに作業環境の工学的対策等を含む総合的な評価改善手法に関する研究
5)化学物質による生体影響の分子生物学的影響評価に関する実験的・産業疫学的研究
6)職業因子が及ぼす健康影響に関する疫学的研究
企業における健康診断や健康質問票調査等による産業疫学的研究
作業負荷に関する労働生理学的基礎研究
7)産業ストレスに関する研究
産業ストレスの評価、改善対策等に関する疫学並びに臨床生化学的研究
【教育方法】
卒業研究のテーマの沿って、文献検索、実験等各自で行う。得られたデータについて、教員、学生間でディスカッションを通し理解を深めていく。
実験結果に基づいて、論文をまとめる技術を習得する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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【対面】 研究倫理 | 研究活動における不正行為への対応等に関するガイドラインについて学ぶ。 | 研究委員 | 4/1④ | |
第1~90回 | 【対面】 卒論研究 | 上記の卒論研究テーマの研修を通して文献検索や論文の作成の基本を指導する。 | 薮田 十司 大場 謙一 |
◆実務経験の授業への活用方法◆
企業における経験を基に、産業保健関連の実験、調査研究に関して研究指導を行う。
上記教育内容に関するテーマについて、学内及び学外の研究教育機関で研修を行い卒業論文を作成する。論文作成を通して、研究内容や研究手法を理解、習得し、研究成果の公表技術(公開発表)の習得等を通し、問題解決能力のトレーニングアップを行えるようになる。
通年の卒論研究を通して、課題の捉え方、文献情報の検索方法を修得の状況、卒業論文及び公開発表(学会発表、卒論発表会)での質疑応答により総合的な評価を行う。
3学年までの講義内容を復習して、卒論研修での研究課題解決の準備をすること。研修中は文献検索、データ解析、論文作成の基本を理解するように、日々予習・復習に努める。また、原書講読を通して語学能力の向上を図る。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |
科目ナンバリングコード: HS505-SS29