| 科目責任者 | 薮田 十司 (※) |
|---|---|
| 担当者 | 薮田 十司 (※) |
| 科目概要 | ３年 （２単位・選択） [健康科学科] |
作業環境測定についての測定結果の記録、統計処理、管理区分の決定、作業環境の評価に関する各種作業場の事例をもとに演習をする。
【教育内容】
作業環境測定における測定結果、その記録、評価値の計算、管理区分の決定方法、著しい低い値の取扱い方、混合評価、測定記録の書き方等の演習を行う。
【教育方法】
講義形式で解説を行い、評価課題について演習を行う。演習課題の結果について必要に応じプレゼンテーションを行う。演習課題については、授業内で解説をする。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 第1・2回 | 【対面】 作業環境評価概論(1) | 作業環境評価基準、管理濃度について解説する。 | 薮田 十司 | 9/1④⑤ |
| 第3・4回 | 【対面】 作業環境評価概論(2) | 作業環境測定の結果の記録、評価値の計算、管理区分の決定について解説する。 | 薮田 十司 | 9/8③④ |
| 第5～14回 | 【対面】 濃度の計算、測定値の統計処理評価 | １）粉じん作業場についての評価演習を行う。 | 薮田 十司 | 9/8⑤ 9/15③④⑤ 9/29③④⑤ 10/6③④⑤ |
| 第15～22回 | 【対面】 濃度の計算、測定値の統計処理評価 | ２）有機溶剤取扱い作業場についての評価演習を行う。 | 薮田 十司 | 10/13③④ 10/20③④ 10/27③④ 11/10③④ |
| 第23～30回 | 【対面】 濃度の計算、測定値の統計処理評価 | ３）特化物、金属作業場についての評価演習を行う。 | 薮田 十司 | 11/17③④ 11/25①② 12/2①② 12/9①② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
労働衛生機関での経験を踏まえて、測定の評価の意義や評価結果からの環境状態の状況を判断する目安等の内容を演習を含めて行う。
作業環境管理のための測定値の統計処理、幾何平均、幾何標準偏差の算出が確実に出来、それらの数値に基づいて管理区分の決定など作業環境の評価ができる。
定期試験により評価する。
教科書、配布プリント等をあらかじめ読むなどの予習及び、授業後は授業のポイントをまとめるなどの復習を30時間以上行う。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 作業環境測定ガイドブック0 総論編 | 日本作業環境測定協会 | 日本作業環境測定協会 |
| 参考書 | 作業環境測定ガイドブック1～6 | 日本作業環境測定協会 | 日本作業環境測定協会 |
| 参考書 | 作業環境測定のための労働衛生の知識 | 日本作業環境測定協会 | 日本作業環境測定協会 |
科目ナンバリングコード： HS302-IH03