科目責任者 | 内藤 由紀子 (※) |
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担当者 | 内藤 由紀子 (※), 伊与 亨, 片桐 裕史, 飯塚 佳子 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・選択) [健康科学科] |
食品に関する適正な検査・評価技術を学び、プレゼンテーション能力を修得する。
【教育内容】
健康食品に関する成分・細菌試験等を主題とした実習項目・方法等の実験計画をチュートリアル教育形式で進行させ、実践のなかで抽出・分析・解析および評価等を学ぶ。また、実際の薬用植物を観察することにより、食品と医薬品との相互作用の理解を深める。更に、総合的なプレゼンテーションや討論を実施する。
【教育方法】
チュートリアル方式。実習内容を講義形式で解説したのち、グループワークで実習を行い、その成果をプレゼンテーションし、全員で質疑応答を行う。また、病院栄養部および薬用植物園に出向いて見学を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~6回 | 【対面】実験計画・準備 | 食品成分、食の安全性、機能性等に関する実験計画書を作成するとともに、実験機器・材料を準備する(グループワーク)。 | 内藤 由紀子 伊与 亨 飯塚 佳子 片桐 裕史 | 9/7⑤ 9/8③④ 9/9③④⑤ |
7~21回 | 【対面】食品成分、食の安全性、機能性等に関する実験[実習] | 作成した計画書に基づいて実験を行う(グループワーク)。 | 内藤 由紀子 伊与 亨 飯塚 佳子 片桐 裕史 | 9/10③④⑤ 9/15③④⑤ 9/16③④⑤ 9/17③④⑤ 9/23③④⑤ |
22~24回 | 【対面】病院栄養部の見学[実習] | HACCPを導入している食品衛生管理の現場を見学する。 | 内藤 由紀子 伊与 亨 飯塚 佳子 片桐 裕史 | 9/24③④⑤ |
25〜27回 | 【対面】薬用植物の観察[実習] | 食品との相互作用を有する薬用植物の観察を行う。 | 内藤 由紀子 伊与 亨 飯塚 佳子 片桐 裕史 | 9/29③④⑤ |
28〜30回 | 【対面】まとめ | 実験結果の発表・討論を行うと共に、実験ノートを提出する(グループワーク)。 | 内藤 由紀子 伊与 亨 飯塚 佳子 片桐 裕史 | 9/30③④⑤ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
研究機関での経験を踏まえ、食品の安全性・機能性研究の進め方や方法を概説する。
食品成分、食の安全性、機能性に関する実験をグループで立案し、実験を進め、プレゼンテーションおよび質疑応答することができる。
病院栄養部の見学により、HACCPの実際の運用の概要を説明できる。
食品と相互作用を有する薬用植物や、食品でもある薬用植物を実際に観察することによって理解を深め、特徴を説明することができる。
班単位の評価(プレゼンテーションおよび実験ノート、70%)および個人評価(レポートおよび実習態度、30%)により総合的に評価する。フィードバックは学生からの要望があった場合に対応する。
3年次前期科目の「健康食品学」の教科書である「保健機能食品学」の内容を復習しておく(必要な予習復習時間数は学生による)。
日常生活の中で食に関する情報や興味を持つように心がけておく。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 保健機能食品学(3年次「健康食品学」、「食品衛生法規」の教科書) | 長村洋一、平野和行、森下芳孝、熊取厚志編著 | 一般社団法人日本食品安全協会 |
科目ナンバリングコード: HS304-FO04