科目責任者 | 薮田 十司 (※) |
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担当者 | 薮田 十司 (※) |
科目概要 | 3年 (2単位・必修) [健康科学科] |
作業環境管理のための作業環境測定におけるデザイン、サンプリング、測定値の記録、評価値の計算、管理区分の決定という作業環境測定の一連の流れの沿って演習を行う。演習Ⅰでは主に単位作業場所の設定、測定点の決定方法等のデザインについて習得する。
【教育内容】
作業環境測定における測定および管理の対象となる作業場の範囲(単位作業場所)の設定、測定点の決め方、測定日・時間等の決定など、各種作業場の事例を中心に演習を行う。
【教育方法】
講義形式で解説を行いながら、その中で必要に応じデザイン課題について演習を行う。デザイン課題については、プレゼンテーションを通して演習課題の解決を試みる。授業の最後に理解度を確認するための小テストを行うが、小テストの解説は次の授業内で行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1~4回 | 【オンデマンド】 作業環境管理概論 | 作業環境管理、作業環境測定計画、作業環境測定のためのデザイン概論について解説する。 | 薮田 十司 | |
第5~12回 | 【オンデマンド】 デザイン演習 | 単位作業場所の設定および測定点の決定に関する演習を行う。 1)粉じん作業場についてのデザイン演習。 | 薮田 十司 | |
第13~20回 | 【オンデマンド】 デザイン演習 | 単位作業場所の設定および測定点の決定に関する演習を行う。 2)有機溶剤取扱い作業場についてのデザイン演習。 | 薮田 十司 | |
第21~29回 | 【オンデマンド】 デザイン演習 | 単位作業場所の設定および測定点の決定に関する演習を行う。 3)特化物、金属等取扱い作業場についてのデザイン演習。 | 薮田 十司 | |
第30回 | 総括 | 前期授業のまとめ | 薮田 十司 | 未定 |
◆実務経験の授業への活用方法◆
労働衛生機関での経験を踏まえて、測定(主にデザイン)のより実践的な内容(現場で落ちりやすい過ち、デザインの着眼点)を演習に含めて行う。
作業環境測定におけるデザインができ、作業環境管理に参画出来る力を確実につける。
定期試験により評価する。
作業環境管理学Ⅰの講義内容を再度復習し、シラバスを参考に前もって教科書を読みなどの予習を30時間以上行う。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 作業環境測定ガイドブック0 総論編 | 日本作業環境測定協会 | 日本作業環境測定協会 |
参考書 | 作業環境測定ガイドブック1~6 | 日本作業環境測定協会 | 日本作業環境測定協会 |
参考書 | 作業環境測定のための労働衛生の知識 | 日本作業環境測定協会 | 日本作業環境測定協会 |
科目ナンバリングコード: HS302-SS22