科目責任者 | 清 和成 |
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担当者 | 清 和成, 古川 隼士 (※), AMARASIRI MOHAN (※) |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [健康科学科] |
機器を用いた分析、測定を行う上では、用いる機器の原理、構成、性能、特性等を正しく理解し、操作することが必須である。ここでは、測定対象物質に応じてそれらの項目を十分に理解した上で活用できるようになることを目指し、機器分析の基本的事項を徹底して習得する。
【教育内容】
吸光光度分析、原子吸光分析、ガスクロマトグラフの操作方法について、実技指導を中心にして、1)原理、2)装置の構成、3)取扱方法、4)標準試料の調整、5)解析方法、6)機器の保守点検などの項目を解説する。また、ガスクロマトグラフ-質量分析法の操作方法についても解説と実技指導する。
【教育方法】
各種分析機器を用いた実習を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~3回 | 【対面】 ガイダンス 吸光光度分析(1)[実習] | 本実習の内容全般と実習に取り組む上での心得について学ぶ。また、吸光光度分析の測定原理と装置構成を学ぶ。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 11/17③④⑤ |
4~6回 | 【対面】吸光光度分析(2)[実習] | 吸光光度分析に使用する吸光曲線、測定波長を決定する。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 11/18③④⑤ |
7~9回 | 【対面】吸光光度分析(3)[実習] | 検量線を作成し、リン酸イオン濃度を測定する。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 11/19③④⑤ |
10~12回 | 【対面】原子吸光分析(1)[実習] | 原子吸光分析の測定原理と装置構成について学ぶ。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 11/20③④⑤ |
13~15回 | 【対面】原子吸光分析(2)[実習] | 検量線法によるNaの定量を行う。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 11/24③④⑤ |
16~18回 | 【対面】原子吸光分析(3)[実習] | 標準添加法によるCdの定量を行う。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 11/25③④⑤ |
19~21回 | 【対面】ガスクロマトグラフ(1)[実習] | ガスクロマトグラフの測定原理と装置構成について学んだ上で、検出器の違いによる分析結果の相違について実習する。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 11/26③④⑤ |
22~24回 | 【対面】ガスクロマトグラフ(2)[実習] | 分離カラムの相違による分析結果の差異について学んだ上で、保持時間に基づく物質同定方法について実習する。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 12/1③④⑤ |
25~27回 | 【対面】ガスクロマトグラフ(3)[実習] | 検量線を作成し、内部標準法を用いたエタノールの定量分析を実習する。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 12/2③④⑤ |
28~30回 | 【対面】ガスクロマトグラフ-質量分析[実習] | ガスクロマトグラフ-質量分析装置を用いた揮発性有機化合物(VOC)の一斉分析について学ぶ。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN | 12/3③④⑤ |
測定原理、装置の構成、使用方法、保守について理解を深め、対象物質を分析、測定、評価できる技術的な知識、手技と思考能力を習得する。
レポートならびに実習・実験に対する取り組みの姿勢を総合的に評価する。
【実習時間外に必要な学修時間: ‐ 時間】
実習前にまず実習指導書をよく読んでおく。また、機器分析化学の講義と連携しているため、講義の内容を再度確認しておく。特に機器の動作原理、測定原理について理解を深めておく。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 実習指導書 | 北里大学医療衛生学部編 | 教員より配布 |
参考書 | 機器分析入門 | 南江堂 | |
参考書 | 機器分析(基礎と応用) | 講談社 | |
参考書 | 機器分析学 | 日刊工業新聞社 |
科目ナンバリングコード: HS204-SS08