科目責任者 | 原 秀剛 (※) |
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担当者 | 原 秀剛 (※), 下野 哲範 (※), 水上 慎也 (※), 安冨 蔵人 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻] |
放射線技術学分野における医用画像処理の基礎および応用技術について理解し、医療現場で実践するために必要な知識を習得する。
医用画像のデジタル化が進んだ現在において、画像処理技術は必要不可欠となっている。放射線技術学分野におけるX線診断、CT、MRI、核医学、放射線治療領域に着目し、画像処理の原理と応用技術について臨床画像を提示しながら教授する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | MRI領域の画像処理1 | MRIにおける画像と処理の基礎について学習する。 | 水上 慎也 | 5/8① |
第2回 | MRI領域の画像処理2 | 臨床MRIで用いられる画像処理について学習する。 | 水上 慎也 | 5/15① |
第3回 | 核医学領域の画像処理1 | 核医学における画像と処理技術の基礎やソフトウェア解析について学習する。 | 安冨 蔵人 | 5/22① |
第4回 | 核医学領域の画像処理2 | 臨床核医学における画像の収集、処理、表示の注意点と技術的解決や臨床的有用性について学習する。 | 安冨 蔵人 | 5/29① |
第5回 | 放射線治療領域の画像処理1 | 放射線治療計画に用いる画像処理について学習する。 | 下野 哲範 | 6/5① |
第6回 | 放射線治療領域の画像処理2 | 放射線治療の患者位置決め、照射中に用いる画像処理について学習する。 | 下野 哲範 | 6/12① |
第7回 | X線診断領域の画像処理1 | X線撮影系(CR,FPD)画像処理、マルチ周波数処理等を学習する。 | 原 秀剛 | 6/19① |
第8回 | X線診断領域の画像処理2 | X線CT画像処理、3次元画像、CAD等を学習する。 | 原 秀剛 | 6/26① |
医用画像の基本的な処理方法を把握し、臨床で利用されている各モダリティの画像処理について、特徴と処理画像の意味を理解する。
小テスト(20%)及び定期試験(80%)を総合的に評価する。
関連する必修科目の講義内容を復習しながら、本講義に出席することにより内容を理解すること。また、学習内容をより深いものにするために参考書を読むこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 随時、プリントの配布 | ||
参考書 | MRIの基本 パワーテキスト | 荒木力 監訳 | メディカル・サイエンス・インターナショナル |
参考書 | MRI応用自在 | 高原太郎 監修 | メジカルビュー |
参考書 | 核医学検査技術学(放射線技術学シリーズ) | 大西英雄,市原隆,山本智郎 著 | オーム社 |
参考書 | 放射線治療基礎知識図解ノート | 榮武二 監修 | 金原出版株式会社 |
参考書 | FCR画像処理解説書 | 岩崎信之 編著 | 富士フィルムメディカル株式会社 |
参考書 | なるほど!!医用3次元画像 考え方と処理法の虎の巻 | 高原太郎 編 | 秀潤社 |