Web Syllabus(講義概要)
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環境工学ⅡEnvironmental EngineeringⅡ
科目責任者古川 隼士 (※)
担当者古川 隼士 (※), 清 和成 (※), 亀井 樹 (※)
科目概要3年 (2単位・選択) [健康科学科]

授業の目的

 持続可能な社会を支える水資源マネジメントについて理解し、水の再生と再利用の重要性、再生水の多様な用途、および再生水の処理技術と配水技術について理解する。

教育内容・教育方法・フィードバック

 持続可能な水資源マネジメントにおける基礎知識として、水不足や健康・環境問題について講義すると共に、水の再生と再利用に関するシステムや技術について解説し、演習を通してそれらの基本的な知識・設計計算を習得する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回序論現在、そしてこれから起こりうる水不足や持続可能な水資源マネジメントの原則、水再生と再利用の重要な役割について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
9/3②
第2回下水の特性と健康・環境問題水系感染病原微生物、化学成分、新興汚染物質等の下水に含まれる成分と健康や環境問題との関連性について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
9/4③
第3回再生水利用における健康リスク評価(1)
リスク評価・管理
再生水利用における健康リスク評価、リスク管理、およびリスクコミュニケーションについて学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
9/10②
第4回再生水利用における健康リスク評価(2)
化学物質のリスク評価と手段・方法
化学物質のリスク評価、およびその手段と方法について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
9/17②
第5回再生水利用における健康リスク評価(3)
微生物のリスク評価と手段・方法
微生物のリスク評価、およびその手段と方法について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
9/24②
第6回水再利用のための処理技術(1)
二次処理における処理技術
下水処理システムにおける二次処理による汚濁成分の除去技術について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
10/1②
第7回水再利用のための処理技術(2)
膜分離型生物処理技術
水再生技術として重要な膜分離活性汚泥法の特徴や原理について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
10/8②
第8回水再利用のための処理技術(3)
膜分離活性汚泥法における汚泥生成量の推定
膜分離活性汚泥法と標準活性汚泥法の汚泥生成量の推定方法を学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
10/15②
第9回水再利用のための処理技術(4)
膜分離活性汚泥システムの設置面積の算出
膜分離活性汚泥法による処理システムの設置面積の算出方法を学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
10/29②
第10回水再利用のための処理技術(5)
膜分離活性汚泥法の考慮事項および利点・欠点
二次処理に膜分離活性汚泥法を導入する際に考慮すべき事項および利点・欠点について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
11/12②
第11回水再利用における消毒(1)
塩素系薬剤による消毒
塩素系薬剤による消毒技術の概要、およびその消毒効果の算定方法について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
11/19②
第12回水再利用における消毒(1)
オゾンによる消毒
オゾンによる消毒技術の概要、およびその消毒効果の算定方法について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
11/26②
第13回水再利用における消毒(1)
紫外線による消毒
紫外線による消毒技術の概要、およびその消毒効果の算定方法について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
12/3②
第14回水再利用のためのインフラ整備再生水の利用と供給にかかわる施設の計画及び設計について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
12/10②
第15回水の再利用計画の展望水再生・水再利用のための計画および法律・制度、ならびに将来の展望について学ぶ。古川 隼士
清 和成
亀井 樹
12/10③
第1回
項目
序論
授業内容
現在、そしてこれから起こりうる水不足や持続可能な水資源マネジメントの原則、水再生と再利用の重要な役割について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
9/3②
第2回
項目
下水の特性と健康・環境問題
授業内容
水系感染病原微生物、化学成分、新興汚染物質等の下水に含まれる成分と健康や環境問題との関連性について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
9/4③
第3回
項目
再生水利用における健康リスク評価(1)
リスク評価・管理
授業内容
再生水利用における健康リスク評価、リスク管理、およびリスクコミュニケーションについて学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
9/10②
第4回
項目
再生水利用における健康リスク評価(2)
化学物質のリスク評価と手段・方法
授業内容
化学物質のリスク評価、およびその手段と方法について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
9/17②
第5回
項目
再生水利用における健康リスク評価(3)
微生物のリスク評価と手段・方法
授業内容
微生物のリスク評価、およびその手段と方法について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
9/24②
第6回
項目
水再利用のための処理技術(1)
二次処理における処理技術
授業内容
下水処理システムにおける二次処理による汚濁成分の除去技術について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
10/1②
第7回
項目
水再利用のための処理技術(2)
膜分離型生物処理技術
授業内容
水再生技術として重要な膜分離活性汚泥法の特徴や原理について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
10/8②
第8回
項目
水再利用のための処理技術(3)
膜分離活性汚泥法における汚泥生成量の推定
授業内容
膜分離活性汚泥法と標準活性汚泥法の汚泥生成量の推定方法を学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
10/15②
第9回
項目
水再利用のための処理技術(4)
膜分離活性汚泥システムの設置面積の算出
授業内容
膜分離活性汚泥法による処理システムの設置面積の算出方法を学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
10/29②
第10回
項目
水再利用のための処理技術(5)
膜分離活性汚泥法の考慮事項および利点・欠点
授業内容
二次処理に膜分離活性汚泥法を導入する際に考慮すべき事項および利点・欠点について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
11/12②
第11回
項目
水再利用における消毒(1)
塩素系薬剤による消毒
授業内容
塩素系薬剤による消毒技術の概要、およびその消毒効果の算定方法について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
11/19②
第12回
項目
水再利用における消毒(1)
オゾンによる消毒
授業内容
オゾンによる消毒技術の概要、およびその消毒効果の算定方法について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
11/26②
第13回
項目
水再利用における消毒(1)
紫外線による消毒
授業内容
紫外線による消毒技術の概要、およびその消毒効果の算定方法について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
12/3②
第14回
項目
水再利用のためのインフラ整備
授業内容
再生水の利用と供給にかかわる施設の計画及び設計について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
12/10②
第15回
項目
水の再利用計画の展望
授業内容
水再生・水再利用のための計画および法律・制度、ならびに将来の展望について学ぶ。
担当者
古川 隼士
清 和成
亀井 樹
日時
12/10③

到達目標

 今後ますます重要となってくる持続可能な水資源マネジメントにおける基礎知識を身に付け、水の再生に関する様々な処理技術やシステムについて理解することができる。また、リスク評価、膜分離活性汚泥法の設計、および各消毒技術のモデリングに関する演習を通して健康リスク評価や基礎的な処理技術の設計計算等ができるようになることを目指す。

評価基準

定期試験(80%)とレポート(20%)で評価する。

準備学習等(予習・復習)

環境衛生学Ⅰ、Ⅱおよび環境工学Ⅰの内容を理解し、不明な点はしっかり復習しておくこと。また、毎回の講義で実施する演習問題は確実に復習し、その日の講義内容の理解に努めること。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書プリントを配布する。
参考書水再生利用学 浅野孝、大垣眞一郎、江藤隆、滝沢智、船水尚行、松井正樹、田中宏明、加賀山守、土橋隆二郎、藤木修、山口登、他技報堂出版
教科書
署名
プリントを配布する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
水再生利用学
著者・編者
 浅野孝、大垣眞一郎、江藤隆、滝沢智、船水尚行、松井正樹、田中宏明、加賀山守、土橋隆二郎、藤木修、山口登、他
発行所
技報堂出版