| 科目責任者 | 田ヶ谷 浩邦 (※) |
|---|---|
| 担当者 | 田ヶ谷 浩邦 (※), 深瀬 裕子 (※), 市倉 加奈子 (※), 佐藤 浩信 (※) |
| 科目概要 | ２年 （２単位・必修） [健康科学科] |
近年、自殺者の増加、精神障害による休職者の増加などメンタルヘルス不調による社会への影響が増大している。精神障害の正しい知識、メンタルヘルスの増進、職場におけるメンタルヘルス対策、厚生労働省の指針などについて理解する。
① 精神疾患総論（代表的な精神疾患についての成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援を含む。）
② 向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化
③ 医療機関との連携
④メンタルヘルスの現状、メンタルヘルスケアの基本的考え方
⑤職場におけるメンタルヘルスケアの指針、復職支援と医療との連携
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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| 第1回 | 精神保健学概論 | 疾病構造の変化とメンタルヘルス概念の変遷、医療機関との連携について学ぶ | 田ヶ谷 浩邦 | 4/3① |
| 第2回 | 精神障害（１） | 精神症状の種類、精神障害の分類について学ぶ | 深瀬 裕子 | 4/10① |
| 第3回 | 精神障害（２） | 統合失調症の症状・診断法･治療法･経過、本人や家族への支援について学ぶ | 深瀬 裕子 | 4/17① |
| 第4回 | 精神障害（３） | パーソナリティ障害の症状・診断法･治療法･経過、本人や家族への支援について学ぶ | 深瀬 裕子 | 4/24① |
| 第5回 | 精神障害（４） | 不安障害の症状・診断法･治療法･経過、本人や家族への支援について学ぶ | 深瀬 裕子 | 5/8① |
| 第6回 | 精神障害（５） | 抑うつ障害の症状・診断法･治療法･経過、本人や家族への支援について学ぶ | 深瀬 裕子 | 5/15① |
| 第7回 | 精神障害（６） | 双極性障害の症状・診断法･治療法･経過、本人や家族への支援について学ぶ | 深瀬 裕子 | 5/22① |
| 第8回 | 精神障害（７） | 発達障害の症状・診断法･治療法･経過、本人や家族への支援について学ぶ | 市倉 加奈子 | 5/29① |
| 第9回 | 精神障害（８） | 認知症の症状・診断法･治療法･経過、本人や家族への支援について学ぶ | 市倉 加奈子 | 6/5① |
| 第10回 | 職場メンタルヘルス概論 | 労働衛生の３管理とメンタルヘルス、メンタルヘルスケアの基本的考え方、こころの健康増進計画について学ぶ | 田ヶ谷 浩邦 | 6/12① |
| 第11回 | 過重労働 | 心身の疾患と過重労働、過重労働対策について学ぶ | 田ヶ谷 浩邦 | 6/19① |
| 第12回 | メンタルヘルスケアの実際 | 4つのケア、治療開始から復職までの過程、問題事例と危機介入、異動と配属転換、個人情報と人権の保護について学ぶ | 佐藤 浩信 | 6/26① |
| 第13回 | 物質・薬剤による精神障害、向精神薬 | 物質･薬剤による心身の変化、向精神薬の作用について学ぶ | 田ヶ谷 浩邦 | 7/3① |
| 第14回 | 職場の役割と機能 | 働くことの意味、職場の人間関係、リスクテイキングとモラール、ワークライフバランスについて学ぶ | 佐藤 浩信 | 7/10① |
| 第15回 | 現代社会とメンタルヘルス | 日本の自殺の現状と対策について学ぶ | 田ヶ谷 浩邦 | 7/17① |
以下について説明できる
① 精神疾患総論（代表的な精神疾患についての成因、症状、診断法、
治療法、経過、本人や家族への支援を含む。）
② 向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化
③ 医療機関との連携
④衛生管理者や人事労務担当者として勤務する際に必要なメンタルヘルスの知識（法・省令に基づく企業のメンタルヘルス活動、精神疾患の症状と治療）
定期試験（100%）
１）参考書などにより、精神障害についての予備学習をしておくこと
２）厚生労働省ホームページで職場メンタルヘルスの問題について参照しておくこと
３）精神障害、こころの問題に関するマスコミ報道などについて、自分なりの意見をまとめておくこと
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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| 教科書 | プリント等 | ||
| 参考書 | 精神医学ハンドブック | 山下 格 | 日本評論社 |
| 参考書 | 学生のための精神医学 | 太田泰之、上野武治 | 医歯薬出版株式会社 |
| 参考書 | 職場のメンタルヘルスケア | 白倉克之、高田 勗、筒井末春 | 南山堂 |
| 参考書 | よくわかる臨床心理学 | 下山晴彦 | ミネルヴァ書房 |