授業の目的

　臨床実習前に、臨床で必要な知識、技術が習得できていることを確認し、発展的な考察ができるようにする。さらに、臨床において必要なコミュニケーション、マナーについて意識した行動を習得する。

教育内容・教育方法・フィードバック

　4グループに分け、眼位、調節検査、視力検査、視野検査、固視検査、など臨床実習で行うことの多い検査について、様々な患者を想定したわかりやすい説明、誘導、適切な検査方法の選択ができるよう準備を行う。

授業内容

授業内容欄外

　実習項目を小人数の班でローテーションで実施する。実習予定表、課題を初回講義時に配布・説明する。
　4月26日④⑤限は、予備日とする。

到達目標

１）これまでに習得した知識、技術の総復習をし、臨床実習で様々な患者の検査をするために不足している知識・技術を再確認する。
２）検査の目的や手順の意味を考え、検査計画、治療計画をたてることができる。
３）経験のない症例についても、その特性を理解して検査計画、治療計画をたてることができる。
４）検査を実施するために必要なわかりやすい説明、適切な患者対応とは何か考え、検査中に常に意識できるようにすること。

評価基準

　定期試験50％、実習課題（提出物）50％で評価する。欠席は減点とする。

準備学習等(予習・復習)

　予習：3年次までに習得した全ての知識、技術について復習し、臨床実習に必要な専門用語を暗記する。
　　　　各実習には、項目ごと各自の目標を設定して臨むこと。
　復習：すべての実習で行った検査結果や課題は正しく記載し、不足した知識を補完できるような実習記録を付ける。
　　　　自ら設定した目標の達成の可否を振り返り、みつかった課題は次回の実習までに解決する。

教材