聴覚心理学Psychoacoustics
科目責任者佐野 肇 (※)
担当者佐野 肇 (※)
科目概要2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻]

授業の目的

 聴覚心理学の基本事項のうち、言語聴覚療法の実務に従事する上で必要となる知識を習得し理解する。聴覚機能検査の基本原理を理解する。

教育内容・教育方法

 聴覚心理学における基本的な用語と概念について学習する。 物理現象としての音と聴覚の関係について体験的な理解をはかる。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回聴覚心理学とは聴覚心理学とは、物理現象としての音、音圧と音圧レベル、スペクトルについて学ぶ。佐野 肇
5/7③
第2回耳の感度音の性質の符号化と対応する心理量、聴覚閾値とその測定法、正常耳の聴覚閾値、聴覚閾値を基準とした音のレベル表示について学ぶ。佐野 肇
5/14③
第3回マスキング純音のマスキング、臨界帯域幅、経時マスキングについて学ぶ。佐野 肇
5/21③
第4回聴野とラウドネス聴野、等ラウドネス曲線、ラウドネスレベル(phon)、サウンドレベルメータについて学ぶ。佐野 肇
5/28③
第5回ラウドネスラウドネスの尺度構成、ソーン尺度、聴覚障害耳におけるラウドネスについて学ぶ。佐野 肇
6/4③
第6回ピッチ・音色純音のピッチ、メル尺度、複合音のピッチ、音色について学ぶ。佐野 肇
6/11③
第7回音の弁別・聴覚疲労・短音の知覚弁別閾、比弁別閾、聴覚順応、聴覚疲労、騒音と聴覚障害、短音の物理的性質、短音の知覚について学ぶ。佐野 肇
6/18③
第8回両耳聴・音のパターンと対象の知覚両耳聴の効果、音源定位、カクテルパーティ効果、聴覚の情景分析、視聴覚情報の統合について学ぶ。佐野 肇
6/25③

到達目標

 聴覚心理学の基本的術語、概念を説明できる。物理量と生理学的反応および心理学的尺度との関係を理解し換算ができる。

評価基準

 定期試験、授業への参加態度、小テスト、演習レポートにより評価。

準備学習等(予習・復習)

 小テストで間違えた箇所を中心に復習し、理解が不十分であった点を補っておくこと。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考書聴覚と音響心理境久雄編著コロナ社、1978
参考書聴覚心理学B. J. ムーア著、大串訳誠信書房、1994
参考書言語聴覚士の音響学入門吉田友敬海文堂、2013