科目責任者 | 鈴木 恵子 (※) |
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担当者 | 鈴木 牧彦 |
科目概要 | 2年 (2単位・選択) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] 2年 (2単位・選択) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] 2年 (2単位・自由) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
今日の実験心理学、認知心理学の研究成果の学習を通じて、感覚と知覚、認知、学習、記憶、思考といった人間の高次脳機能について、心理学的側面からの理解を深める。
学習・認知心理学の領域から、感覚と知覚、認知、学習、記憶、思考にテーマを絞り、それぞれの分野における基礎用語と最近のトピックスについて触れる。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | オリエンテーション | 認知心理学とは何について学ぶ。ST、PT・OT国家試験出題基準を知る。 | 鈴木 牧彦 | 4/9⑤ |
第2回 | 感覚・知覚・認知 (1) | 感覚の種類、感覚の属性、感覚の諸現象(順応、残像、対比、同化、加重、マスキング)、感覚の統合について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 4/16⑤ |
第3回 | 感覚・知覚・認知 (2) | 色彩知覚(錐体と桿体、混色)と色覚理論(三色説、反対色説、段階説)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 4/17④ |
第4回 | 感覚・知覚・認知 (3) | 形の知覚(図と地の分化、知覚の体制化)、パターン認識、視・聴覚空間知覚、運動知覚について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 4/23⑤ |
第5回 | 感覚・知覚・認知 (4) | 知覚の恒常性、社会的知覚、対人認知について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 4/24④ |
第6回 | 学習と動機づけ (1) | 学習の定義、古典的条件づけとその諸現象(自発的回復、般化と弁別)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 5/7⑤ |
第7回 | 学習と動機づけ (2) | 道具的条件づけ(訓練のタイプ、強化スケジュール)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 5/14⑤ |
第8回 | 学習と動機づけ (3) | 認知学習(潜在学習、モデリング)、行動療法について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 5/21⑤ |
第9回 | 学習と動機づけ (4) | 技能学習(結果の知識、学習の転移、練習方法)、動機づけ(内発的動機づけと外発的動機)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 5/28⑤ |
第10回 | 記 憶 (1) | 記憶の測定法、記憶のモデルについて学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 5/29④ |
第11回 | 記 憶 (2) | 感覚記憶と注意、短期記憶・作業記憶について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 5/29⑤ |
第12回 | 記 憶 (3) | 長期記憶の分類と知識の構造、忘却説について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 6/4⑤ |
第13回 | 記 憶 (4) | 記憶研究の展開(潜在記憶、展望記憶、日常の記憶)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 6/5④ |
第14回 | 思 考(1) | 問題解決(古典的研究、アルゴリズムとヒューリスティックス、類推)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 6/5⑤ |
第15回 | 思 考(2) | 推論(演えき的推論と帰納的推論、確率的推論)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 6/12④ |
学習・認知心理学の基礎知識を確実なものとし、高次脳機能に関する高度な専門知識を多角的に理解していくための知識を身につける。
随時実施する小テストの結果および定期試験〔筆記〕により評価する。
予習:前回の講義をよく見直して理解しておくこと。
復習:授業後、プリントの分からないところを調べておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 使用しない、適宜プリントを配布する | ||
参考書 | 認知心理学 学習心理学 | 箱田裕司ほか 山内光哉ほか | 有斐閣 サイエンス社 |