老年期作業療法学実習Practice of Occupational Therapy for The Elderly
科目責任者河村 晃依 (※)
担当者河村 晃依 (※), 渡邉 誠 (※), 柴 喜崇 (※)
科目概要3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻]

授業の目的

高齢者の特性および個人特性を踏まえた、実践的でその人らしい作業療法アプローチを修得する。

教育内容・教育方法

高齢者を対象とした一連の作業療法評価・アプローチについて、グループ演習および学外実習を通じて修得する。
認知症者の生活障害を疾患・環境・個人特性から捉え、有効な作業療法アプローチをグループで検討する。
地域社会における介護予防の意義及び作業療法士の役割について、講義および学外実習を通して学ぶ。
その人らしさを最後まで支えるターミナルケアの現状や作業療法士の役割について理解を深める。

授業内容

項目授業内容担当者日時
1回老年期作業療法のプロセス(1)評価の目的・内容老年期作業療法における評価の目的・内容について解説する。河村 晃依
5/23①
2回老年期作業療法のプロセス(2)評価計画・面接模擬症例に対する評価演習(評価計画・面接)を行う。河村 晃依
5/23②
3回老年期作業療法のプロセス(3)観察・情報収集模擬症例に対する評価演習(観察・情報収集)を行う。河村 晃依
5/30①
4回老年期作業療法のプロセス(4)検査測定模擬症例に対する評価演習(検査測定)を行う。河村 晃依
5/30②
5回老年期作業療法のプロセス(5)全体像のまとめ・課題抽出模擬症例の評価結果、全体像をまとめ、課題を抽出する(グループワーク)。河村 晃依
6/6①
6回老年期作業療法のプロセス(6)目標設定症例の利点・課題に即した長期目標・短期目標を設定する(グループワーク)。河村 晃依
6/6②
7回老年期作業療法のプロセス(7)プログラム立案目標達成に向けた効果的なOTプログラムを立案する(グループワーク)。河村 晃依
6/13①
8回老年期作業療法のプロセス(8)プログラム実施に向けてOTプログラムを実践するための環境設定・段階付け・OTの関わり方について具体的に検討する(グループワーク)。河村 晃依
6/13②
9・10回老年期作業療法のプロセス(9)プログラム実施グループで立案したOTプログラムを模擬実践し、改善点を検討する(発表・グループワーク)。河村 晃依
6/20①②
11回認知症(1)認知症とは
認知症/MCIについて解説する。河村 晃依
7/4①
12回認知症(2)中核症状とBPSD中核症状とBPSDについて、事例を通して解説する。河村 晃依
7/4②
13回認知症(3)認知症の生活障害認知症者の生活障害について事例を通して解説する。河村 晃依
7/11①
14回認知症(4)認知症ケア認知症ケアの基本的理念・技法について解説した上で、事例への対応について討議する。
河村 晃依
7/11②
15回生活行為向上マネジメント生活行為向上マネジメントについて解説した上で、事例検討を行う。渡邉 誠
9/5①②
16回認知症(5)評価認知症の評価尺度(診断、認知機能、ADL・IADL・QOL、行動・精神観察、MCI評価他)の特徴と使用方法について解説した上で、模擬実践する。河村 晃依
9/12①
17・18回認知症(6)OTアプローチ事例を通して、認知症者ケアにおける作業療法の視点について検討する。河村 晃依
9/12②
19回介護予防運動トレーニングを主体とした介護予防実践及び、介護予防におけるリハビリテーション専門職の役割について解説する。柴 喜崇
9/19①
20回学外実習:オリエンテーション実習オリエンテーション(リスクマネジメント、保健医療スタッフとしての基本的態度、実習の目標)河村 晃依
9/19②
21ー24回学外実習:施設実習老年期作業療法実施施設において1日体験実習を行う。河村 晃依
10/7①②③④
25・26回学外実習:介護予防実習地域高齢者の介護予防活動の場に参加し、その意義や支援のあり方について学ぶ。河村 晃依
10/9①②
27・28回学外実習:施設実習セミナー実習セミナー河村 晃依
10/16①②
29・30回老いと死と作業療法高齢者の権利擁護について解説する。
老いと死に寄り添う作業療法士に求められる視点及びアドバンスケアプランニングについて討議する。
河村 晃依
10/18①②

到達目標

老年期作業療法の遂行プロセスを理解し、模擬的に実施できる。
認知症のある方の生活障害を疾患・環境・個人特性から捉え、作業療法アプローチを立案できる。
地域社会における介護予防の意義および作業療法士の役割について説明できる。
その人らしさを最後まで支えるケアについて自らの意見を述べることができる。

評価基準

定期試験(50%)、課題レポート(20%)、学外実習〔参加態度、レポート、セミナー〕(20%)
小テスト(10%)により評価

準備学習等(予習・復習)

授業内で指定する教科書の該当ページを予習して授業に臨むこと。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書老年期の作業療法 第3版浅海奈津美、守口恭子著三輪書店
教科書高齢者のための知的機能検査の手引き大塚俊男ワールドプランニング
参考書授業内で紹介する