医療情報学Medical Informatics
科目責任者稻岡 秀検 (※)
担当者稻岡 秀検 (※)
科目概要2年 (2単位・選択) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻]
2年 (2単位・選択) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻]

授業の目的

コンピュータプログラミングの基本について理解し、実用的なデータ処理プログラムが書けるようになることを目標とする。

教育内容・教育方法

以下のプログラミングの基本技術について、1人コンピュータ1台を使った演習方式で学習する。
1. 採用するプログラミング言語はC言語とする。
2. 最初に変数と型の概念を理解し、配列とループの操作について学ぶ。作成したデータをファイルへ入出力する手法について学ぶ。
3. ポインタの概念を理解した後で、動的に配列を作成する技術を学ぶ。構造体とデータ構造について解説し、二重配列の操作方法を学ぶことで行列演算の基礎を実装する技術を学習する。
4. 今までの技術を応用して、汎用ファイル読み込みライブラリを作成し、データ処理の基本ファイルを作成する。最後に高速フーリエ変換によるデータ処理を行う。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回導入開発環境であるcygwinとemacsについて操作方法を学ぶ。稻岡 秀検
4/4③
第2回C言語の説明と簡単な構文C言語について、簡単な構文を実行できるようにする。Makefileの使用方法についても学ぶ。稻岡 秀検
4/11③
第3回配列とループ配列の作成方法と、ループ演算による変数操作について学ぶ。稻岡 秀検
4/18③
第4回数値微分、shellの概念とリダイレクト配列データに対して数値微分を行う。計算されたデータを保存するためにshellの概念とリダイレクトの方法について学ぶ。稻岡 秀検
4/25③
第5回ファイルの入出力標準入出力だけでなく、ファイルポインタを用いたファイルの操作方法について学ぶ。稻岡 秀検
5/9③
第6回ヘッダーファイルと関数化ヘッダーファイルの概念について学び、関数化と構造化プログラミングについて学ぶ。稻岡 秀検
5/16③
第7回ポインタの概念と動的配列ポインタによるメモリ操作について学び、動的な配列の確保方法について学ぶ。稻岡 秀検
5/23③
第8回構造体とデータ構造構造体について学び、アルゴリズムとデータ構造についての概念を学ぶ。稻岡 秀検
5/30③
第9回二重配列の操作ポインタを用いた、二重配列の実装方法とその操作について学ぶ。稻岡 秀検
6/6③
第10回行列の実現とその操作二重配列を利用して行列を実現する。また行列演算を実現する方法についても学ぶ。稻岡 秀検
6/13③
第11〜12回汎用ファイル読み込みライブラリの作成今までの知識を用いて、汎用ファイル読み込みライブラリを作成する。稻岡 秀検
6/20③
6/27③
第13〜14回フーリエ変換の実現高速フーリエ変換について学び、実装する。稻岡 秀検
7/4③
7/11③
第15回まとめ習得した技術を組み合わせて、実際に波形解析を行うプログラムを作成する。稻岡 秀検
7/18③

到達目標

1. エディタ(emacs)の基本的な操作を行うことができる。
2. 変数と型について説明できる。
3. 関数化を行うことができる。
4. ファイルにデータを入出力することができる。
5. ポインタと構造体について概念を説明できる。
6. 動的配列を確保し、値を操作することができる。
7. 高速フーリエ変換を用いたデータ処理についてその内容を説明することができる。

評価基準

講義中の演習問題と総合的な最終課題により評価する。

準備学習等(予習・復習)

予習
講義中の演習問題について、教科書等を利用して復習すること。

復習
講義中の課題について、プログラムの構文の意味を理解しておくこと。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書プログラミング言語C―ANSI規格準拠
B.W. カーニハン (著),‎D.M. リッチー (著),‎石田 晴久 (翻訳) 共立出版、1989
教科書演習でまなぶ情報処理の基礎鶴田陽和(編著者) 稻岡秀檢(共著者) 守田憲崇(共著者) 伊与亨(共著者) 有坂直哉(共著者)朝倉書店、2017
参考書