
| 科目責任者 | 鈴木 恵子 | 
|---|---|
| 担当者 | 鈴木 牧彦 | 
| 科目概要 | 2年 (2単位・選択) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] 2年 (2単位・選択) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] | 
多様な心理現象の測定や研究に不可欠な方法論とそれに関わる基礎知識を身につける。
精神物理学的測定法、調査法、検査法、実験法など多様な研究手法の基礎的な考え方と実践法について教授する。講義内容の理解を深めるために簡単な実験や調査を実施する。また、授業内容の理解度を確かめるため随時授業の開始前に小テストを行なう。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 | 
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 心理測定の予備知識(1) | 心理学の研究方法、信頼性と妥当性について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 9/4④ | 
| 第2回 | 心理測定の予備知識(2) | 測定の水準、要約統計量について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 9/11④ | 
| 第3回 | 精神物理学的測定(1) | 感覚の測定(刺激閾と刺激頂、弁別閾、主観的等価点)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 9/18④ | 
| 第4回 | 精神物理学的測定(2) | 精神物理学的測定法(調整法、極限法、恒常法)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 9/25④ | 
| 第5回 | 精神物理学的測定(3) | 感覚尺度の構成(ウェーバーの法則、フェヒナーの法則、ベキ法則)、信号検出理論について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 10/2④ | 
| 第6回 | 尺度構成法(1) | 直接法(ME法、MP法、等現間隔法)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 10/9④ | 
| 第7回 | 尺度構成法(2) | 間接法(順位法、一対比較法、系列範疇法)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 10/16④ | 
| 第8回 | 尺度構成法(3) | 多次元の尺度構成法(SD法、多次元尺度法)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 10/23④ | 
| 第9回 | 検査法(1) | 測定目的にもとづく検査法の分類、知能検査と知能(表示法と知能の理論)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 10/30④ | 
| 第10回 | 検査法(2) | 測定方法にもとづく検査法の分類、検査の標準化について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 11/6④ | 
| 第11回 | 検査法(3) | 信頼性と妥当性、その検証法について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 11/13④ | 
| 第12回 | 調査法 | 調査の種類、質問紙の作成法、対象者の選定(母集団、標本、サンプリング)について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 11/20④ | 
| 第13回 | 実験法とデータ解析(1) | 実験とは何か(仮説と仮説検証)、独立変数と従属変数、剰余変数の統制について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 11/27④ | 
| 第14回 | 実験法とデータ解析(2) | 実験計画法と統計的検定について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 12/4④ | 
| 第15回 | 実験法とデータ解析(3) | 実験的研究と相関的研究、多変量解析、一事例研究法について学ぶ。 | 鈴木 牧彦 | 12/11④ | 
心理測定に関わる多種多様な測定法、検査と調査に共通する基礎的方法論と実験法とデータ解析を中心とする研究法を習得するとともに、それらを適切に適用する能力を養う。
 随時実施する小テストの結果、および定期試験〔筆記〕(言語聴覚療法学専攻)、レポート試験(理学療法学専攻、作業療法学専攻)により評価する。
履修にあたっては、一年次の統計学の学習内容を十分に復習しておくこと。また、毎回の授業にあたっては、前回の内容をよく復習しておくこと。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 
|---|---|---|---|
| 教科書 | 使用しない,適宜プリントを配布する | ||
| 参考書 | 心理学マニュアル 質問紙法 | 後藤宗理他 | 北大路書房 | 
| 参考書 | 心理学マニュアル 要因計画法 | 鎌原雅彦他 | 北大路書房 | 
| 参考書 | 音の評価のための心理学的測定法 | 難波精一郎他 | コロナ社 |