科目責任者 | 田口 明子 (※) |
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担当者 | 田口 明子 (※), 門谷 裕一, 小畑 秀一, 林 徹, 木村 武俊 |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
解剖された人体の見学を通して講義による知識を更に深めるとともに解剖学的、さらには医学的な見方及び考え方を習得する。
ご献体に接することにより、医療職になることを認識する。人としての尊厳と生命について考えることが出来るようになる。
人間の体がどのように構成されているか、講義で得た知識と目と手を使って学び、標本では理解しにくい構造を理解させる。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 人体解剖Ⅰ 見学実習オリエンテーション | 人体解剖見学を行うにあたって知っておくべき事を説明する。 ・人体解剖とは ・解剖体とご献体 ・実習の心構え ・実習の前に準備しておくこと | 田口 明子 | 4/3③ |
第2回 | 生体観察 | 体表に投影した身体内部の構造 胸腹部内臓の位置と相互の関係をスケッチする。 | 田口 明子 | 4/3④ |
第3回 | 人体解剖Ⅱ 実習講義 | 頚部浅層 胸腹部の皮神経と血管 大胸筋と外腹斜筋 | 木村 武俊 担当者全員 | 4/15① |
第4回 | 人体解剖Ⅱ 見学実習Ⅰ | 頚部浅層 胸腹部の皮神経と血管 大胸筋と外腹斜筋 | 担当者全員 | 4/15② |
第5回 | 人体解剖Ⅲ 実習講義 | 腕神経叢 上腕屈側の筋と神経 肩甲骨前面の筋 前腕の屈側 手掌 | 門谷 裕一 担当者全員 | 4/22① |
第6回 | 人体解剖Ⅲ 見学実習Ⅱ | 腕神経叢 上腕屈側の筋と神経 肩甲骨前面の筋 前腕の屈側 手掌 | 担当者全員 | 4/22② |
第7回 | 人体解剖Ⅳ 実習講義 | 上腕伸側と肩甲骨背面の筋 前腕の筋 上肢の血管と神経 上肢の関節 | 門谷 裕一 担当者全員 | 5/13① |
第8回 | 人体解剖Ⅳ 見学実習Ⅲ | 上腕伸側と肩甲骨背面の筋 前腕の筋 上肢の血管と神経 上肢の関節 | 担当者全員 | 5/13② |
第9回 | 人体解剖Ⅴ 実習講義 | 胸腰筋膜と固有背筋 胸壁・腹壁の筋 腹部内臓の原位置 | 田口 明子 担当者全員 | 5/20① |
第10回 | 人体解剖Ⅴ 見学実習Ⅳ | 口頭試問Ⅰ(上肢) 胸腰筋膜と固有背筋 胸壁・腹壁の筋 腹部内臓の原位置 | 担当者全員 | 5/20② |
第11回 | 人体解剖Ⅵ 実習講義 | 胸膜と心膜 肺と心臓の位置 肺の構造 縦隔 腹膜と腹膜腔 腹部内臓の位置と構造 腹部内臓に分布する血管 | 小畑 秀一 担当者全員 | 5/27① |
第12回 | 人体解剖Ⅵ 見学実習Ⅴ | 胸膜と心膜 肺と心臓の位置 肺の構造 縦隔 腹膜と腹膜腔 腹部内臓の位置と構造 腹部内臓に分布する血管 | 担当者全員 | 5/27② |
第13回 | 人体解剖Ⅶ 実習講義 | 心臓の外景と内景 肝臓、十二指腸・膵臓、脾臓 縦隔の深部 腎臓・副腎と後腹壁 横隔膜 腰神経叢 | 林 徹 担当者全員 | 6/3① |
第14回 | 人体解剖Ⅶ 見学実習Ⅵ | 心臓の外景と内景 肝臓、十二指腸・膵臓、脾臓 縦隔の深部 腎臓・副腎と後腹壁 横隔膜 腰神経叢 | 担当者全員 | 6/3② |
第15回 | 人体解剖Ⅷ 実習講義 | 下肢 大腿筋膜と大腿前面の筋 大殿筋と殿部深層 頚部の深層 | 小畑 秀一 担当者全員 | 6/10① |
第16回 | 人体解剖Ⅷ 見学実習Ⅶ | 下肢 大腿筋膜と大腿前面の筋 大殿筋と殿部深層 頚部の深層 | 担当者全員 | 6/10② |
第17回 | 人体解剖Ⅸ 実習講義 | 大腿後面の筋と神経 膝窩と下腿の筋 | 林 徹 担当者全員 | 6/17① |
第18回 | 人体解剖Ⅸ 見学実習Ⅷ | 大腿後面の筋と神経 膝窩と下腿の筋 | 担当者全員 | 6/17② |
第19回 | 人体解剖Ⅹ 実習講義 | 足背と足底 膝関節と足関節 下肢の神経と血管 | 木村 武俊 担当者全員 | 6/24① |
第20回 | 人体解剖Ⅹ 見学実習Ⅸ | 足背と足底 膝関節と足関節 下肢の神経と血管 | 担当者全員 | 6/24② |
第21回 | 人体解剖Ⅺ 実習講義 | 骨盤内臓 股関節 | 田口 明子 担当者全員 | 7/1① |
第22回 | 人体解剖Ⅺ 見学実習Ⅹ | 口頭試問Ⅱ(下肢) 骨盤内臓 股関節 | 担当者全員 | 7/1② |
第23・24・25回 | 組織学実習Ⅰ | 顕微鏡の使い方 組織切片の観察Ⅰ 骨・軟骨・骨格筋 | 担当者全員 | 9/2①②③ |
第26・27・28回 | 組織学実習Ⅱ | 組織切片の観察Ⅱ 脊髄・小脳 | 担当者全員 | 9/9①②③ |
第29・30回 | 実習試験 | 筆記試験 | 担当者全員 | 9/30①② |
医学生の解剖学実習の進捗状況によって実習内容が変わる可能性がある。
やむなく欠席する場合は教員に連絡する(班員を通してでよい)。
見学実習以外の欠席については代替実習の日時を教員に相談する。
・人体の基本的な構造を図を用いて説明できる。
・各臓器の位置関係、外形及び内部構造を自分の体を使って説明できる。
・身体の構造と機能を関係づけることが出来る。
・実習班の構成員同士が協調して実習内容を深めることができる。
実習中の口頭試問(20%)、実習試験(60%)、実習ノート(20%)によって総合的に評価する。
当日見学した内容について課題を課すので、次の実習前に提出すること。この課題および予習復習の内容が実習ノートの評価となる。
次回実習の予定部分について予習しておく。
実習講義ではその日に見学べき内容についての詳細な説明を行うので、理由なく実習講義を欠席した学生は2限の見学には参加出来ず、欠席扱いになるので注意すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 2019年度版 解剖学実習Ⅱ | 北里大学医療衛生学部解剖組織学教室編 | |
参考書 | 日本人体解剖学 | 金子丑之助 | 南山堂 |
参考書 | ネッター解剖学アトラス | 相磯貞和訳 | 南江堂 |
参考書 | リハビリテーション解剖アトラス | 佐藤達夫 他 | 医歯薬出版 |
7月1日(月)の実習は医学部の進捗状態により7月8日(月) 1,2限 に変更の可能性あり。
解剖学実習Ⅰとは異なり、追再試験は年度末の追再試験期間に行うので注意すること。