科目責任者 | 佐藤 春彦 (※) |
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担当者 | 佐藤 春彦 (※) |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] |
関節運動の評価を中心とした理学療法の実践に向け、被験者に苦痛を与えない触診とポジショニングの技術を習得し、筋の位置を体表から正しく捉えられるようにする。
上下肢、体幹の機能解剖学と筋の触診の方法を講義する。筋の触診は練習の機会を設けて技術の習得を促す。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | オリエンテーション | この授業の進め方 | 佐藤 春彦 | 4/12③ |
第2回 | 手と手関節の触診[実習] | 小テスト。手の骨と前腕前面および背面の筋の触診を練習する。 「筋骨格系のキネシオロジー 」p.243 - p.336 「触診解剖アトラス」p.213 - p.267 | 佐藤 春彦 | 4/12④ |
第3回 | 肘関節と前腕の運動 | 小テスト。肘の骨と関節、運動について解説する。「筋骨格系のキネシオロジー 」p.200 - p.242 | 佐藤 春彦 | 4/19③ |
第4回 | 前腕と肘の触診 [実習] | 前腕後面と上腕の筋の触診を練習する。 「触診解剖アトラス」p.137 - p.213 | 佐藤 春彦 | 4/19④ |
第5回 | 上肢帯と肩関節の運動 | 小テスト。肩関節の運動について解説する。 「筋骨格系のキネシオロジー 」p.137 - p.197) | 佐藤 春彦 | 4/26③ |
第6回 | 上肢帯の筋の触診 [実習] | 肩甲骨周囲の筋の触診を練習する。 「触診解剖アトラス」p.94 - p.135 | 佐藤 春彦 | 4/26④ |
第7回 | 足関節と足の運動 | 小テスト。足関節の運動について解説する。 「筋骨格系のキネシオロジー 」p.651 - p.712 | 佐藤 春彦 | 5/10③ |
第8回 | 足関節と足の触診 [実習] | 足の骨とランドマーク、下腿前面の筋と後面の筋の触診を練習する。 「触診解剖アトラス」p.436 - p.526 | 佐藤 春彦 | 5/10④ |
第9回 | 膝関節の運動 | 小テスト。膝関節の運動について解説する。 「筋骨格系のキネシオロジー 」p.589 - p.650 | 佐藤 春彦 | 5/17③ |
第10回 | 膝関節の触診 [実習] | 大腿前面と後面の筋の触診を練習する。 「触診解剖アトラス」p.322 - p.434 | 佐藤 春彦 | 5/17④ |
第11回 | 触診の復習 [実習] | 1回から10回までに行った上肢および下肢の筋の触診を復習する。 | 佐藤 春彦 | 5/23④ |
第12回 | 股関節の運動 | 小テスト。股関節の運動について解説する。 「筋骨格系のキネシオロジー 」p.523 - p.588 | 佐藤 春彦 | 5/30④ |
第13回 | 股関節の触診 [実習] | 骨盤前面、後面の筋の触診を練習する。 「触診解剖アトラス」p.270 - p.321 | 佐藤 春彦 | 5/30⑤ |
第14回 | 脊柱の運動 | 小テスト。脊柱の運動について解説する。 「筋骨格系のキネシオロジー 」p.351- p.512 | 佐藤 春彦 | 6/6④ |
第15回 | 背部の触診 [実習] | 背部の筋の触診を練習する。 「触診解剖アトラス」p.2 - p.91 | 佐藤 春彦 | 6/6⑤ |
この授業の終了後には、学生は以下のことができるようになる
・骨格筋と運動の関係を説明できる
・各関節の運動学的特徴を説明できる
・体表から筋の走行を示すことができる
全7回の小テストおよび定期試験。定期試験は機能解剖に関する内容について、国家試験と同じ形式(五者択一)で出題する。評価は小テストが10%、定期試験が90%である。
それぞれの回で指定した教科書の範囲、特に筋の走行については予習時に確認するようにして下さい。触診の技術は繰り返し練習して身につくものなので、復習は必ず行うようにして下さい。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 触診解剖アトラス 第3版 | 奈良勲監訳 | 医学書院 |
教科書 | 筋骨格系のキネシオロジー 原著第3版 | Neumann DA著, Andrew PD・他監訳 | 医歯薬出版 |
参考書 | 骨格筋の形と触察法 改訂第2版 | 河上敬介、磯貝香 | 大峰閣 |
参考書 | 基礎運動学 第6版 | 中村隆一、斉藤宏 | 医歯薬出版 |
参考書 | 体表からわかる人体解剖学 | 大川淳監訳 | 南江堂 |