科目責任者 | 長谷川 智之 |
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担当者 | 長谷川 智之, 橋本 成世 (※), 石上 稔 (※), 佐々木 節, 永江 知文, 橘 英伸 (※), 花田 剛士 (※) |
科目概要 | 4年 (1単位・選択) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻] |
放射線科学分野に関わる基礎知識と実践的技術、研究トピック、最近の動向などについて教授する。
医学物理学分野の実践的技術、研究トピック、Monte Carloシミュレーション法、原子核物理学の研究トピック、放射線治療分野における実践的な医学物理学、以上を支える放射線物理学の基礎などを、第一線で活躍する診療放射線技師・医学物理士と物理学研究者が解説する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 授業全体の概要と放射線物理学の基礎 | 放射線科学特論の導入として授業の概要、本授業に関わりの深い放射線物理学の基礎などについて学ぶ。 | 長谷川 智之 | 4/15③ |
第2回 | 放射線技師から見た医学物理学 | 大学院での体験談や関連する研究の紹介、そして放射線技師の立場から見た臨床現場における医学物理学の活用例について解説する。 | 石上 稔 | 4/22③ |
第3回 | Monte Carlo法の医学物理への応用 | Monte Carlo法の基礎と放射線治療シミュレーションの基礎について学ぶ。 | 佐々木 節 | 5/10③ |
第4回 | 放射線治療における医学物理学研究の最先端 | 新しい放射線治療装置や治療技術、最先端の研究トピックについて学ぶ。 | 橋本 成世 | 6/10② |
第5回 | 密封線源放射線治療の医学物理学 | 密封小線源治療の基本的原理から、近年の最新の治療技術に至るまでの知識を得て、医学物理学に基づく癌治療の考え方を身につけ理解を深める。 | 花田 剛士 | 6/10③ |
第6回 | 放射線を用いた物理学研究の最先端トピック | 放射線を用いた物理学研究の最前線にあるJ-PARC加速器施設と、そこで展開されているハイパー原子核の世界について学ぶ。 | 永江 知文 | 6/13④ |
第7回 | 外部放射線治療の医学物理学 | 外部放射線治療と医学物理学について学ぶ。 | 橘 英伸 | 6/24③ |
第8回 | 医学物理学の基礎 | 放射線物理学について演習形式で理解を深める。 | 長谷川 智之 | 7/8③ |
教育内容に記載した事項について理解を深め、とくに診療放射線技師国家試験の放射線物理学に関わるしっかりした理解のもとで、それらの物理的な原理などを説明でき、関連する演習問題を解答できるようになる。
課題レポートで評価する。授業中の小テストを評価に含める場合もある。
放射線物理学、医用物理学、放射線計測学、放射線治療物理学を履修し、しっかりと復習しておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |