科目責任者 | 水上 慎也 (※) |
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担当者 | 水上 慎也 (※), 五味 勉 (※), 坂口 和也 (※), THET THET LWIN (※), 原 秀剛 (※), 渡邉 祐介 (※), 安冨 蔵人 (※) |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻] |
診療放射線領域において用いられる装置や画像処理法を取り扱うために、エックス線画像、MR画像の撮影(像)法の基本を理解する。また、適切な画像を得るための撮影(像)条件の設定について検討し、得られた画像の画質を測定・評価する。そして、それぞれの撮影(像)法や画像解剖、エックス線吸収・散乱の基本的な特性、被ばく線量評価についてその基本を理解する。
エックス線画像、MR画像の撮影(像)法、画像処理法、、エックス線の吸収・散乱の基本的な特性、エックス線画像の鮮鋭度・粒状性評価、被ばく線量評価について実習を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1・2回 | ガイダンス | 実習内容の説明 を行う。 | 担当者全員 | 9/3③④ |
3・4回 | 事前準備 | 実習用試料の作成を行う。 | 担当者全員 | 9/10③④ |
5・6回 | 線量分布の測定 | 散乱線量の分布と被ばくについて学ぶ。 | 担当者全員 | 9/17③④ |
7・8回 | 一般撮影 1 | 頭部のエックス線撮影について学ぶ。 | 担当者全員 | 9/24③④ |
9・10回 | 一般撮影 2 | 四肢・関節のエックス線撮影について学ぶ。 | 担当者全員 | 10/1③④ |
11・12回 | 一般撮影 3 | 胸部・腹部のエックス線撮影について学ぶ。 | 担当者全員 | 10/8③④ |
13・14回 | X線出力と被写体との関係 | エックス線の照射条件と出力の関係について学ぶ。 | 担当者全員 | 10/15③④ |
15・16回 | X線CT | CT画像の基本特性(雑音評価)について学ぶ。 | 担当者全員 | 10/29③④ |
17・18回 | MRI | MRI装置を用いたT1・T2緩和時間の測定法を学ぶ。 | 担当者全員 | 11/12③④ |
19・20回 | 画像工学 1 | 画像の鮮鋭度評価におけるプリサンプリングMTFの測定法を学ぶ。 | 担当者全員 | 11/19③④ |
21・22回 | 画像工学 2 | デジタル画像の作成, 周波数領域におけるフィルタ処理について学ぶ。 | 担当者全員 | 11/26③④ |
23~25回 | 画像工学 3 | 画像の雑音評価におけるノイズパワースペクトル (NPS) の測定法を学ぶ。 | 担当者全員 | 12/3③④⑤ |
26~28回 | 実習統括 | まとめを行う。 | 担当者全員 | 12/10③④⑤ |
29~33回 | 実習セミナー | 3RT学生による病院実習の体験談を聴講する。 | 担当者全員 | 12/18①②③④⑤ |
実習は上記課題を7名程度のグループに分かれて実施する。
エックス線画像、MR画像の撮影(像)法、画像処理法、、エックス線の吸収・散乱の基本的な特性、エックス線画像の鮮鋭度・粒状性評価、被ばく線量評価についての基本原理を説明することができ、測定や評価を実施できる。
評価は毎回のレポート、実習取り組み姿勢で判定する。
実習前にガイダンス時に配付した実習書をよく読み、予習しておくこと。また、事前課題が設定されている項目は課題を済ませておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 臨床実習Ⅰ実習書(教員より配布) | 北里大学医療衛生学部編 | |
参考書 |