Web Syllabus(講義概要)
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臨床工学総合演習General Exercise in Clinical Engineering
科目責任者氏平 政伸 (※)
担当者氏平 政伸 (※), 稻岡 秀検 (※), 久保田 勝 (※), 小久保 謙一, 酒井 利奈, 塚尾 浩 (※), 守田 憲崇 (※), 小川 恵美悠, 小林 こず恵 (※), 吉田 和弘 (※), 小菅 智裕 (※), 有阪 直哉 (※), 小川 貴康 (※)
科目概要4年 (1単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻]

授業の目的

 臨床工学技士国家試験に対応できるように、国家試験出題基準に沿って教育する。

教育内容・教育方法・フィードバック

 臨床工学技士国家試験の出題基準に準拠した内容により基礎科目、基礎専門科目、専門科目についての総合的な講義、および過去の国家試験の解説などにより、国家試験に関わる基礎、専門を再確認できる。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回医学概論、公衆衛生、関係法規医の倫理と質の確保、公衆衛生(疫学と衛生統計)、社会保障制度などについて知識を整理する。守田 憲崇
1/8②
第2回情報処理工学情報処理工学(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、論理演算、信号処理など)について、出題傾向と問題の解き方を整理し、重要な問題を暗記に頼らず解くことができるようにする。稻岡 秀検
1/8③
第3回医用機械工学力学の基礎、流体力学、材料力学、熱力学、波動と音波について知識を整理する。吉田 和弘
1/8④
第4回電気工学1直流回路、交流回路、過渡応答などの医用電気工学分野における概要を復習し問題解法について整理する。小川 恵美悠
1/9②
第5回電気工学2医用電気工学分野における電磁気学の内容を復習し問題解法について整理する。小菅 智裕
1/9③
第6回電子工学半導体、演算増幅器、論理回路、フーリエ変換、通信工学、AD変換などの医用電子工学に関して、当該分野の出題頻度や問題の傾向などについて整理し、重要な問題を暗記に頼らず解くことができるようにする。稻岡 秀検
1/9④
第7回臨床医学1麻酔や集中治療および滅菌消毒に関する事項、生化学・薬理学・病理学・免疫学の基礎について知識を整理する。守田 憲崇
有阪 直哉
1/10②
第8回臨床医学2臨床医学全般(循環器、呼吸器、腎臓・泌尿器、代謝、消化器、血液、神経)について知識を整理する。久保田 勝
1/10③
第9回呼吸療法装置人工呼吸療法で用いる装置の安全な操作・運用を実施するため原理・構造、保守点検について知識を整理する。塚尾 浩
1/10④
第10回生体物性材料工学生体物性、医用材料、相互作用と安全性について知識の整理をし、国家試験に準ずるレベルの問題を解くことができるよう理解を深める。酒井 利奈
1/14②
第11回生体計測装置学計測論、生体情報の計測、各種生体情報の計測装置について、過去の出題傾向と対策について整理し演習問題を解く。氏平 政伸
1/14③
第12回医用治療機器学治療の基礎、各種エネルギーを使用した治療機器の原理と構造および安全対策などについて知識を整理する。小川 貴康
1/14④
第13回医用機器安全管理学各種エネルギーの人体への影響、医療機器や病院設備に関する規格と安全管理技術、および電磁干渉を含めたシステム安全などについて知識を整理する。小林 こず恵
1/15②
第14回血液浄化療法用装置血液浄化療法装置の原理と構成、実際と安全管理について理解を深める。小久保 謙一
1/15③
第15回体外循環装置原理と構成、体外循環の病態生理および体外循環技術と安全管理、補助循環法について知識を整理する。塚尾 浩
1/15④
第1回
項目
医学概論、公衆衛生、関係法規
授業内容
医の倫理と質の確保、公衆衛生(疫学と衛生統計)、社会保障制度などについて知識を整理する。
担当者
守田 憲崇
日時
1/8②
第2回
項目
情報処理工学
授業内容
情報処理工学(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、論理演算、信号処理など)について、出題傾向と問題の解き方を整理し、重要な問題を暗記に頼らず解くことができるようにする。
担当者
稻岡 秀検
日時
1/8③
第3回
項目
医用機械工学
授業内容
力学の基礎、流体力学、材料力学、熱力学、波動と音波について知識を整理する。
担当者
吉田 和弘
日時
1/8④
第4回
項目
電気工学1
授業内容
直流回路、交流回路、過渡応答などの医用電気工学分野における概要を復習し問題解法について整理する。
担当者
小川 恵美悠
日時
1/9②
第5回
項目
電気工学2
授業内容
医用電気工学分野における電磁気学の内容を復習し問題解法について整理する。
担当者
小菅 智裕
日時
1/9③
第6回
項目
電子工学
授業内容
半導体、演算増幅器、論理回路、フーリエ変換、通信工学、AD変換などの医用電子工学に関して、当該分野の出題頻度や問題の傾向などについて整理し、重要な問題を暗記に頼らず解くことができるようにする。
担当者
稻岡 秀検
日時
1/9④
第7回
項目
臨床医学1
授業内容
麻酔や集中治療および滅菌消毒に関する事項、生化学・薬理学・病理学・免疫学の基礎について知識を整理する。
担当者
守田 憲崇
有阪 直哉
日時
1/10②
第8回
項目
臨床医学2
授業内容
臨床医学全般(循環器、呼吸器、腎臓・泌尿器、代謝、消化器、血液、神経)について知識を整理する。
担当者
久保田 勝
日時
1/10③
第9回
項目
呼吸療法装置
授業内容
人工呼吸療法で用いる装置の安全な操作・運用を実施するため原理・構造、保守点検について知識を整理する。
担当者
塚尾 浩
日時
1/10④
第10回
項目
生体物性材料工学
授業内容
生体物性、医用材料、相互作用と安全性について知識の整理をし、国家試験に準ずるレベルの問題を解くことができるよう理解を深める。
担当者
酒井 利奈
日時
1/14②
第11回
項目
生体計測装置学
授業内容
計測論、生体情報の計測、各種生体情報の計測装置について、過去の出題傾向と対策について整理し演習問題を解く。
担当者
氏平 政伸
日時
1/14③
第12回
項目
医用治療機器学
授業内容
治療の基礎、各種エネルギーを使用した治療機器の原理と構造および安全対策などについて知識を整理する。
担当者
小川 貴康
日時
1/14④
第13回
項目
医用機器安全管理学
授業内容
各種エネルギーの人体への影響、医療機器や病院設備に関する規格と安全管理技術、および電磁干渉を含めたシステム安全などについて知識を整理する。
担当者
小林 こず恵
日時
1/15②
第14回
項目
血液浄化療法用装置
授業内容
血液浄化療法装置の原理と構成、実際と安全管理について理解を深める。
担当者
小久保 謙一
日時
1/15③
第15回
項目
体外循環装置
授業内容
原理と構成、体外循環の病態生理および体外循環技術と安全管理、補助循環法について知識を整理する。
担当者
塚尾 浩
日時
1/15④

授業内容欄外

※ 国家試験対策の補講としての位置づけであるため、すべての講義に出席すること。

到達目標

 臨床工学技士として総合的な知識と技術の整理および自己確認ができ、全員が臨床工学技士国家試験に合格すること。

評価基準

 定期試験(中間試験・期末試験)と、国家試験に準じた学内および臨床工学技士教育施設協議会で行う模擬試験の結果にもとづき総合的に判定する。

準備学習等(予習・復習)

 3年次までの授業内容を振り返り、国家試験出題基準にそって各教科書をもとに知識の整理をしておくこと。
 当該科目の過去6年分の国家試験問題を解答し授業に臨み、講義終了後は学習した内容をより深いものにするために資料等を整理し読み直すこと。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書指定しない
参考書臨床工学技士標準テキスト 第3版増補小野哲章、峰島三千男、堀川宗之、渡辺敏金原出版㈱
参考書MEの基礎知識と安全管理 改訂第6版(一社)日本生体医工学会ME技術教育委員会南江堂
参考書臨床工学技士国家試験問題解説集(過去6年分)(一社)日本臨床工学技士教育施設協議会へるす出版
参考書これまで購入した教科書
教科書
署名
指定しない
著者・編者
発行所
参考書
署名
臨床工学技士標準テキスト 第3版増補
著者・編者
小野哲章、峰島三千男、堀川宗之、渡辺敏
発行所
金原出版㈱
参考書
署名
MEの基礎知識と安全管理 改訂第6版
著者・編者
(一社)日本生体医工学会ME技術教育委員会
発行所
南江堂
参考書
署名
臨床工学技士国家試験問題解説集(過去6年分)
著者・編者
(一社)日本臨床工学技士教育施設協議会
発行所
へるす出版
参考書
署名
これまで購入した教科書
著者・編者
発行所

備考・その他

 模擬試験(学内模試と教育施設協議会統一模試合わせて7回を予定)を必ず受験すること。
 成績判定の後、別途国家試験対策特別演習(10回を予定)を開催する。(担当者:吉田和弘、小川恵美悠、小菅智裕)