科目責任者 | 熊谷 寛 (※) |
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担当者 | 稻岡 秀検 (※), 小川 恵美悠, 小菅 智裕 (※) |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻] |
直流回路、交流回路の基礎について学ぶ。基本的な計測器の使用法を習得する。
グループに分かれ、導入+3テーマ(計8週)の実験する。さらに実習試験を行い、電気工学の基礎について習得する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~3回 | 導入 | 実験に関する注意事項(安全管理を含む)、実験装置の取り扱い方、実験結果のまとめ方、実験結果の報告法などを説明し、テスターを用いて簡単な測定の練習を行う。 | 稻岡 秀検 小川 恵美悠 小菅 智裕 | 9/2②③④ |
4~6回 | オシロスコープとファンクションジェネレータの使用法 | オシロスコープの動作原理、使用法、トリガ、2ch同時測定、プローブの校正法、リサージュ波形の利用法を理解する。 また瞬時値、実効値、平均値を理解する。オシロスコープとディジタルマルチメータで波形を同時に観察・測定し、理論値と比較する。 | 稻岡 秀検 小川 恵美悠 小菅 智裕 | 9/9②③④ |
7~12回 | キルヒホッフの法則・鳳-テブナンの定理 | 電源を含む回路の電流と電圧を測定し、理論値(キルヒホッフの法則)と比較する。 電源を含む回路の電流と電圧を測定し、理論値(鳳-テブナンの定理)と比較する。 | 稻岡 秀検 小川 恵美悠 小菅 智裕 | 9/26③④⑤ 10/3③④⑤ |
13~15回 | 過度現象 | CR回路(積分回路、微分回路)のステップ応答を測定し、時定数を求め、理論値と比較する。 | 稻岡 秀検 小川 恵美悠 小菅 智裕 | 10/10③④⑤ |
16~21回 | CR回路の周波数特性 | CR回路(積分回路、微分回路)の周波数特性(振幅および位相)を測定し、理論値と比較する。 | 稻岡 秀検 小川 恵美悠 小菅 智裕 | 10/21②③④ 10/28②③④ |
22~27回 | LCR回路の周波数特性 | LCR共振回路の周波数特性(振幅および位相)を測定し、理論値と比較する。また周波数特性からQ値を算出し、理論値と比較する。 | 稻岡 秀検 小川 恵美悠 小菅 智裕 | 11/11②③④ 11/18②③④ |
28~30回 | 実習試験 | 実習でこれまでに学んだ知識・技術を使って、制限時間内に未知の実習課題を遂行し、レポートにまとめる。 | 稻岡 秀検 小川 恵美悠 小菅 智裕 | 11/25②③④ |
1.計測器を適切に操作できる。
2.CR回路の過渡応答、周波数特性を説明できる。
3.LCR回路の周波数特性とQ値について説明できる。
4.理論と実験結果の一致の程度を知り、くいちがいの原因を説明することができる能力を養う。
実験結果、口頭試問、レポート、実習ノート、実習試験から総合判定する。
本実習は電気工学I、電気工学IIと連携しているので、講義の内容を理解し実習に参加すること。予習として実習書を読み込んでおくこと、復習として器具の取り扱いと基本動作を確認しておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 電気工学実習 | 北里大学医療衛生学部電子工学研究室編 | |
参考書 | わかりやすい電気基礎 | 増田英二 | コロナ社 |
参考書 | 医用電気工学 | 日本エム・イー学会 | コロナ社 |
・実習は上記課題を1グループ原則2~3名に分かれて実施する。