科目責任者 | 田ヶ谷 浩邦 (※) |
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担当者 | 田ヶ谷 浩邦 (※), 佐藤 和彦 (※) |
科目概要 | 3年 (2単位・選択) [健康科学科] |
社会人として、また社会人を支援する人として、産業カウンセリングの役割、活動領域、実践方法等について、主体的、対話的、内省的に学び、個人・組織の実情に応じた支援方法や実態を理解する。
産業カウンセリング領域の全体像を把握し、産業・組織心理学の成果も応用して、メンタルとキャリアを一体化した支援に関する知見を演習やディスカッション等によって深める。テキストを基盤に、主にプリントやワークシートを用いる。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 産業カウンセリングとは | コースオリエンテーション。歴史、活動領域、特徴、方法等の概説と産業・組織心理学等、関連領域の概念整理 | 佐藤 和彦 | 4/8③ |
第2回 | 産業・組織心理学Ⅰ | 働くこと、働くために必要なこと、働き甲斐 他(D) | 佐藤 和彦 | 4/15③ |
第3回 | 産業・組織心理学Ⅱ | モチベーション論、リーダシップ論 (W) | 佐藤 和彦 | 4/22③ |
第4回 | 産業・組織心理学Ⅲ | コミュニケーション論、傾聴、アサーション 他 (W) | 佐藤 和彦 | 5/13③ |
第5回 | 産業・組織心理学Ⅳ | 心身の健康、快適職場、ストレス対処、職場復帰 他 (C) | 佐藤 和彦 | 5/20③ |
第6回 | 産業・組織心理学Ⅴ | キャリアとは、自己理解、キャリア形成支援 他(W) | 佐藤 和彦 | 5/27③ |
第7回 | キャリアカウンセリングⅠ | カウンセリングとキャリアカウンセリングの系譜 | 佐藤 和彦 | 6/3③ |
第8回 | キャリアカウンセリングⅡ | 心のメカニズム、キャリアと認知行動アプローチ (W) | 佐藤 和彦 | 6/10③ |
第9回 | キャリアカウンセリングⅢ | キャリアと解決志向ブリーフセラピー(W) | 佐藤 和彦 | 6/17③ |
第10回 | キャリアカウンセリングⅣ | 主要理論1:ホランド、スーパー、シャイン、シュロスバーグ 他(W) | 佐藤 和彦 | 6/24③ |
第11回 | キャリアカウンセリングⅤ | 主要理論2:クランボルツ、ジェラット、バンデューラ 他(W) | 佐藤 和彦 | 7/1③ |
第12回 | キャリアカウンセリングⅥ | 主要理論3:社会構成主義、サビカス、ハンセン(W) | 佐藤 和彦 | 7/8③ |
第13回 | 専門職としての倫理 | 産業カウンセラー等の倫理、倫理綱領、配慮義務 (C) | 佐藤 和彦 | 7/11③ |
第14回 | 課題発表Ⅰ | 各自選択した課題テーマの調査・研究結果に基づく発表 | 佐藤 和彦 | 7/18③ |
第15回 | 課題発表Ⅱ、全体のまとめと振り返り | 同上発表、理解したこと、各自の今後の課題等の振り返り (D) | 田ヶ谷 浩邦 佐藤 和彦 | 7/18④ |
産業・組織関連領域の特徴を理解して、産業・組織で働く人々がライフキャリアを通じて個性や能力を発揮し、心身の健康や成長の実現を支援するために必要な基本的な知見を得るとともに、自らが職業生活へ移行する上での課題にも気づく。
教室での積極的な発言などによる授業の場への貢献や課題への取り組み(40%)及び期末試験(60%)によって評価する。
主体的に予習・復習等を行い、教室では積極的に議論に参加することを重視する。なお、上記の表中の各記号は、(D):ディスカッション、(W):ワーク、演習、(C):事例検討を意味する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 産業カウンセリング(改訂第6版)(産業カウンセラー養成講座テキスト) | (一社)産業カウンセラー協会 | (一社)産業カウンセラー協会 |
参考書 | 産業・組織心理学 | 太田信夫監修、金井篤子編集 | 北大路書房 |
参考書 | 〔新版〕カウンセリングの話 | 平木典子 | 朝日新聞出版社 |