科目責任者 | 薮田 十司 (※) |
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担当者 | 薮田 十司 (※), 太田 久吉 (※), 大場 謙一 (※), 横山 辰巳 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [健康科学科] |
作業環境管理の進め方・作業環境測定の考え方、それらに必要な基礎的知識、技術の修得を目標とする。特に試料採取機器、簡易測定機器の使用方法は確実に習得する。
有害物質の環境空気中濃度は、空間的にも時間的にも著しい変動をすることが多い。そのために、作業環境の状態を数量的に的確に評価するには環境空気中濃度の測定値を統計的に処理し、平均濃度や変動の大きさを算出する。得られた統計値及び管理濃度を用いて管理区分を決定し、管理区分に応じた対策を考える。これら一連のデザイン、サンプリング、試料の処理、分析測定、計算の実習を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~3回 | 作業環境管理概論 | 作業環境管理の進め方、作業環境測定の実際、測定実技概要、機器の原理と使用方法などについて行う。 | 薮田 十司 太田 久吉 | 6/25③④⑤ |
4~6回 | 作業環境測定企画 | 標識化、確率化など測定のデザインを実際の工場を例に実施する。 | 薮田 十司 太田 久吉 | 6/26③④⑤ |
7~9回 | デザインの演習 | 層別化としての単位作業場所の設定、確率化としての測定点の設定を行う。 | 薮田 十司 横山 辰巳 | 6/27③④⑤ |
10~15回 | ろ過捕集方法など各種捕集方法の組み立て方及び流量校正 | ろ過材ホルダーまたは吸収管、流量計、吸引ポンプの各種組み立て、湿式ガスメーター、乾式ガスメーター、石けん膜流量計、ロータメータ等を用いた校正方法について行う。 | 薮田 十司 横山 辰巳 | 6/28③④⑤ 7/2③④⑤ |
16~18回 | 試料採取機器の使用法 試料採取時間の設定 | ろ過捕集機器による粉じんの捕集、ガス吸収管による有害物の採取の実際 物質の検出限界、管理濃度等を考慮しての捕集時間の決定などについて行う。 | 薮田 十司 横山 辰巳 | 7/3③④⑤ |
19~24回 | 各捕集方法でのサンプリング | 粉じん、ガス等を発生させ各種捕集を体験する。 | 薮田 十司 横山 辰巳 | 7/4③④⑤ 7/5③④⑤ |
25~27回 | 簡易測定機器使用の実際 | 有害物質別ガス検知管の使い方、デジタル粉じん計等の相対濃度計の使い方及び併行測定について行う。 | 薮田 十司 大場 謙一 | 7/9③④⑤ |
28~30回 | 作業環境評価 | 濃度の計算、測定値の統計処理、評価値管理濃度による管理区分の決定、対策について行う。 | 薮田 十司 大場 謙一 | 7/10③④⑤ |
作業環境管理の概要、考え方、進め方を理解し、デザインサンプリング、単位作業場所及び測定点の設定、試料採取機器及び簡易測定機器の使用が実際に出来ることを目標とし、さらに数値の処理計算、評価(管理区分の決定)を行い、対策についても考えられるようにする。
小テスト、実技試験、授業内試験により評価を行う。
作業環境管理学Ⅰおよび作業環境管理学Ⅰ演習の学習内容を再度復習し、内容を確認しておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 作業環境測定ガイドブック0 総論編 | 日本作業環境測定協会 | 日本作業環境測定協会 |
参考書 | 作業環境測定ガイドブック1~6 | 日本作業環境測定協会 | 日本作業環境測定協会 |