科目責任者 | 前川 達則 (※) |
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担当者 | 前川 達則 (※), 市川 尊文 (※), 川上 文貴 (※), 川島 麗 (※), 松尾 純孝 (※) |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [健康科学科] |
生命体における化学反応を理解するために、生体の基本構成成分である糖、タンパク質、脂質の扱い方・特性を学び、各成分を同定するための基本実験法を習得する。また、実験結果の妥当性や問題点を考察し、適切な分析力を身につける。
本実習では、(1)生体構成成分の調製法、(2)分析法、(3)測定法、および(4)解析法などの基本的生化学実習を行う。また、実験データに基づいて各自でレポートを作成する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~3回 | ガイダンス | 実習概要および諸注意事項を理解する。 | 前川 達則 川上 文貴 市川 尊文 川島 麗 松尾 純孝 | 6/27③④⑤ |
4~6回 | タンパク質実験(1) -タンパク質の精製- | イオン交換カラムクロマトグラフィー法による卵白リゾチームの精製を行うことで、タンパク質の性質を理解し、その取扱いを習得する。 | 前川 達則 川上 文貴 市川 尊文 川島 麗 松尾 純孝 | 6/28③④⑤ |
7~9回 | タンパク質実験(2) -電気泳動によるタンパク質の分析- | SDS-PAGEと純度検定を行うことで、タンパク質の分析法を習得する。 | 前川 達則 川上 文貴 市川 尊文 川島 麗 松尾 純孝 | 7/3③④⑤ |
10~12回 | タンパク質実験(3) -抗原抗体反応を応用したタンパク質の分析- | ウエスタンブロッティングを行うことで、抗原抗体反応を用いたタンパク質の同定法を習得する。 | 前川 達則 川上 文貴 市川 尊文 川島 麗 松尾 純孝 | 7/4③④⑤ |
13~15回 | 糖質実験 | ラット肝臓からのグリコーゲン抽出と定量を行うことで、糖質の定量法を習得する。 | 前川 達則 川上 文貴 市川 尊文 川島 麗 松尾 純孝 | 7/5③④⑤ |
16~21回 | 酵素実験 | アルカリホスファターゼ (ALP) の活性測定実験を通して、酵素活性測定法のを習得する。 | 前川 達則 川上 文貴 市川 尊文 川島 麗 松尾 純孝 | 7/10③④⑤ 7/11③④⑤ |
22~27回 | 脂質実験 | 卵黄からの脂質抽出と分離・同定を行うことで、脂質の性質を理解し、脂質の検出法を習得する。 | 前川 達則 川上 文貴 市川 尊文 川島 麗 松尾 純孝 | 7/12③④⑤ 7/17③④⑤ |
28~30回 | 実習試験 | 実習内容についてのテストを受験する。 | 前川 達則 川上 文貴 市川 尊文 川島 麗 松尾 純孝 | 7/18③④⑤ |
1)各実験法の基本原理を理解し、説明することができる。
2)実験結果を分析し、的確な情報収集によって論理的に考察することができる。
3)実験器具の取り扱いを理解し、生化学的な手法で生体試料を解析できる。
1)実習試験(40%)
2)課題提出(40%)
3)実験への参加態度(20%)
以上の項目により総合評価する。
事前に配布された実習テキストを読み、必要器具・試薬・実験手順をまとめておくこと。実習後は参考書による学習とレポートの作成によって理解を深める。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 生化学実習書 | 北里大学医療衛生学部編 | |
参考書 | 臨床検査学講座 生化学 | 阿部喜代司、岡村直道、吉岡耕一、原 諭吉著 | 医歯薬出版 |
参考書 | 臨床検査技術学8 生化学 | 菅野剛史、松田信義編 | 医学書院 |
参考書 | シンプル生化学 | 林典夫、廣野治子著 | 南江堂 |
参考書 | マッキー生化学 | 市川厚監修 | 化学同人 |