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生化学Biochemistry
科目責任者市川 尊文 (※)
担当者市川 尊文 (※), 川上 文貴 (※), 川島 麗 (※), 前川 達則 (※)
科目概要2年 (2単位・必修) [健康科学科]

授業の目的

生命現象の分子基盤を理解するために、体構成成分としての糖質・脂質・アミノ酸・タンパク質・核酸の代謝がどのように行われるのかについて概説できるようになることを目的とする。

教育内容・教育方法・フィードバック

生化学は、人体の構造と機能及び疾病の成り立ちに関連する分野の科目であり、生命現象を分子レベルで理解しようとする学問である。生体成分である糖質、脂質、タンパク質・アミノ酸及び核酸の構造と性質について学ぶ。そして物質代謝を成立させる上で必要な酵素の分類と性質、酵素反応速度論と酵素活性の調節について理解し、生体内での具体的な糖質の代謝、脂質の代謝、タンパク質の分解とアミノ酸の代謝、核酸の代謝についての知識を身につける。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回はじめに年間の講義の進め方、細胞の化学的構成について理解する市川 尊文
4/8④
第2回生体物質の構造と機能(1)糖質の分類、構造の特徴と役割について学ぶ前川 達則
4/9③
第3回生体物質とその代謝(1)糖質の代謝として、解糖系とペントースリン酸回路について理解を深める市川 尊文
4/15④
第4回生体物質とその代謝(2)糖質の代謝として、クエン酸回路と糖新生について理解を深める市川 尊文
4/16③
第5回生体物質とその代謝(3)糖質の代謝として、グリコーゲンの合成と分解、糖の相互変換について理解を深める市川 尊文
4/22④
第6回生体物質とその代謝(4)水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの種類、構造と機能及び欠乏症について理解する前川 達則
4/23③
第7回生体物質の構造と機能(2)核酸の基本構造、DNAとRNAについて理解を深める川島 麗
5/13④
第8回生体物質とその代謝(5)核酸の代謝として、ヌクレオチドの合成と分解について理解を深める川島 麗
5/20④
第9回生体物質の構造と機能(3)脂質の分類、構造の特徴と役割について学ぶ前川 達則
5/27④
第10回生体物質とその代謝(6)脂質の代謝として、脂肪酸の分解と生合成、リン脂質とステロイド化合物の代謝について学ぶ前川 達則
6/3④
第11回生体物質の構造と機能(4)アミノ酸の構造、種類とタンパク質について理解を深める川上 文貴
6/10④
第12回生体物質とその代謝(7)アミノ酸代謝について理解を深める川上 文貴
6/17④
第13回生体物質の構造と機能(5)酵素の特徴、性質と酵素反応速度論を学ぶ川上 文貴
6/24④
第14回生体物質とその代謝(8)遺伝子発現とタンパク質の合成について学ぶ川島 麗
7/1④
第15回生体物質とその代謝(9)代謝の相互関係と調節について理解を深める市川 尊文
7/8④
第1回
項目
はじめに
授業内容
年間の講義の進め方、細胞の化学的構成について理解する
担当者
市川 尊文
日時
4/8④
第2回
項目
生体物質の構造と機能(1)
授業内容
糖質の分類、構造の特徴と役割について学ぶ
担当者
前川 達則
日時
4/9③
第3回
項目
生体物質とその代謝(1)
授業内容
糖質の代謝として、解糖系とペントースリン酸回路について理解を深める
担当者
市川 尊文
日時
4/15④
第4回
項目
生体物質とその代謝(2)
授業内容
糖質の代謝として、クエン酸回路と糖新生について理解を深める
担当者
市川 尊文
日時
4/16③
第5回
項目
生体物質とその代謝(3)
授業内容
糖質の代謝として、グリコーゲンの合成と分解、糖の相互変換について理解を深める
担当者
市川 尊文
日時
4/22④
第6回
項目
生体物質とその代謝(4)
授業内容
水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの種類、構造と機能及び欠乏症について理解する
担当者
前川 達則
日時
4/23③
第7回
項目
生体物質の構造と機能(2)
授業内容
核酸の基本構造、DNAとRNAについて理解を深める
担当者
川島 麗
日時
5/13④
第8回
項目
生体物質とその代謝(5)
授業内容
核酸の代謝として、ヌクレオチドの合成と分解について理解を深める
担当者
川島 麗
日時
5/20④
第9回
項目
生体物質の構造と機能(3)
授業内容
脂質の分類、構造の特徴と役割について学ぶ
担当者
前川 達則
日時
5/27④
第10回
項目
生体物質とその代謝(6)
授業内容
脂質の代謝として、脂肪酸の分解と生合成、リン脂質とステロイド化合物の代謝について学ぶ
担当者
前川 達則
日時
6/3④
第11回
項目
生体物質の構造と機能(4)
授業内容
アミノ酸の構造、種類とタンパク質について理解を深める
担当者
川上 文貴
日時
6/10④
第12回
項目
生体物質とその代謝(7)
授業内容
アミノ酸代謝について理解を深める
担当者
川上 文貴
日時
6/17④
第13回
項目
生体物質の構造と機能(5)
授業内容
酵素の特徴、性質と酵素反応速度論を学ぶ
担当者
川上 文貴
日時
6/24④
第14回
項目
生体物質とその代謝(8)
授業内容
遺伝子発現とタンパク質の合成について学ぶ
担当者
川島 麗
日時
7/1④
第15回
項目
生体物質とその代謝(9)
授業内容
代謝の相互関係と調節について理解を深める
担当者
市川 尊文
日時
7/8④

授業内容欄外

* 基本的に月曜日の4時限ですが、火曜日3時限の日がありますので注意してください。

到達目標

1)体構成成分としての糖質の機能を構造・性質に基づき説明できる。
2)体構成成分としての脂質の機能を構造・性質に基づき説明できる。
3)体構成成分としてのアミノ酸とタンパク質の機能を構造・性質に基づき説明できる。
4)体構成成分としての核酸の機能を構造・性質に基づき説明できる。
5)酵素の機能、補酵素の機能、酵素活性の調節機構について説明できる。
6)解糖、クエン酸回路、電子伝達系と酸化的リン酸化について説明できる。
7)糖新生経路、グリコーゲンの合成・分解経路、ペントースリン酸経路、ウロン酸経路について説明できる。
8)脂肪酸の合成、伸長、不飽和化の経路と β-酸化、ケトン体の合成・分解経路について説明できる。
9)トリアシルグリセロールの合成経路・分解経路、および複合脂質の合成経路について説明できる。
10)アミノ酸(非必須)の合成経路、アミノ酸の分解経路(アミノ基転移反応と尿素回路)について説明できる。
11)ヌクレオチドの合成、分解、再利用の経路について説明できる。

評価基準

定期試験(90%)と授業への参加態度(10%)を総合して評価する。

準備学習等(予習・復習)

各回の授業前に教科書を利用して講義内容の予習を行い、配布資料を復習する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書シンプル生化学 改訂第6版林典夫、廣野治子南江堂
参考書臨床検査学講座 生化学阿部喜代司、岡村直道、吉岡耕一、原 諭吉医歯薬出版
参考書臨床検査技術学8 生化学菅野剛史、松田信義医学書院
参考書ハーパー生化学上代淑人丸善
参考書マッキー生化学市川厚化学同人
教科書
署名
シンプル生化学 改訂第6版
著者・編者
林典夫、廣野治子
発行所
南江堂
参考書
署名
臨床検査学講座 生化学
著者・編者
阿部喜代司、岡村直道、吉岡耕一、原 諭吉
発行所
医歯薬出版
参考書
署名
臨床検査技術学8 生化学
著者・編者
菅野剛史、松田信義
発行所
医学書院
参考書
署名
ハーパー生化学
著者・編者
上代淑人
発行所
丸善
参考書
署名
マッキー生化学
著者・編者
市川厚
発行所
化学同人