科目責任者 | 林 徹 |
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担当者 | 林 徹 |
科目概要 | 2年 (2単位・必修) [健康科学科] |
構造がなければ生体はその機能を発揮できない。さらに,機能をもたない構造は生体とはいえない。この講義では、人体の正常な構造に関する細胞レベルから肉眼レベルまでの内容を器官系ごとに学ぶとともに、それらの構造が1個の細胞である受精卵から形作られてくる過程を理解することを目標とする。
解剖学 Ⅰ に続き、消化器系、呼吸器系、循環器系、血液・リンパ、泌尿器系、生殖器系、内分泌系の構造についての基本的内容を講義する。さらに、ヒトの発生、細胞・組織レベルの構造についても講義する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 消化器系III | 肝臓、胆嚢、膵臓の構造について学ぶ。 | 林 徹 | 4/8⑤ |
第2回 | 呼吸器系 | 気道と肺の構造について学ぶ。 | 林 徹 | 4/9① |
第3回 | 循環器系1 | 心臓の構造と刺激伝導系について学ぶ。 | 林 徹 | 4/15⑤ |
第4回 | 循環器系2 | 血管系(動脈系と静脈系)、出生に伴う循環路の変化について学ぶ。 | 林 徹 | 4/16① |
第5回 | 血液、リンパ系 | リンパ系と血球について学ぶ。 | 林 徹 | 4/22⑤ |
第6回 | 泌尿器系 | 腎臓と尿路の構造について学ぶ。 | 林 徹 | 4/23① |
第7回 | 生殖器系1 | 男性生殖器の構造と精子形成について学ぶ。 | 林 徹 | 5/13⑤ |
第8回 | 生殖器系2 | 女性生殖器の構造と卵形成について学ぶ。 | 林 徹 | 5/20⑤ |
第9回 | 内分泌系1 | 松果体、下垂体など内分泌器官の構造について学ぶ。 | 林 徹 | 5/27⑤ |
第10回 | 内分泌系2 | 副腎、膵臓など内分泌器官の構造について学ぶ。 | 林 徹 | 6/3⑤ |
第11回 | 人体発生学1 | 受精から受精第3週までのヒトの発生について学ぶ。 | 林 徹 | 6/10⑤ |
第12回 | 人体発生学2 | 受精第4週以降のヒトの発生について学ぶ。 | 林 徹 | 6/17⑤ |
第13回 | 組織・細胞学1 | 細胞の構造と細胞外基質について学ぶ。 | 林 徹 | 6/24⑤ |
第14回 | 組織・細胞学2 | 上皮組織の構造、細胞接着と細胞骨格について学ぶ。 | 林 徹 | 7/1⑤ |
第15回 | まとめ及び解剖学における最近の知見について | これまでの講義内容について、演習を行いながら復習するとともに、学術論文をもとに最近の知見を学ぶ。 | 林 徹 | 7/8⑤ |
*授業は基本的には月曜日5 限です。ただし、第2 回、第4 回、第6 回は火曜日1 限に実施するので注意すること。
正常な身体を構成する各器官の構造と位置を説明できる。解剖学に関する疑問が生じたときに、自ら教科書や参考書(シラバスに記したもの以外の書籍も含む)を積極的に参照し、自分自身で考えることができる。
定期試験 (100%)
予習:各回の授業内容欄に記した教科書の該当ページを読み、理解できることと理解できないことを区別してくること。
復習:プリントを配付するので、講義内容をまとめたノートを各自作成すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 入門人体解剖学 | 藤田恒夫 | 南江堂 |
参考書 | 人体解剖学 | 藤田恒太郎 | 南江堂 |
参考書 | 分担 解剖学1,2,3 | 森、小川、大内、森 | 金原出版 |
参考書 | ラングマン人体発生学(第11版) | 安田峯生、山田重人(訳) | メディカル・サイエンス・インターナショナル |
参考書 | 標準組織学 総論(第5版) | 藤田尚男、藤田恒夫 | 医学書院 |
必要に応じて授業中に北里大学Moodle を使用する。