Web Syllabus(講義概要)
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神経・生理心理学Neuro- and Physiological Psychology
科目責任者田ヶ谷 浩邦 (※)
担当者田ヶ谷 浩邦 (※)
科目概要全学年 (2単位・自由) [全学科 全専攻]

授業の目的

1.脳神経系の構造および機能を理解する
2.記憶、感情等の生理学的反応の機序について理解する
3.高次脳機能障害の概要について理解する

教育内容・教育方法・フィードバック

ヒトの精神機能の基礎である、神経活動、神経伝達、神経系構造と役割の分担について、包括的に解説する。この上で、精神活動である感覚処理、記憶・学習、感情などの機序について解説する。これを踏まえて、中枢神経系のどの部位の障害がどのような高次脳機能障害を引き起こすのか解説する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回神経細胞の興奮神経細胞の構造、静止電位、活動電位とその伝達を学ぶ田ヶ谷 浩邦
9/3④
第2回ニューロン間の情報伝達シナプスの構造、神経伝達物質、シナプス後電位を学ぶ田ヶ谷 浩邦
9/3⑤
第3回神経系の構造1;中枢神経系中枢神経系の発達と構造を学ぶ田ヶ谷 浩邦
9/5③
第4回神経系の構造2:末梢神経系と自律神経系末梢神経系と自律神経系の構造を学ぶ田ヶ谷 浩邦
9/5④
第5回視覚1視覚系の構造、視覚情報の分析を学ぶ田ヶ谷 浩邦
10/2③
第6回視覚2視覚連合野の役割を学ぶ田ヶ谷 浩邦
10/2④
第7回聴覚、身体感覚、化学感覚聴覚、前庭感覚、体性感覚、味覚、嗅覚:構造と知覚情報分析を学ぶ田ヶ谷 浩邦
10/15④
第8回運動の制御筋収縮、反射性制御、脳による運動制御を学ぶ田ヶ谷 浩邦
10/22④
第9回睡眠と概日リズム睡眠と概日リズムの中枢、生理、睡眠障害を学ぶ田ヶ谷 浩邦
10/22⑤
第10回情動反応パターンとしての情動、情動のコミュニケーションを学ぶ田ヶ谷 浩邦
10/29④
第11回食物摂取と生殖行動飲水行動、摂食行動、生殖行動の制御を学ぶ田ヶ谷 浩邦
10/29⑤
第12回学習と記憶シナプス可塑性、古典的条件づけ、オペラント条件づけの神経学的メカニズムを学ぶ田ヶ谷 浩邦
11/12④
第13回コミュニケーション発声と言語理解のメカニズム、失語、読字と書字の障害を学ぶ田ヶ谷 浩邦
11/26④
第14回脳神経疾患脳神経疾患による症状・所見とその神経生理学的背景を学ぶ田ヶ谷 浩邦
11/26⑤
第15回精神疾患精神疾患による症状・所見とその神経生理学的背景を学ぶ田ヶ谷 浩邦
12/3⑤
第1回
項目
神経細胞の興奮
授業内容
神経細胞の構造、静止電位、活動電位とその伝達を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
9/3④
第2回
項目
ニューロン間の情報伝達
授業内容
シナプスの構造、神経伝達物質、シナプス後電位を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
9/3⑤
第3回
項目
神経系の構造1;中枢神経系
授業内容
中枢神経系の発達と構造を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
9/5③
第4回
項目
神経系の構造2:末梢神経系と自律神経系
授業内容
末梢神経系と自律神経系の構造を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
9/5④
第5回
項目
視覚1
授業内容
視覚系の構造、視覚情報の分析を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
10/2③
第6回
項目
視覚2
授業内容
視覚連合野の役割を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
10/2④
第7回
項目
聴覚、身体感覚、化学感覚
授業内容
聴覚、前庭感覚、体性感覚、味覚、嗅覚:構造と知覚情報分析を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
10/15④
第8回
項目
運動の制御
授業内容
筋収縮、反射性制御、脳による運動制御を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
10/22④
第9回
項目
睡眠と概日リズム
授業内容
睡眠と概日リズムの中枢、生理、睡眠障害を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
10/22⑤
第10回
項目
情動
授業内容
反応パターンとしての情動、情動のコミュニケーションを学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
10/29④
第11回
項目
食物摂取と生殖行動
授業内容
飲水行動、摂食行動、生殖行動の制御を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
10/29⑤
第12回
項目
学習と記憶
授業内容
シナプス可塑性、古典的条件づけ、オペラント条件づけの神経学的メカニズムを学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
11/12④
第13回
項目
コミュニケーション
授業内容
発声と言語理解のメカニズム、失語、読字と書字の障害を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
11/26④
第14回
項目
脳神経疾患
授業内容
脳神経疾患による症状・所見とその神経生理学的背景を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
11/26⑤
第15回
項目
精神疾患
授業内容
精神疾患による症状・所見とその神経生理学的背景を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
12/3⑤

到達目標

1.神経細胞の興奮と伝達、脳神経系の構造および機能について説明できる
2.記憶、感情等の生理学的反応の機序について説明できる
3.高次脳機能障害の概要について、例を挙げて説明できる

評価基準

講義への意欲(関心、準備、質問)、討議内容、レポート等の課題内容を総合的に評価する。
欠席は減点とする。

準備学習等(予習・復習)

これまで履修した解剖学、組織学、生理学、病理学など関連する科目の復習をしておくこと。参考書などを読み予習しておくこと

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考書第4版 カールソン神経科学テキスト 脳と行動NR Carlson(著)
泰羅 雅登, 中村 克樹 (監修, 翻訳)
丸善出版
教科書
署名
著者・編者
発行所
参考書
署名
第4版 カールソン神経科学テキスト 脳と行動
著者・編者
NR Carlson(著)
泰羅 雅登, 中村 克樹 (監修, 翻訳)
発行所
丸善出版