Web Syllabus(講義概要)
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放射線臨床病態薬理学Clinical Pharmacology for Radiological Technology
科目責任者武田 徹
担当者武田 徹, THET THET LWIN (※), 小島 史章 (※)
科目概要2年 (1単位・必修) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻]

授業の目的

放射線臨床の現場で使用されている種々の薬剤の薬理効果、相乗作用、副作用等を学び、安全な放射線検査ができるための基礎的な知識を身につける。

教育内容・教育方法・フィードバック

放射線臨床の現場では、種々の疾患を有する患者に対し、X線CT、MRI、血管造影、消化管検査、核医学検査等が施行される。この時、検査を受ける患者さんには種々の治療薬投与や検査のための前処置が行われ、さらに検査時に、造影検査を行う事も多い。本講義では、患者に投与される薬剤の薬理効果、相乗作用、副作用等を学び、安全な検査ができる基礎的な知識を学ぶ。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回薬理学の総論薬の主作用・副作用、薬の作用点(受容体などの概念)、簡単な薬物動態(吸収・分布・代謝・排泄)を講義する小島 史章
4/10③
第2回脳神経、肺、心臓、腸管領域の代表的な臨床使用薬剤の解説代表的な薬の作用機序を理解するための神経系の生理などを講義する小島 史章
4/17③
第3回抗癌剤の総論個々の薬剤の作用・副作用を講義する小島 史章
4/24③
第4回血液凝固に関する薬理血液凝固系に加えて、関連する線溶系を講義する小島 史章
4/24④
第5回X線やMRI検査で使用する造影剤の基礎CT、MRI、血管造影、消化管検査で使用する造影剤の特性と副作用を講義する武田 徹
5/15③
第6回実際のX線検査とMRI検査の現状X線検査とMRI検査で得られる造影像と造影剤の使用法を講義する武田 徹
5/22③
第7回消化管検査の実際食道・胃・注腸検査の方法と画像を講義するTHET THET LWIN
5/29③
第8回放射性医薬品使用。造影物質によるアレルギーへの対応放射性医薬品投与時の注意事項を学ぶ。
放射線検査における造影剤アレルギーへの対処法を講義する
THET THET LWIN
6/5③
第1回
項目
薬理学の総論
授業内容
薬の主作用・副作用、薬の作用点(受容体などの概念)、簡単な薬物動態(吸収・分布・代謝・排泄)を講義する
担当者
小島 史章
日時
4/10③
第2回
項目
脳神経、肺、心臓、腸管領域の代表的な臨床使用薬剤の解説
授業内容
代表的な薬の作用機序を理解するための神経系の生理などを講義する
担当者
小島 史章
日時
4/17③
第3回
項目
抗癌剤の総論
授業内容
個々の薬剤の作用・副作用を講義する
担当者
小島 史章
日時
4/24③
第4回
項目
血液凝固に関する薬理
授業内容
血液凝固系に加えて、関連する線溶系を講義する
担当者
小島 史章
日時
4/24④
第5回
項目
X線やMRI検査で使用する造影剤の基礎
授業内容
CT、MRI、血管造影、消化管検査で使用する造影剤の特性と副作用を講義する
担当者
武田 徹
日時
5/15③
第6回
項目
実際のX線検査とMRI検査の現状
授業内容
X線検査とMRI検査で得られる造影像と造影剤の使用法を講義する
担当者
武田 徹
日時
5/22③
第7回
項目
消化管検査の実際
授業内容
食道・胃・注腸検査の方法と画像を講義する
担当者
THET THET LWIN
日時
5/29③
第8回
項目
放射性医薬品使用。造影物質によるアレルギーへの対応
授業内容
放射性医薬品投与時の注意事項を学ぶ。
放射線検査における造影剤アレルギーへの対処法を講義する
担当者
THET THET LWIN
日時
6/5③

到達目標

放射線検査を受ける患者さんに投与されている治療薬投与や検査のための前処置薬の特性を理解し、安全な検査を行うための基礎を身につける。さらに、X線、MRI,核医学検査時に使用する医薬品の作用、使用法、副作用の基本を修得する。

評価基準

定期試験で評価する。

準備学習等(予習・復習)

参考教科書を利用して講義内容の予習を行い、学習した内容をより深いものにするために講義資料を復習する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考書図解 診療放射線技術 実践ガイド編集主幹 遠藤啓吾文光堂
教科書
署名
著者・編者
発行所
参考書
署名
図解 診療放射線技術 実践ガイド
著者・編者
編集主幹 遠藤啓吾
発行所
文光堂