科目責任者 | 小畑 秀一 |
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担当者 | 小畑 秀一, 木村 武俊 |
科目概要 | 1年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] 1年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
解剖学 II(2年次前期に開講)の内容と合わせて、人体の正常な構造の基本を理解する。これは、将来、医療や福祉や教育の領域で主体的に活動し、指導的役割を担うための基礎力を身につけることにつながる。
生体を構成する各器官系のうち、骨格系、筋系、神経系、感覚器系、消化器系の構造についての基本的内容を解説し、生体が営む生命現象のしくみを構造の面から考える。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 細胞と組織、器官と器官系 | 細胞と組織(4大組織)、器官と器官系について学ぶ。 教科書 p.1〜24 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 9/3④ |
第2回 | 骨格系・筋系(1) 〜総論〜 | 骨、関節、筋の構造についての総論的内容を学ぶ。 教科書 p.10〜14, 25〜37, 73〜78 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 9/10④ |
第3回 | 骨格系・筋系(2) 〜体幹〜 | 体幹(頭蓋、脊柱、胸郭)の骨格と筋について学ぶ。 教科書 p.35〜57, 78〜92 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 9/17④ |
第4回 | 骨格系・筋系(3) 〜上肢〜 | 上肢(上肢帯+自由上肢)の骨格と筋について学ぶ。 教科書 p.57〜63, 93〜97 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 9/24④ |
第5回 | 骨格系・筋系(4) 〜下肢〜 | 下肢(下肢帯+自由下肢)の骨格と筋について学ぶ。 教科書 p.63〜72, 97〜102 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 10/1④ |
第6回 | 神経系(1) 〜総論、脊髄と脳幹〜 | 神経系の総論的内容について学んだ後、脊髄・延髄・橋・中脳・間脳の構造について学ぶ。 教科書 p.14〜18, 253〜261, 263〜266 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 10/15④ |
第7回 | 神経系(2) 〜小脳と大脳〜 | 小脳と大脳の構造、脳の血管、脳室について学ぶ。 教科書 p.261〜263, 266〜284 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 10/22④ |
第8回 | 神経系(3) 〜脳神経と脊髄神経〜 | 脳神経と脊髄神経について学ぶ。 教科書 p.284〜299 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 10/29④ |
第9回 | 神経系(4) 〜自律神経、伝導路〜 | 自律神経および伝導路について学ぶ。 教科書 p.300〜312 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 11/12④ |
第10回 | 感覚器系(1) 〜皮膚・味覚器・嗅覚器〜 | 皮膚、味覚器、嗅覚器の構造について学ぶ。 教科書 p.326〜333, 159〜162, 196〜198 を読んでくること。 | 木村 武俊 | 11/19④ |
第11回 | 感覚器系(2) 〜視覚器と平衡聴覚器〜 | 視覚器と平衡聴覚器について学ぶ。 教科書 p.313〜326 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 11/26④ |
第12回 | 消化器系(1) 〜総論、口腔と咽頭〜 | 消化器と腹膜、口腔と咽頭の構造について学ぶ。 教科書 p.151〜167、236〜239 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 12/3④ |
第13回 | 消化器系(2) 〜食道から大腸〜 | 食道、胃、小腸、大腸の構造について学ぶ。 教科書 p.167〜185 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 12/10④ |
第14回 | 消化器系(3) 〜肝臓・胆嚢・膵臓〜 | 肝臓、胆嚢、膵臓の構造について学ぶ。 教科書 p.185〜193 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 12/17④ |
第15回 | まとめ | 第1回〜14回までの授業内容について、全体のつながりを意識してまとめる。 | 小畑 秀一 | 後日掲示 |
・細胞、組織、器官、器官系について具体的に説明できる。
・4大組織について具体的に説明できる。
・骨の構造とでき方について具体的に説明できる。
・筋の構造について具体的に説明できる。
・体幹(頭蓋、脊柱、胸郭)の骨格と筋について、代表的な関節の運動と関連させて説明できる。
・上肢の骨格と筋について、代表的な関節の運動と関連させて説明できる。
・下肢の骨格と筋について、代表的な関節の運動と関連させて説明できる。
・脳幹の構造について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・小脳と大脳の構造について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・脳の血管について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・脳室および脳脊髄液の循環について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・脳神経と脊髄神経について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・自律神経について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・代表的な伝導路について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・皮膚、味覚器、嗅覚器の構造について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・視覚器および平衡聴覚器の構造について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・腹膜および間膜について具体的に説明できる。
・口腔から大腸までの消化管の構造について、基本的内容を名称とともに説明できる。
・肝臓、胆嚢、膵臓の構造について、基本的内容を名称とともに説明できる。
定期試験(100%)
予習:各回の授業内容欄に記した教科書の該当ページを読み、理解できることと理解できないことを区別してくること。
復習:教科書にない図や資料をプリントとして配布するので、これを活用したノートを各自作成すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 入門人体解剖学 | 藤田恒夫 | 南江堂 |
参考書 | 人体解剖学 | 藤田恒太郎 | 南江堂 |
参考書 | 日本人体解剖学 | 金子丑之助 原著 | 南山堂 |
参考書 | 入門組織学 | 牛木辰男 | 南江堂 |