科目責任者 | 石坂 郁代 |
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担当者 | 石坂 郁代, 横山 美佐子, 小沢 浩 |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] |
重複障害児の運動機能の障害と言語およびコミュニケーション障害について理解する。
その症状を把握し、指導法を学ぶ。
運動発達と知的発達、さらには言語・コミュニケーションの障害をきたす重複障害の状態とその指導法について学ぶ。また、すべてのアプローチの基本となる姿勢・運動の問題についても基礎知識を得る。これらを、事例に基づきVTRなどの視聴覚教材を活用しつつ多面的に学ぶ。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1・2回 | 総論 | 重複障害とは何かについて定義と評価について学ぶ。 | 石坂 郁代 | 10/2①② |
3・4回 | 運動障害とその医学的背景 | 重複障害児の運動障害の実態とその医学的背景について学ぶ。 | 小沢 浩 | 10/11①② |
5・6回 | 小児の理学療法と医療的ケア | 重複障害児の理学療法と医療的ケアについてPTの観点から学ぶ。 | 横山 美佐子 | 10/16③④ |
7・8回 | コミュニケーションの指導(2) | 重度・重複障害児の前言語期のコミュニケーション指導について事例を通じて学ぶ。 | 石坂 郁代 | 10/24①② |
1.重複障害の症状および評価法を説明できる。
2.コミュニケーションの具体的な指導方法を複数挙げることができる。
3.指導における留意点を述べることができる。
授業の感想レポート(2回,各10%)と定期試験で評価する。欠席は減点する。
授業開始までに学んだ小児の各障害について復習しておく。授業後には,配布資料の整理など復習に努めること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 言語聴覚士のための言語発達障害学(第2版) | 石田宏代・石坂郁代編 | 医歯薬出版社,2016 |
参考書 | 新版 医療的ケア研修テキスト | 日本小児神経学会社旗活動委員会 北住映二・杉本達郎編 | クリエイツかもがわ(2012) |
参考書 | よくわかる言語発達 | 岩立志津夫・小椋たみ子編 | ミネルヴァ書房(2005) |
参考書 | 小児リハビリテーション医学 | 栗原まな | 医歯薬出版株式会社(2006) |
参考書 | 原初的コミュニケーションの諸相 | 鯨岡峻 | ミネルヴァ書房(1997) |
参考書 | 脳性まひ | 日本聴能言語士協会講習会実行委員会編 | 協同医書出版社(2002) |
授業は全4回(全8コマ)なので,欠席の回数に注意すること。