科目責任者 | 東川 麻里 |
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担当者 | 東川 麻里, 秦 若菜 |
科目概要 | 3年 (3単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] |
失語・高次脳機能障害に対する言語聴覚療法の理解を深めるために、高次脳機能障害とは何かを学び、失語症の分類・症状を知り、失語症の鑑別診断の方法を習得する。
失語・高次脳機能障害について、神経心理学的見地から学び、失語症の鑑別診断検査といくつかの重要な掘り下げ検査を学ぶ。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1・2回 | 総論 高次脳機能障害 | 高次脳機能障害とは何か。講義で学ぶ障害の概念や種類を整理する | 東川 麻里 | 4/4①② |
3・4回 | 総論 失語症 | 失語症とは何か。講義で学ぶ障害の概念や種類を整理する | 東川 麻里 | 4/9③④ |
5・6回 | 失語症1 | 失語症の古典分類を学ぶ | 東川 麻里 | 4/11①② |
7・8回 | 失語症2 | 失語症の症状を学ぶ | 東川 麻里 | 4/16③④ |
9・10回 | 失語症3 | 失語症の症状群を学ぶ1 | 東川 麻里 | 4/18①② |
11回 | 失語症4 | 失語症の症候群を学ぶ2 | 東川 麻里 | 4/23③ |
12回 | 失語症の評価・診断1 | 初回面接について学ぶ(情報収集・情報提供) [実習] | 秦 若菜 | 4/23④ |
13回 | 失語症の評価・診断2 | 失語症の評価と診断の流れを学ぶ | 東川 麻里 | 4/25① |
14回 | 失語症の評価・診断3 | 失語症の検査の概要を学ぶ 標準失語症検査(SLTA)について[実習] | 秦 若菜 | 4/25② |
15回 | 失語症の評価・診断4 | 標準失語症検査(SLTA)を実習を通して学ぶ [実習] | 秦 若菜 | 5/7③ |
16・17回 | 失語症の評価・診断5 | 標準失語症検査(SLTA)を実習を通して学ぶ [実習] | 秦 若菜 | 5/9①② |
18・19回 | 失語症の評価・診断6 | 標準失語症検査(SLTA)を実習を通して学ぶ [実習] | 秦 若菜 | 5/14③④ |
20・21回 | 失語症の評価・診断7 | WAB失語症検査、失語症鑑別診断検査・掘り下げ検査(構文検査、トークンテスト等)について学ぶ [実習] | 秦 若菜 | 5/16①② |
22・23回 | 失語症の評価・診断8 | WAB失語症検査、失語症鑑別診断検査・掘り下げ検査(構文検査、トークンテスト等)について学ぶ [実習] | 秦 若菜 | 5/21③④ |
高次脳機能障害とは何か、その概要を理解することができる。失語症の分類と症状を理解することができる。失語症の鑑別診断検査といくつかの掘り下げ検査を実施することができて、その結果を解釈することができる。
定期試験(60%)、レポート(30%)、小テスト・授業の参加など(10%)。授業の欠席は減点とする。
2年次の高次脳機能学の復習をしておく。
課題となったレポートを提出し、修正すべき箇所は見直して完成させておくこと。
疑問点は質問し、わからないままにしないこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 標準言語聴覚障害学 失語症学 第2版 | 藤田郁代、立石雅子 編 | 医学書院、2015 |
教科書 | 標準言語聴覚障害学 高次脳機能障害学 第2版 | 藤田郁代、関啓子 編 | 医学書院、2015 |
教科書 | 言語聴覚士のための失語症学 | 波多野和夫ほか 著 | 医歯薬出版、2002 |
教科書 | 失語症言語治療の基礎 | 紺野加奈江 著 | 診断と治療社、2007 |
参考書 | 脳血管障害と神経心理学 第2版 | 平山惠造、田川皓一 編 | 医学書院、2013 |
参考書 | 高次脳機能障害学 第2版 | 石合純夫 著 | 医歯薬出版、2012 |
参考書 | 脳を学ぶ 「ひと」がわかる生物学 | 森岡周 著 | 協同医書出版、 2008 |