科目責任者 | 原 由紀 |
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担当者 | 山崎 安晴, 窪田 千晶, 木村 友美, 佐藤 みさを, 佐野 あゆみ, 二宮 卓大 |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] |
言語聴覚療法に携わる人に必要と思われる歯科・口腔疾患の理解、口腔疾患による言語障害の病態と治療法の現況を理解させることを目的として行う。
歯科・口腔外科学のうち、頭頸部および口腔の解剖・発生と加齢変化について学習する。
言語障害の臨床に関連する顎口腔領域の疾患について取り上げ、現在までに究明された原因・病態・予防法・治療法等について解説し、同時にチーム医療について学ぶ。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 頭頸部及び口腔の解剖・発生と加齢変化 | 顔面および歯牙や歯周組織を含めた口腔の発生とその解剖について学習する | 窪田 千晶 | 10/30① |
第2回 | 口腔内の疾患および口腔ケア | 口腔内に発生する疾患で特に齲蝕や歯周病に焦点を当て、その原因・病態・予防方法等を学習する | 窪田 千晶 | 11/6① |
第3回 | 障害者歯科学 | 症例と口腔内の特徴および行動調整とその応用について学習する | 窪田 千晶 | 11/13① |
第4回 | 口腔内診査の実習 | 実際に歯科診療で扱う器具を用いて、相互に口腔内診査を行い、清潔操作および接遇を学習する | 窪田 千晶 木村 友美 佐野 あゆみ 佐藤 みさを 二宮 卓大 | 11/16③ |
第5回 | 口腔外科学 各論① | 顎口腔領域の炎症・外傷・粘膜疾患について学ぶ | 山崎 安晴 | 11/20① |
第6回 | 口腔外科学 各論② | 顎口腔領域の良性・悪性腫瘍について学ぶ | 山崎 安晴 | 11/27① |
第7回 | 口腔外科学 各論③ | 顎口腔領域の嚢胞、神経疾患、症候群について学ぶ | 山崎 安晴 | 12/4① |
第8回 | 口腔外科学 各論④ チーム医療 | 顎変形症、顎関節症および歯科・医科・言語聴覚士のチーム医療について学ぶ | 山崎 安晴 | 12/11① |
口腔疾患は、構音障害と密接な関連がある。器質的なものと機能的なものとの関連を言語聴覚士を目指す人に理解させることを目標とする。
学習状況、定期試験
事前に教科書・参考書に目を通し講義や実習内容の概要を把握しておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 言語聴覚士のための基礎知識 臨床歯科医学・口腔外科学 | 夏目長門 | 医学書院 |
参考書 | 言語聴覚士のための臨床歯科医学・口腔外科学 | 道 健一 | 医歯薬出版 |
参考書 | 言語聴覚士に必要な歯科の知識 | 植松宏[監修]、片倉伸郎、大野友久、墨田由香 | インテルナ出版 |