科目責任者 | 河村 晃依 (※) |
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担当者 | 河村 晃依 (※), 渡邉 誠 (※), 柴 喜崇 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
高齢者の特性を踏まえた、実践的な作業療法評価およびアプローチを修得する。
老年期における一連の作業療法評価・アプローチについて、グループ演習および施設実習を通じて学ぶ。
認知症高齢者の生活障害および作業療法アプローチについて、演習を通じて学ぶ。
介護予防の必要性について解説し、作業療法士の役割について議論する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1回 | 老年期作業療法のプロセス(1)評価の目的・内容 | 老年期作業療法のける評価の目的・内容について解説する。 | 河村 晃依 | 5/17① |
2回 | 老年期作業療法のプロセス(2)評価計画・面接 | 模擬ケースに対する評価演習(評価計画・面接)を行う。 | 河村 晃依 | 5/17② |
3回 | 老年期作業療法のプロセス(3)観察・情報収集 | 模擬ケースに対する評価演習(観察・情報収集)を行う。 | 河村 晃依 | 5/21③ |
4回 | 老年期作業療法のプロセス(4)検査測定 | 模擬ケースに対する評価演習(検査測定)を行う。 | 河村 晃依 | 5/21④ |
5回 | 老年期作業療法のプロセス(5)全体像のまとめ・課題抽出 | 模擬ケースの評価結果をまとめ、全体像を把握し、課題を抽出する(グループワーク)。 | 河村 晃依 | 5/24① |
6回 | 老年期作業療法のプロセス(6)目標設定 | ケースの利点・課題に即した長期目標・短期目標を設定する(グループワーク)。 | 河村 晃依 | 5/24② |
7回 | 老年期作業療法のプロセス(7)プログラム立案 | 目標達成に向けた効果的なOTプログラムを立案する(グループワーク)。 | 河村 晃依 | 5/31① |
8回 | 老年期作業療法のプロセス(8)プログラム実施に向けて | OTプログラムを実践するための環境設定・段階付け・OTの関わり方について具体的に検討する(グループワーク)。 | 河村 晃依 | 5/31② |
9・10回 | 老年期作業療法のプロセス(9)プログラム実施 | グループで立案したOTプログラムを模擬実践し、改善点を検討する(発表・グループワーク)。 | 河村 晃依 | 6/4③④ |
11回 | 認知症(1)認知症とは | 認知症/MCIについて解説する。 | 河村 晃依 | 6/7① |
12回 | 認知症(2)中核症状とBPSD | 中核症状とBPSDについて、事例を通して解説する。 | 河村 晃依 | 6/7② |
13回 | 認知症(3)認知症の生活障害 | 認知症者の生活障害について事例を通して解説する。 | 河村 晃依 | 6/14① |
14回 | 認知症(4)認知症ケア | 認知症ケアの基本的理念・技法について解説した上で、事例への対応について討議する。 | 河村 晃依 | 6/14② |
15回 | 認知症(5)評価 | 認知症の評価尺度(診断、認知機能、ADL・IADL・QOL、行動・精神観察、MCI評価他)の特徴と使用方法について解説した上で、模擬実践する。 | 河村 晃依 | 6/21① |
16回 | 認知症(6)OTアプローチ | OT事例を通して、認知症者へのアプローチにおける作業療法の視点について検討する。 | 河村 晃依 | 6/21② |
17・18回 | 生活行為向上マネジメント | 生活行為向上マネジメントについて解説した上で、事例検討を行う。 | 渡邉 誠 | 9/6①② |
19回 | 介護予防 | 運動トレーニングを主体とした介護予防実践及び、介護予防におけるリハビリ専門職の役割について解説する。 | 柴 喜崇 | 9/7① |
20回 | 学外実習(1)オリエンテーション | 実習オリエンテーション(リスクマネジメント、保健医療スタッフとしての基本的態度、実習の目標) | 河村 晃依 | 9/7② |
21・22回 | 学外実習(2)介護予防 | 地域高齢者の介護予防活動の場に参加し、その意義や支援のあり方について学ぶ。 | 河村 晃依 | 9/13③④ |
23・26回 | 学外実習(3)施設実習 | 老年期作業療法実施施設において1日体験実習を行う。 | 河村 晃依 | 9/14①②③④ |
27・28回 | 学外実習(4)セミナー | 実習セミナー | 河村 晃依 | 9/20③④ |
29・30回 | 老いと死 | 高齢者の権利擁護について解説する。 老いと死に寄り添う作業療法士として求められる視点について討議する。 | 河村 晃依 | 9/21③④ |
老年期作業療法の遂行プロセスを理解し、模擬的に実施できる。
認知症のある方の生活障害を理解し、特性を踏まえた作業療法アプローチを立案できる。
介護予防の必要性および作業療法士の役割について説明できる。
定期試験(50%)、授業内レポート(30%)、学外実習〔参加態度、レポート、セミナー〕(20%)により評価する。
教科書および前回の授業内容を踏まえて授業に臨むこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 老年期の作業療法 第2版増補版 | 浅海奈津美、守口恭子著 | 三輪書店 |
教科書 | 高齢者のための知的機能検査の手引き | 大塚俊男 | ワールドプランニング |
参考書 | 授業内で紹介する |