Web Syllabus(講義概要)
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日常生活活動学実習Practice in Activities of Daily Living
科目責任者上出 直人 (※)
担当者上出 直人 (※)
科目概要3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻]

授業の目的

・ひとが自立して生活するために必要な起居動作や移乗・移動動作を分析し、問題解決に生かすことができる。
・障がいに伴う能力障害に対して、問題分析および問題解決方法について考えることができる。

教育内容・教育方法・フィードバック

・起居動作や移乗・移動動作などを実際に行うことによって、ADL動作の障害に対する指導方法や介助方法の要点について学習する。
・起居動作や移乗・移動動作などのADL動作に対して、障がいの状態に応じた問題解決方法についてディスカッションを介して学習する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1~3回コース紹介
実習
[基本的動作の質的分析]
本講義の内容・達成目標および評価基準について、オリエンテーションを行う。
動作観察によるADL動作の質的評価の方法について実習を通して学ぶ。実習では、起居動作・起立動作に対する質的評価を学ぶ。
(資料配布、参考書pp29-71)
上出 直人
5/14③④⑤
第4~5回実習
[移乗・移動動作を支援する機器]
歩行補助具や車椅子など、移乗・移動動作を支援する福祉機器について、解説および実習を通して学ぶ。
(資料配布、教科書②pp168-178)
上出 直人
5/21③④
第6~8回実習
[ADL動作への指導・介助法(1)]
起居動作(寝返り・起き上がり)・起立動作に対する動作介助方法について、実習を通して学ぶ。(教科書②pp1-20、pp31-74、pp127-160)上出 直人
5/28③④⑤
第9~11回実習
[ADL動作への指導・介助法(2)]
移乗・移動動作に対する動作介助方法について、実習を通して学ぶ(教科書②pp1-20、pp31-74、pp127-160)上出 直人
6/4③④⑤
第12~13回実習
[ADL指導の実際(整形外科疾患)]
人工関節全置換術術後や下肢骨折後の患者における、ADL指導の方法について、実習を通して学ぶ。(教科書①pp285-300;教科書②pp127-160)上出 直人
6/11③④
第14~16回実習
[ADL指導の実際(脳卒中片麻痺)]
脳卒中片麻痺患者における、基本的動作・身辺処理動作(更衣、入浴、排泄)の指導・介助方法について実習を通して学ぶ。(教科書①pp36-103;教科書②pp31-74)上出 直人
6/18③④⑤
第17~19回実習
[ADL指導の実際(神経難病)]
神経難病患者(Parkinson’s病、SCD、ALS)における、ADL評価とADL指導の要点について、解説および実習を通して学ぶ。(教科書①pp183-215)上出 直人
6/25③④⑤
第20~22回実習
[ADL指導の実際(実践演習1)]
提示された模擬患者に対して、ICFによる問題の整理と必要なADL指導の内容について、グループ学習を通して考える。(グループ学習)上出 直人
7/2③④⑤
第23~25回実習
[ADL指導の実際(実践演習2)]
ADL動作介助における実技能力向上を目的とした実践的演習を行う。上出 直人
7/9③④⑤
第26~30回実習
[H.C.R.2018]
(東京ビッグサイト)
第45回国際福祉機器展見学実習。見学実習を通して、国内外の様々な福祉機器を実際に体験し、さらに福祉機器の動向を学ぶ。上出 直人
10/11①②③④⑤
第1~3回
項目
コース紹介
実習
[基本的動作の質的分析]
授業内容
本講義の内容・達成目標および評価基準について、オリエンテーションを行う。
動作観察によるADL動作の質的評価の方法について実習を通して学ぶ。実習では、起居動作・起立動作に対する質的評価を学ぶ。
(資料配布、参考書pp29-71)
担当者
上出 直人
日時
5/14③④⑤
第4~5回
項目
実習
[移乗・移動動作を支援する機器]
授業内容
歩行補助具や車椅子など、移乗・移動動作を支援する福祉機器について、解説および実習を通して学ぶ。
(資料配布、教科書②pp168-178)
担当者
上出 直人
日時
5/21③④
第6~8回
項目
実習
[ADL動作への指導・介助法(1)]
授業内容
起居動作(寝返り・起き上がり)・起立動作に対する動作介助方法について、実習を通して学ぶ。(教科書②pp1-20、pp31-74、pp127-160)
担当者
上出 直人
日時
5/28③④⑤
第9~11回
項目
実習
[ADL動作への指導・介助法(2)]
授業内容
移乗・移動動作に対する動作介助方法について、実習を通して学ぶ(教科書②pp1-20、pp31-74、pp127-160)
担当者
上出 直人
日時
6/4③④⑤
第12~13回
項目
実習
[ADL指導の実際(整形外科疾患)]
授業内容
人工関節全置換術術後や下肢骨折後の患者における、ADL指導の方法について、実習を通して学ぶ。(教科書①pp285-300;教科書②pp127-160)
担当者
上出 直人
日時
6/11③④
第14~16回
項目
実習
[ADL指導の実際(脳卒中片麻痺)]
授業内容
脳卒中片麻痺患者における、基本的動作・身辺処理動作(更衣、入浴、排泄)の指導・介助方法について実習を通して学ぶ。(教科書①pp36-103;教科書②pp31-74)
担当者
上出 直人
日時
6/18③④⑤
第17~19回
項目
実習
[ADL指導の実際(神経難病)]
授業内容
神経難病患者(Parkinson’s病、SCD、ALS)における、ADL評価とADL指導の要点について、解説および実習を通して学ぶ。(教科書①pp183-215)
担当者
上出 直人
日時
6/25③④⑤
第20~22回
項目
実習
[ADL指導の実際(実践演習1)]
授業内容
提示された模擬患者に対して、ICFによる問題の整理と必要なADL指導の内容について、グループ学習を通して考える。(グループ学習)
担当者
上出 直人
日時
7/2③④⑤
第23~25回
項目
実習
[ADL指導の実際(実践演習2)]
授業内容
ADL動作介助における実技能力向上を目的とした実践的演習を行う。
担当者
上出 直人
日時
7/9③④⑤
第26~30回
項目
実習
[H.C.R.2018]
(東京ビッグサイト)
授業内容
第45回国際福祉機器展見学実習。見学実習を通して、国内外の様々な福祉機器を実際に体験し、さらに福祉機器の動向を学ぶ。
担当者
上出 直人
日時
10/11①②③④⑤

授業内容欄外

 本講義ではグループ実習が含まれます。

到達目標

 起居動作や移乗・移動動作などのADL動作の障害に対する問題解決能力を習得する。

評価基準

 小テスト、レポート(2回)、定期試験、実技試験の課題遂行状況、以上から総合的に評価する。

準備学習等(予習・復習)

・本実習は、日常生活活動学における学習内容を理論的背景として展開していくため、日常生活活動学における講義内容を復習し、よく理解したうえで本実習に臨むこと。
・実習内容について、教科書・参考書における該当箇所があらかじめ明記してあるので、教科書・参考書の該当箇所を読んで予習したうえで講義に臨むこと。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書「PT・OTビジュアルテキストADL 第1版」柴喜崇、下田信明(編集)羊土社
教科書新イラストによる安全な動作介助のてびき 第3版飛松好子(編集)、岩崎洋、吉田由美子,井上美紀(著)医歯薬出版
参考書誰でもわかる動作分析 -私もこれで理解できました-小島正義 著南江堂
教科書
署名
「PT・OTビジュアルテキストADL 第1版」
著者・編者
柴喜崇、下田信明(編集)
発行所
羊土社
教科書
署名
新イラストによる安全な動作介助のてびき 第3版
著者・編者
飛松好子(編集)、岩崎洋、吉田由美子,井上美紀(著)
発行所
医歯薬出版
参考書
署名
誰でもわかる動作分析 -私もこれで理解できました-
著者・編者
小島正義 著
発行所
南江堂

備考・その他

 実習は動きやすい服装で出席してください。