放射化学Radiochemistry
科目責任者佐々木 徹 (※)
担当者佐々木 徹 (※)
科目概要2年 (2単位・必修) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻]

授業の目的

 放射化学は化学的な諸問題を解決するために放射性同位元素を応用する学問の分野である。講義は放射性同位元素の一般的な性質やその取扱法および応用について理解する。

教育内容・教育方法

 放射性同位元素の特徴について詳述し、基礎的な取扱法、分離・精製法について解説する。また、放射性同位元素の利用法としての核医学、分析化学、生化学への応用について講義する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回放射性核種と壊変現象放射性元素の発見、用語の定義について学ぶ。佐々木 徹
4/6②
第2回放射性核種と壊変現象放射性壊変の種類、放射能について学ぶ。佐々木 徹
4/13②
第3回放射性核種と壊変現象放射平衡について学ぶ。佐々木 徹
4/20②
第4回放射性核種と壊変現象放射壊変現象に関する演習を行う。佐々木 徹
4/27②
第5回天然放射性核種存在比、壊変系列、誘導放射性核種について学ぶ。佐々木 徹
5/11②
第6回人工放射性核種(放射性核種の製造)放射性核種の製造、核反応、核反応断面積について学ぶ。佐々木 徹
5/18②
第7回人工放射性核種(放射性核種の製造)ジェネレータの利用と放射化学の核医学への応用について学ぶ。佐々木 徹
5/25②
第8回放射性同位体の化学ホットアトム、同位体交換、同位体効果について学ぶ。佐々木 徹
6/1②
第9回放射性同位体の化学ラジオコロイド、オートラジオグラフィについて学ぶ。佐々木 徹
6/8②
第10回放射性核種の分離・精製法基本事項のおよび共沈法、溶媒抽出法について学ぶ。佐々木 徹
6/15②
第11回放射性核種の分離・精製法イオン交換法、各種クロマトグラフィ法、電気化学的分離法、蒸留法等について学ぶ。佐々木 徹
6/22②
第12回標識化合物の合成標識化合物の純度検定法、保存法について学ぶ。佐々木 徹
6/29②
第13回標識化合物の合成標識化合物の合成法と特徴について学ぶ。佐々木 徹
7/6②
第14回放射性同位元素の利用同位体希釈分析、放射化分析について学ぶ。佐々木 徹
7/13②
第15回放射性同位元素の利用ラジオイムノアッセイ、放射性炭素年代測定について学ぶ。佐々木 徹
7/20②

到達目標

 放射性同位元素の基礎と応用について理解させる。放射化学は診療放射線技師国家試験の受験科目でもあるので出題形式等についても習熟させる。

評価基準

 定期試験の成績、受講態度等により総合的に評価する。

準備学習等(予習・復習)

 周期表を理解することが、放射化学の理解に役立つ。周期表の中の元素記号やその並び方を理解しておく。1年生で履修した放射線物理の中で、放射性同位元素の性質の項目を復習しておくと、放射化学の内容が理解しやすい。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書放射化学改訂第2版花田博之編オーム社
参考書放射線概論 第9版柴田徳思編通商産業研究社