Web Syllabus(講義概要)
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医用工学実習Laboratory in Medical Engineering
科目責任者熊谷 寛 (※)
担当者稻岡 秀検 (※), 有阪 直哉 (※), 小菅 智裕 (※)
科目概要2年 (1単位・必修) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻]

授業の目的

医用工学の講義で説明した電気工学・電子工学の基礎理論を理解することを目標とする。

教育内容・教育方法・フィードバック

グループに分かれ、電気工学と電子工学に関連した実習を行う。実習の内容は基礎的であるが、すべてが関連し、電気工学と電子工学の基礎を体系的に理解できる。

授業内容

項目授業内容担当者日時
1~3回導入実験に関する注意事項(安全管理を含む)、実験装置の取り扱い方、実験結果のまとめ方、実験結果の報告法、抵抗値測定、オシロスコープの動作原理および使用法(トリガ、2ch同時測定、プローブの校正法)を理解する。
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
9/28③④⑤
4~9回キルヒホッフの法則と整流電源を含む回路の電流と電圧を測定し、理論値(キルヒホッフの法則)と比較を行う。
ダイオードの特性測定、半波・全波整流回路の波形観測を行う。さらに交流信号を実際に整流・平滑化し、直流波形へ変換する過程を理解する。
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
10/5③④⑤
10/12③④⑤
10~15回CR回路の周波数特性と
過渡現象
CR回路(積分回路、微分回路)の周波数特性と過渡応答を測定し、理論値との比較を行う。稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
10/19③④⑤
10/26③④⑤
16~18回LCR回路の周波数特性

LCR共振回路の周波数特性を測定し、理論値と比較する。

稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
11/9③④⑤
19~24回演算増幅器反転・非反転増幅器の製作、微積分回路の製作を行う。
これらの回路の周波数特性および入出力特性の測定を行う。
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
11/16③④⑤
11/30③④⑤
25~27回デジタル回路最も基本的な論理回路であるNOT、AND、OR回路の動作をNAND回路を組み合わせて構成し、その動作を理解する。稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
12/7③④⑤
28~30回まとめ全ての実験内容をノートに整理して提出する。
実験やレポートで不十分であった点を補う。
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
12/14③④⑤
1~3回
項目
導入
授業内容
実験に関する注意事項(安全管理を含む)、実験装置の取り扱い方、実験結果のまとめ方、実験結果の報告法、抵抗値測定、オシロスコープの動作原理および使用法(トリガ、2ch同時測定、プローブの校正法)を理解する。
担当者
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
日時
9/28③④⑤
4~9回
項目
キルヒホッフの法則と整流
授業内容
電源を含む回路の電流と電圧を測定し、理論値(キルヒホッフの法則)と比較を行う。
ダイオードの特性測定、半波・全波整流回路の波形観測を行う。さらに交流信号を実際に整流・平滑化し、直流波形へ変換する過程を理解する。
担当者
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
日時
10/5③④⑤
10/12③④⑤
10~15回
項目
CR回路の周波数特性と
過渡現象
授業内容
CR回路(積分回路、微分回路)の周波数特性と過渡応答を測定し、理論値との比較を行う。
担当者
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
日時
10/19③④⑤
10/26③④⑤
16~18回
項目
LCR回路の周波数特性

授業内容
LCR共振回路の周波数特性を測定し、理論値と比較する。

担当者
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
日時
11/9③④⑤
19~24回
項目
演算増幅器
授業内容
反転・非反転増幅器の製作、微積分回路の製作を行う。
これらの回路の周波数特性および入出力特性の測定を行う。
担当者
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
日時
11/16③④⑤
11/30③④⑤
25~27回
項目
デジタル回路
授業内容
最も基本的な論理回路であるNOT、AND、OR回路の動作をNAND回路を組み合わせて構成し、その動作を理解する。
担当者
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
日時
12/7③④⑤
28~30回
項目
まとめ
授業内容
全ての実験内容をノートに整理して提出する。
実験やレポートで不十分であった点を補う。
担当者
稻岡 秀検
小菅 智裕
有阪 直哉
日時
12/14③④⑤

到達目標

1.抵抗やコンデンサ等の素子の特性を電子計測機器により計測することができる。
2.電子計測機器の使用方法を理解し、適切に使用できる。
3.増幅器の特性を計測することで、機器の適切な使用方法を理解する。

評価基準

実験結果、レポート、実習ノートによって総合判定する。

準備学習等(予習・復習)

予習 
本実習は、医用工学の講義と連携して行うので、それぞれの講義内容を理解しておくこと。また実習書に目を通して実習内容の概要を把握しておくこと。

復習
実習終了後に、該当する範囲の医用工学の講義内容を確認すること。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書医用工学実習北里大学医療衛生学部編教員より配布する。
参考書わかりやすい電気基礎増田英二編著コロナ社
参考書医用電気工学日本エム・イー学会監修コロナ社
参考書医用電子工学日本エム・イー学会監修コロナ社
参考書臨床工学技士のための基礎電子工学稲岡秀検,野城真理コロナ社
教科書
署名
医用工学実習
著者・編者
北里大学医療衛生学部編
発行所
教員より配布する。
参考書
署名
わかりやすい電気基礎
著者・編者
増田英二編著
発行所
コロナ社
参考書
署名
医用電気工学
著者・編者
日本エム・イー学会監修
発行所
コロナ社
参考書
署名
医用電子工学
著者・編者
日本エム・イー学会監修
発行所
コロナ社
参考書
署名
臨床工学技士のための基礎電子工学
著者・編者
稲岡秀検,野城真理
発行所
コロナ社

備考・その他

・実習は上記課題を1グループ4~5名に分かれて実施する。